元横浜FMポステコグルー監督「Jリーグクラブの協力が…」日本人選手獲得で感謝伝える
(画像=アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 セルティックは昨年7月に日本代表FW古橋亨梧(27)を獲得したほか、今冬の移籍ウィンドウでは日本代表FW前田大然(24)やMF旗手怜央(24)、MF井手口陽介(25)の日本人3選手を迎え入れている。その中、アンジェ・ポステコグルー監督は移籍交渉に携わったJリーグクラブの関係者に感謝の思いを伝えた。1日、イギリスメディア『デイリービジネス』が伝えている。

 セルティックは2020/21シーズンにリーグ優勝を逃すと、昨年6月に当時明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督を招へい。7月にはヴィッセル神戸から古橋亨梧を獲得すると、古橋亨梧やポルトガル人FWジョタ(22)の活躍もあり、昨年10月以降はスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)で無敗を維持している。

 また、セルティックは昨年12月31日に旗手怜央、前田大然、井手口陽介の獲得を発表。3選手は先月17日開催のスコティッシュ・プレミアシップ第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、前田大然が移籍後初ゴールをマークしたほか、旗手怜央はマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出されている。くわえて旗手怜央は26日の第22節・ハーツ戦で強烈なミドルシュートからゴールを決めるなど、新天地で早くも存在感を発揮している。

 その中、ポステコグルー監督は次々とJリーガーを獲得したことについて「夏のウィンドウでは日本人選手の獲得が難しいと思っていたが、1月のウィンドウは我々が取り組むことが実現可能だと分かっていた」

 「このクラブに関わるみんなが取引を成立させるためにとてもハードワークしていたし、日本のクラブ関係者や代理人の協力が素晴らしかった。彼らをこれだけ早く獲得できて本当にうれしく思っている」と日本人選手獲得に携わったすべての人々に対する感謝の気持ちを言葉にしている。

 そして古橋亨梧ら日本人4選手については「彼らは、私たちがここで築こうとしているものの重要な部分になると思っている。なので我々としては、彼らはこれから長い間ここにいるわけだし、この先数年間で成功できることを願っている」とセルティックにとって必要不可欠な戦力であることを改めて強調した。

 なお、セルティックは2月2日に首位レンジャーズとのダービーマッチを控えているが、レンジャーズとの勝ち点差を「2」まで詰めている。古橋亨梧の負傷離脱は残念なニュースだが、リーグタイトルの行方を左右する大一番で旗手怜央ら日本人選手が活躍することを多くのファンが願っているはずだ。

提供元・Football Tribe Japan

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