
日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選グループBでサウジアラビアやオーストラリアと本大会出場の切符を争っている。その中、イランメディア『ペルシアン・フットボール』は1月30日、日本サッカー協会(JFA)がイラン・イスラム共和国サッカー連盟(FFIRI)に対して、今年6月の対戦打診を行っていたと報じた。
日本代表は最終予選でここまで7試合を消化して、勝ち点15を獲得。首位サウジアラビアから4ポイント差をつけられているほか、W杯本大会自動出場圏外の3位オーストラリアとの勝ち点差は「1」となっている。その中、先月27日の中国戦では2-0と勝利したものの、試合内容に対して周囲からは不安の声が上がっている。
一方、イラン代表は韓国やUAEらとグループAで対戦する中、ここまで6勝1分で首位をキープ。先月27日開催のイラク戦で1-0と勝利し、W杯本大会出場を決めている。
その中、『ペルシアン・フットボール』の報道によると、今年6月のインターナショナルマッチウィーク期間におけるイラン代表との対戦実現にむけて、JFAがFFIRIに対して招待状を送ったとのこと。FFIRIのもとには日本の他に数か国から招待状が届いているが、現時点では日本側に対して正式な回答を行っていないという。
なお、日本代表は今月1日にサウジアラビアと対戦するほか、3月24日には敵地でオーストラリアとの直接対決を控えている。W杯本大会出場権争いが最終節までもつれてもおかしくない中、JFAはW杯出場を見越した動きを見せているようだ。
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