
日本代表FW伊東純也(28)は1日、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選・サウジアラビア戦で1ゴール1アシストの活躍で勝利に大きく貢献。しかし、試合後にサウジアラビアのサポーターから人種差別の攻撃を受けている。
伊東純也はカタールW杯最終予選で累積警告により出場停止となった敵地でのサウジアラビア戦をのぞき、ここまで全試合で先発出場。昨年11月11日に行われたベトナム戦から今月1日開催のサウジアラビア戦まで4試合つづけてゴールをマークするなど、攻撃陣に必要不可欠な戦力となっている。
また、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のKRCヘンクでも、右ウイングを主戦場に今季ここまでリーグ戦23試合中22試合で先発出場して5ゴール10アシストをマーク。昨年11月に一時不振に喘いでいたものの、12月の監督交代以降はリーグ戦で3ゴール5アシストをあげるなど、本来のパフォーマンスを取り戻している。
そんな伊東純也は先月27日に行われた中国戦後にインスタグラムを更新しており、「中国戦勝利!!3戦連続ゴールは自分でもびっくりです。チームの勝ちに貢献できるよう次も頑張ります!!あと3試合みんなの力で勝ちましょう!応援よろしくお願いします!!」とコメントを残している。
この投稿に対しては、サウジアラビア戦のキックオフ直前にアラビア語によるメッセージが数多く寄せられているが、「神がお前の足を怪我させるだろうな」という趣旨のコメントが散見されている。また、サウジアラビアのサポーターと思われるSNSユーザーが中指を立てる絵文字を大量に投稿するなど、誹謗中傷を目的としたコメントも寄せられいてる。
なお、昨年10月8日に敵地で行われたサウジアラビア戦でも、DF吉田麻也(33)が試合後ピッチサイドでフラッシュインタビューに対応する直前、サウジアラビアサポーターから嘲笑されたり、差別的な発言を浴びるなど侮辱行為を受けている。
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