クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=Kenishirotie/stock.adobe.com)

クレジットカードにはさまざまな種類がありますが、「ランク」「国際ブランド」「発行会社」の3つの要素によって大別できます。この記事ではクレジットカードの具体的な種類を解説し、代表的なカードも紹介します。クレジットカードを選ぶ際の参考として、役立ててみてください。

クレジットカードの種類とは?「3つの要素」で分類

クレジットカードにはさまざまな種類がありますが、次の3つの要素を使って分類できます。

  • 要素①:カードのランク
  • 要素②:国際ブランド
  • 要素③:発行会社

「カードのランク」とは、一般的なカードやゴールドカード・プラチナカードなどの上級カードの分類のことです。ランクが高いカードほど付帯する特典内容が多くなり、年会費も高くなります。

「国際ブランド」はVISAやMastercardといった、国際的な決済システムのことを意味します。クレジットカードの申込みのときに、複数の国際ブランドから選択します。

それぞれのブランドは、決裁システムのネットワークを構築しています。たとえばVISAのクレジットカードを持っていると、国内・海外のVISAの加盟店で利用可能です。どの国際ブランドに対応しているかはお店によって異なり、日本ではVISA、Mastercard、JCBなどが主流です。

「発行会社」はクレジットカードを実際に発行する会社のことです。発行会社は主に銀行系・流通系などがあり、それぞれサービス内容に一定の特徴がみられます。

要素①:カードのランク……一般からブラックまで4種類

クレジットカードのランクについて、一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの4種類を見ていきましょう。

一般カード

一般カードは年会費が無料、または2,000円前後が主流です。海外旅行傷害保険などが付帯しているケースがあり、ポイント還元率が1.0%以上のカードもあります。

年会費が安いだけではなく、サービスもひととおり用意されているので、全体的なバランスが取れているクレジットカードと言えます。

ゴールドカード

ゴールドカードは、一般カードよりも付加価値の高い、便利な特典・サービスが付与されているクレジットカードです。

代表的な特典として、空港ラウンジの無料利用サービスが挙げられます。海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険についても、一般カードより最大補償額が高く設定されています。

年会費は5,000円~1万円ほどです。なかには年会費が格安のゴールドカードもありますが、高額のゴールドカードに比べると特典・サービスは限られています。

プラチナカード

プラチナカードは、ゴールドカードのさらにワンランク上のクレジットカードです。特典、優待サービス、保険などがさらに手厚くなりますが、年会費は数万円ほどかかります。

旅行の手配などコンシェルジュサービスが利用できるのも、プラチナカードの特徴です。

ブラックカード

ブラックカードは最高峰のランクのクレジットカードで、アメックス・センチュリオンなどが該当します。

カード会社からの招待制のため、詳細は一般公開されていません。年会費が数十万円と高額ですが、豪華な特典が用意されているようです。

要素②:国際ブランド……VISA、Mastercardを含め世界に7種類

国際ブランドによってカード利用ができる店舗が決まるので、クレジットカードを選ぶ際には重要な要素の1つとなります。

世界で流通している国際ブランドは下記7つです。

  • VISA
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • Discover
  • 銀聯(ぎんれん)

国際ブランドは、一度カードを発行すると変更することができないケースがほとんどです。どうしても変えたい場合は、いったん手元のカードを解約してから再度新規の申込みをしなくてはなりません。

カード番号も変わるので、ショッピングサイトに登録している場合は変更の手続きもすることになります。安易に変えられるものではないので、国際ブランドについてはよく考えて選ぶ必要があります。

国際ブランド1:VISA

VISAは、グローバルでトップのシェアと知名度のある国際ブランドです。

Nilson Reportが2015年に調査した結果によると、VISAのシェア率は56%と高いシェアを誇ります。海外では特に北米エリアに強いと言われています。
出所:Nilson Report

国内・海外ともに非常に多くの店舗で利用できるので、1枚持っておくと便利です。初めてクレジットカードを持つ方にもおすすめの国際ブランドです。

VISAはタッチ決済もあり、対応しているカードを読み取り機にかざすだけで瞬時に支払いが完了します。

Visaのタッチ決済とは?
コンビニエンスストアやスーパーマーケットをはじめ、暮らしのさまざまなシーンで普及が進むタッチ決済。レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカード**をタッチするだけで、サインも暗証番号も不要*。スピーディーにお支払いが完了します。ご利用は、Visaのタッチ決済対応マークのある、全国の、そして世界のVisa加盟店で。世界基準のセキュリティ技術による「安心」も大切な特徴のひとつです。

*一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
**非接触対応のVisaカードには、以下のタッチ決済対応マークが記載されています。

引用:VISA公式サイト

なお、VISAはクレジットカード自体を発行しているのではなく、ライセンスを提供する会社です。

国際ブランド2:Mastercard

Mastercardは、VISAとともに、国内・海外で広く普及している国際ブランドです。VISAと同様、Mastercardもクレジットカードの発行会社ではなく、ライセンスを提供しています。

一般的にMastercardはヨーロッパ、VISAは北米で使える店が多いと言われています。1枚目がVISAであれば、2枚目としてMastercardを選ぶのも良いでしょう。

Mastercardにもコンタクトレス決済があり、VISAのタッチ決済と同様の仕組みです。

Mastercardのコンタクトレス(非接触)決済機能が搭載されているカードやスマートフォンなどのデバイスは、現金に代わるものとして開発されました。
日々の生活にさらなる利便性が期待される今、カードやデバイスがお客様の手を離れることがなく、瞬時に安全にお支払いが完了するMastercardのコンタクトレス決済は最適な決済手段です。

引用:Mastercard公式サイト

国際ブランド3:JCB

国際ブランドの中で唯一、日本で誕生したのがJCBです。日本ではVISAやMastercardとほぼ同じぐらい、利用店舗が多いのが特徴です。

海外ではハワイ・グアム・台湾・韓国など、日本人に人気のエリアでのサポートが充実しています。北米で強いDiscoverと提携したことにより、海外での利便性も向上しています。

なお、JCBはカード発行会社でもありますが、選べる国際ブランドはJCBのみです。

国際ブランド4:American Express

American Expressは、「アメックス」の愛称でもおなじみの国際ブランドで、ゴールドカードを初めて発行した会社でもあります。

旅行やエンターテインメント領域のサポートに強いのも特徴です。American ExpressはJCBと提携しているため、国内のJCBの店舗でも利用できます。

国際ブランド5:Diners Club

世界で初めてクレジットカードを発行した会社がDiners Clubです。American Expressと同様、旅行や娯楽ジャンルでのサポートや特典が充実しています。

ステータス性も高く、会員限定のイベントが開催されることもあります。グルメ関連の特典が多いのもDiners Clubの特徴です。

たとえば「エグゼクティブ ダイニング」は、対象のレストランで複数名のコース料理を予約すると、1人分が無料になります。

国際ブランド6:Discover

Discoverは、アメリカのディスカバー・フィナンシャル・サービシズによる国際ブランドです。1985年に開始されたため、クレジットカードとしての歴史は他より浅いブランドです。

2005年に中国の銀聯カードと提携して国際ブランドとなり、さらに2006年にはJCBとの提携も行いました。国際ブランドとして成長を続け、北米では数多くのカード会員がいます。

一方で日本国内では、Discoverのクレジットカードはまだ発行されていません。

国際ブランド7:銀聯(ぎんれん)

銀聯は中国発の国際ブランドで、近年急速に利用者を増やしています。

中国人民銀行の主導によって作られたもので、中国では銀行口座を作ると同時に銀聯カードが発行される仕組みのため、短期間で莫大な利用者を生み出すことになりました。

中国へ旅行や出張に行くなら、銀聯カードは必須と言える存在です。中国の周辺地域である台湾やシンガポールでも利用できる店が増えています。

日本でも銀聯カードを作る方法があり、中国の銀行に口座を開設する必要はありません。たとえば三菱UFJニコスでは、同社の発行するMUFGカード会員を対象に、UnionPay(銀聯)カードの発行を行っています。

中国渡航に頼れる一枚。中国へのご旅行・ご出張の際にはUnionPay(銀聯)カードを是非お持ちください。
・中国で幅広くご利用いただけるショッピング専用クレジットカードです。
・中国国内の加盟店は、都市部はもとより地方都市もカバー。
・中国渡航を海外アシスタンスサービス窓口「ハローデスク」がサポートいたします。
UnionPay(銀聯)カードの発行はMUFGカードをお持ちの方が対象となります。

引用:三菱UFJニコス

要素③:発行会社……銀行系、流通系など4種類

クレジットカードの発行会社を分類すると、銀行系、信販系、流通系、ネット系の4つになります。ステータス性や特典などにそれぞれ特徴があり、自分に合うカードを選ぶのが大切です。

発行会社1:銀行系

銀行やそのグループ企業が発行するクレジットカードです。たとえば、三井住友カード、三菱UFJニコスなどがあります。

銀行系は発行元の信頼性が高いため、カード自体の信頼性も高いクレジットカードです。銀行系カードはステータス性が高い分、信販系や流通系よりも審査の難易度がやや上がるとされています。

クレジットカードとキャッシュカードが一体型になっているタイプもあり、2枚の機能を1枚で使えるので便利です。提携金融機関を利用する際には手数料が優遇されることもあり、お得さも兼ね備えています。

さらに銀行系カードには、ローンを組む際に信用されやすくなるメリットもあります。遅延なく支払いをしながら数年間利用を続けると、クレジットカード会社からの信頼性が上がります。その結果、住宅ローンや自動車ローンを組みやすくなるのです。

発行会社2:信販系

信販会社は割賦払いやリースを取り扱っている会社で、日本のクレジットカードの黎明期からクレジットカードも手掛けてきました。具体的な信販会社は、JCB、オリコカード、ジャックスカード、ライフカードなどです。

信販系は、老舗が取り扱うカードということもあり、信頼性もその分高いとされています。購入商品の破損や海外旅行での病気やケガを補償する保険など、老舗ならではのレベルの高い特典も用意されています。

発行会社3:流通系

流通系は、スーパー、デパート、量販店などの流通系企業・グループが発行しているクレジットカードです。具体例としては、イオンカード、セブンカード、セゾンカードなどがあります。

流通系カードはもともと主婦や若年層をターゲットにしていたこともあり、ショッピングに有利な特典が付く、ポイントの獲得量が多いといった特徴があります。

銀行系や信販系に比べると比較的作りやすいので、初めてクレジットカードを作る人にも向いています。

発行会社4:ネット系

ネット系とは主に、オンラインショッピングサイトを提供する会社が発行しているクレジットカードです。具体的には楽天カード、PayPayカード、Amazon Mastercardなどが挙げられます。

ネット系クレジットカードの最大の特徴は、自社のサイトでのショッピングに使うとポイント還元率が上がることです。

また同じグループが手掛ける他のサービスの利用でも、ポイント還元や割引などの優待を受けられるケースもあります。

ランクや発行会社ごとの審査難易度と通るためのポイント

クレジットカードを作る際には審査が必要になります。カードの種類ごとに、審査にどのような違いがあるのかを解説します。

ランクごとの審査の難易度

クレジットカードのランクが上がるほど、審査の難易度も上がります。特に、ステータス性の高いプラチナカードやブラックカードは利用可能な額も大きい分、支払い能力があるかなどを厳しく審査されます。初めてクレジットカードを持つ方は、無理をせず一般カードを選ぶのがおすすめです。

なお、ブラックカードの場合は「インビテーション制(招待制)」を設けていることがほとんどです。インビテーション制では、利用者側から申込みをすることができず、カード会社が選んだ方のみ招待されます。

カード会社が、過去の支払い状況や支払い額などをもとに審査を行い、ブラックカードを持つのに相応しい利用者を選び出していると推測されます。

カード発行会社ごとの審査の難易度

カード発行会社は審査基準を公開していませんが、一般的には銀行系がもっとも審査が厳しく、次いで信販系と言われています。銀行系カードは信頼性が高いため、きちんとした方にカードを発行する傾向があります。

これに対して流通系やネット系のカードは、幅広くさまざまな人にカードを使ってもらい、自社にとっての優良顧客になってもらうのが目的です。よって銀行系や信販系に比べると、審査の難易度は比較的低いと言われています。

ただし、あくまで大まかな傾向であり、流通系やネット系なら審査に必ず通るというわけではない点には留意が必要です。

クレジットカードの審査で重視される2つのポイント

クレジットカードの審査で重要なポイントは「属性情報」と「信用情報」です。

「属性情報」とは、たとえば会社員の場合、勤務先の企業規模、勤続年数、役職、年収などです。クレジットカード会社はこれらの情報をもとに、申込者の支払い能力を推定します。仕事関連以外に、家族構成、居住エリア、住居が持ち家か賃貸かなども属性情報です。

「信用情報」とは、借金や返済に関する情報で、具体的にはクレジットカードの利用履歴、カードローンの返済状況などを指します。

信用情報はCICなどの情報機関に登録されており、金融機関は必要な時に参照することができます。

(CICでは)消費者のクレジットおよび消費者ローンに関する信用情報(個人の属性・契約内容・支払状況・残債額など)を加盟会員であるクレジット会社などから収集し、それらクレジット会社からの照会に応じて情報を提供しています。
加盟資格を満たし、且つ厳格な加盟審査を経て入会した加盟会員は、様々な業種で構成されています。

引用:CIC公式サイト

クレジットカードの支払いで遅れたり、借り入れたお金を返済していなかったりといった情報も信用情報として記録されています。

審査に通るか通らないかは、カード会社によって変わる

審査に通過するか落ちるかは、申込者やクレジットカード会社によって変わってきます。審査基準は公開されておらず、カード会社によって違いがあります。

ある会社では現在の支払い能力を重視するのに対し、別の会社では過去の返済実績に重点を置くといったケースもあります。よってA社の審査には通ったのにB社には通らないという可能性もあるのです。

クレジットカードの審査では年収が重要と言われることもありますが、あくまで要素の1つに過ぎません。同じような年収の方でも、審査に通る人と落ちる人がいます。

審査に通るかどうかは気になるポイントですが、事前に把握することはできません。審査は属性情報や信用情報など、多くの要素をもとに判定されるので、年収や勤続年数だけで可否が決まるわけでもないのです。

審査に通過するかわからないと考えこむより、魅力的なカードが見つかったら、まずは申し込んでみるのも1つの手です。

審査でやってはいけないこと

クレジットカードの審査で絶対にやってはいけないことは、虚偽の情報を申告することです。カード会社にはこれまでの申込み情報の蓄積から、情報の確かさを推定するノウハウがあります。

虚偽の情報と判断されると、審査に通過することはほぼありません。年収や勤務先など、すべて真実の情報を入力しましょう。

初心者におすすめのクレジットカード3選!

年会費無料で利用でき、ポイントが貯まりやすいクレジットカードを3つ紹介します。

  • JCB CARD W
  • ライフカード
  • 三井住友カード

この3つは、人気のある定番のクレジットカードで、ポイントの貯まりやすさ・使いやすさにも優れています。

おすすめ1:JCB CARD W

クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=JCB CARD Wより引用)
国際ブランド JCB
年会費 無料
ポイント Oki Dokiポイント
通常ポイント還元率 1.0%
ポイント有効期限 2年間
ポイントの使い道 ・楽天ポイント・Amazonポイント
・nanacoポイント
・WAONポイント
・ANAスカイコインなど
主な付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
※利用付帯
締め日・引き落とし日 公式サイト参照
家族カード 無料
ETCカード 無料
申込条件 18歳~39歳(高校生を除く)

出所:JCB CARD W公式サイト

JCB CARD Wは、39歳以下の方のみが発行できるJCBのカードです。年会費が無料で、ポイント還元率が通常のJCBより高いのが特徴です。

39歳までの入会で、40歳以降も年会費無料!
さらに、家族カード、ETCカード、QUICPay(クイックペイ)TMカードの追加も無料!

引用:JCB CARD W公式サイト

おすすめポイント①:通常のJCBカードよりポイント2倍

JCB CARD Wのポイント還元率は通常1.0%です。他の一般クラスのJCBカードは0.5%であるため、最初から2倍の還元率に設定されています。

コンビニ・スーパー・ドラッグストア・ガソリンスタンド・飲食店など、どこで利用しても1.0%のポイント還元が受けられるのでお得です。

たとえば、1,000円の支払いをしたときに還元率0.5%では5ポイントしかもらえませんが、還元率1.0%だと10ポイント付与されます。年間で数万円・数十万円と利用するケースでは、大きな差になります。

さらに、JCB CARD Wは優待店での利用でポイントが最大20倍以上になる特典もあります。優待店とはJCB ORIGINAL SERIESパートナーの店舗のことです。

優待店とポイント還元率の例をまとめた表が下記です。

チェーン・店舗名 ポイント還元率
モスバーガー(2022年3月31日まで) 10倍
Amazon 4倍
マクドナルド(モバイルオーダー限定・2022年1月31日まで) 20倍
セブンイレブン 3倍
ビックカメラ 2倍
ウエルシア・ハックドラッグ 2倍
ドミノピザ 2倍
成城石井 2倍

出所:JCB ORIGINAL SERIES公式サイト

優待店には、全国展開している有名なチェーンも含まれているので普段から利用している方も多いでしょう。ただし、特典の期間が限定されているものもあるので注意してください。

JCB CARD Wの利用で貯まるOki Dokiポイントは、1ポイント=1円の価値で利用でき、楽天ポイントやnanacoポイントなど他社のポイントに交換することも可能です。

おすすめポイント②:「Oki Doki ランド」利用でポイント還元がアップ

前述した優待店の他に、もう1つ見逃せないのが「Oki Dokiランド」です。Oki DokiランドはJCBが運営するポイント優待サイトで、こちらを経由してショッピングをすることで、通常より多くのポイントを獲得できます。

Oki DokiランドでJCB CARD Wを使って買い物をすると、ポイントが2倍~最大20倍もらえます。Oki Dokiランドに参加している代表的なショップは以下のとおりです。

  • Amazon.co.jp
  • 楽天市場
  • 楽天トラベル
  • Yahoo!ショッピング
  • ヤフオク!
  • ビックカメラ.com
  • ノジマオンライン
  • ショップジャパン
  • エクスペディア
  • 一休.com
  • じゃらん

出所:Oki Dokiランド公式サイト

ポイントを貯める方法は簡単で、Oki Dokiランドにログインしてから、好きなショップを選んでアクセスし、JCBカードで買い物をするだけです。

クレジットカードのポイント分とは別に、Oki Dokiランドのボーナスポイントももらえて、ポイントの二重取りになります。

クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=Oki Dokiランドより引用)

Oki Dokiランドにアクセスせずにショッピングをしてしまうとボーナスポイントがもらえず、後で付与してもらうこともできないので、忘れないように注意しましょう。

おすすめポイント③:不正利用の補償を受けられる

クレジットカードは盗難や紛失で、第三者が勝手に利用してしまうのが心配な方もいるかもしれません。しかしJCB CARD Wは盗難補償が付いているので、万が一の際は届け出をした日から60日前までさかのぼり、それ以降の損害額を補償してもらえます。

またJCBでは不正検知システムを導入しており、24時間365日にわたって不審な利用がないかをチェックしています。

おすすめ2:ライフカード

クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=ライフカードより引用)
国際ブランド VISA、JCB、Mastercard
年会費 無料
ポイント LIFEサンクスポイント
通常ポイント還元率 0.5%
ポイント有効期限 最大5年間
ポイントの使い道 ・dポイント
・Pontaポイント
・楽天ポイント
・ANAマイルなど
主な付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最高2,000万円
・国内旅行傷害保険:最高1,000万円
※ともに利用付帯、別途「ライフカード<旅行傷害保険付き>」もあり
締め日・引き落とし日 公式サイト参照
家族カード 無料
ETCカード 無料
申込条件 日本国内に居住する18歳以上(高校生を除く)で、電話連絡が可能な方

出所:ライフカード公式サイト

年会費無料のクレジットカードの中では、ライフカードも人気がある定番のカードです。通常のポイント還元率は0.5%ですが、期間限定でポイントが増える特典が充実しています。

おすすめポイント①:年会費無料

ライフカードにはゴールドやデポジット型などいくつかの種類がありますが、こちらは年会費無料で利用できるクレジットカードです。

特別な条件を達成しなくてもずっと無料で使えるので、保有コストを気にせずに持っていられます。年に1回も利用しなかったとしても、ペナルティが発生することもありません。

おすすめポイント②:不正利用の補償を受けられる

ライフカードはクレジットカードが第三者に不正利用された場合、利用分の補償を受けることができます。

弊社では、お客様に安心してご利用いただくため、不正検知システムによりカードのご利用状況をモニタリングしております。第三者により不正使用されている可能性が高いと判定した場合には、お取引を保留とさせていただき、お客様にお電話でご利用確認を行う場合や、ショートメッセージサービス(SMS)等をお送りすることがございます。

引用:ライフカード公式サイト

最寄りの警察署への届け出と、ライフカードへの届け出が必要になります。またカードの盗難・紛失の相談は24時間受け付けているので、なくした場合はすぐに電話しましょう。

おすすめポイント③:ポイントがお得に貯まって使いやすい

LIFEサンクスポイントは、通常1,000円ごとに1ポイントが付与されます。入会してから1年間は、1.5倍のポイント付与になるので、スタートダッシュで多くのポイントを獲得できます。また誕生月の利用では通常の3倍になるので、1,000円ごとに3ポイントがもらえます。

これらの特典を活用するために、ライフカードに加入する前からまとまった買い物を計画しておくのも良いでしょう。ただし、誕生月の特典と新規入会の特典の重複利用はできないので注意しましょう。

貯めたポイントはdポイント・Pontaポイント・楽天ポイントなど、使いやすいポイントに交換できるのもメリットです。またポイントをキャッシュバックして利用することも可能です。登録している口座に振り込まれるので、ライフカードの利用代金の引き落としに充当することもできます。

おすすめポイント④:お得な入会キャンペーン

ライフカードは新規入会とカードの利用で、下記のように最大1万円相当のポイントを特典として受け取れるキャンペーンを実施しています。

<特典1:カード入会で1,000円相当の200ポイント>
申込日の翌月末までにカードが発行された場合が対象です。

<特典2:カードショッピングで6,000円相当の1,200ポイント>
入会から3ヵ月後の月末までのショッピングに応じて付与されます。5万円以上(税込)を利用すると600ポイント、さらに5万円以上(税込)の利用で600ポイント、合計1,200ポイントとなります。

<特典3:家族や友達への紹介で3,000円相当の600ポイント>
入会後3ヵ月後の月末までに紹介することで、もれなくポイントがもらえます。

おすすめ3:三井住友カード

クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=三井住友カードより引用)
国際ブランド VISA、Mastercard
年会費 1,375円(税込)
※インターネット入会で初年度無料
※年会費割引特典あり
ポイント Vポイント
通常ポイント還元率 0.5%
ポイント有効期限 2年間
ポイントの使い道 ・キャッシュバック
・Amazonギフト券
・Google Play ギフトコード
・App Store & iTunesギフトカード
主な付帯保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円
※利用付帯
締め日・引き落とし日 公式サイト参照
家族カード ・1人目:初年度無料
・2人目以降:440円(税込)
ETCカード 無料
※1年間に一度も利用がない場合、次年度は550円(税込)
申込条件 満18歳以上の方(高校生は除く)

出所:三井住友カード公式サイト

三井住友カードの年会費は初年度無料で、条件を達成すると次年度も割引または無料になるカードです。なお、初年度無料の適用を受けるにはオンラインで入会することが必要です。

おすすめポイント①:条件達成で年会費が割引・無料に

三井住友カードには、下記3つの年会費割引制度があります。

<特典1:WEB明細の利用で翌年度の年会費が550円(税込)割引>
WEB明細を利用すると550円割引になるので、次年度は825円と格安になります。

<特典2:マイ・ペイすリボの申込み+前年1回以上のリボ払い手数料の支払いで年会費が無料または半額> マイ・ペイすリボはリボ払いの制度で、申込みをしたうえで1回以上利用すると割引の対象になります。

<特典3:前年度のカード利用金額に応じて翌年度年会費無料・半額> 前年のカード利用額が100万円以上300万円未満だと年会費が半額、300万円以上なら年会費が無料になります。

おすすめポイント②:利用金額によってボーナスポイントがもらえる

三井住友カードは、毎月5万円以上利用すると、通常のポイントとは別にボーナスポイントがもらえます。

  • 5万円(税込)以上:50ポイント
  • 10万円(税込)以上:100ポイント
  • 以降5万円(税込)ごと:100ポイント

たとえば、ある月に20万円利用すると、ボーナスを300ポイント獲得できます。利用が多いほど、さらにポイントが貯まりやすくなっています。この特典は特にエントリーは必要ありません。

おすすめポイント③:通常ポイント+0.5%還元あり

三井住友カードは加入者が選んだ3つの店舗については、ポイント還元率が0.5%上乗せされる特典もあります。

対象の店舗を最大3つまで登録していただきご利用いただくと、通常ポイントに加えて、ご利用金額200円(税込)につき0.5%(※)ポイントが還元されます。 ※一部ポイント加算対象とならない店舗および+0.5%還元にならない場合があります。

引用:三井住友カード公式サイト

普段からよく利用するお店を登録するのがおすすめです。対象店舗の例は下記のとおりです。

コンビニ デイリーヤマザキ、ポプラ、セイコーマート
スーパー ライフ、ヤオコー、アピタ、阪急オアシス、イズミ、イズミヤ、平和堂、マルハチ、ピアゴ、コープこうべ、オークワ、ハローズ、スーパーアクシス、フジ、相鉄ローゼン、フレスコ、ワイズマートなど
ドラッグストア マツモトキヨシ、ココカラファイン、クリエイト、トモズ、クスリのアオキ、杏林堂薬局、ヤックスドラッグ、mac、大賀薬局
カフェ・ファストフード すき家、ドトールコーヒー、エクセルシオールカフェ、モスバーガー、スターバックス(カードオンラインチャージ)、プロント、ファーストキッチン、モリバコーヒー

出所:三井住友カード公式サイト

上級ランクでおすすすめのカード2選

豪華な特典が充実している、上級ランクのなかでのおすすめカードを2つ紹介します。

  • 三井住友カード プラチナ
  • スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)

上級ランクおすすめ1:三井住友カード プラチナ

クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=三井住友カードより引用)
国際ブランド VISA、Mastercard
年会費 5万5,000円(税込)
ポイント Vポイント
通常ポイント還元率 1.0%
ポイント有効期限 4年間
ポイントの使い道 ・キャッシュバック
・Amazonギフト券
・Google Play ギフトコード
・App Store & iTunesギフトカード
主な付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円
・国内旅行傷害保険:最高1億円
※ともに自動付帯
締め日・引き落とし日 公式サイト参照
家族カード 無料
ETCカード 無料
申込条件 原則として満30歳以上で、本人に安定収入のある方

出所:三井住友カード プラチナ公式サイト

おすすめポイント①:三井住友カードの最高峰で信頼性・特典ともに抜群

信頼性のあるクレジットカードといえば銀行系のカードで、三井住友カードはその代表格と言えます。中でも最高峰に位置するのが、三井住友カード プラチナです。

提供するサービスの充実度もトップクラスです。旅行、グルメ、独自のプレゼントなどさまざまな豪華な特典を、自身のライフライフスタイルに応じて選択できます。

コンシェルジュサービスもついており、至れり尽くせりのプラチナカードと言えます。

おすすめポイント②:記念日にピッタリなグルメ特典

三井住友カード プラチナには、グルメに関する特典も複数用意されています。

「プラチナグルメクーポン」は、レストランで2名以上のコースを予約すると、1名分が無料になるサービスです。東京・大阪などを中心に、およそ100店舗の一流レストランが対象となっています。

「ダイニング by 招待日和」も、2名以上の利用で1名分が無料になるサービスです。対象店舗数は200以上です(国際ブランドでMastercardを選択した方のみ利用可)。

これらのグルメ特典の活用機会としては、結婚記念日、家族の誕生日、大切な顧客の接待などが挙げられます。一流レストランをお得な料金で利用し、特別な日を演出するのに役立つ特典です。

おすすめポイント③:複数の豪華プレゼントから1つを選べる

三井住友カード プラチナを持っている人は、海外の空港が使える「プライオリティ・パス」の他、次のうち1つを無料でもらうことができます。

  • 暮らしを彩るライフアイテム
  • 上質なビジネスアイテム
  • ギフトカタログ
  • 食の逸品プレゼント
  • セカンドオピニオン手配サービス

おすすめポイント④:VJAギフトカードを年に2回もらえる

三井住友カード プラチナの会員には、VJAギフトカードを年に2回受け取れる特典もあります。6ヵ月間のカードの利用金額の0.5%に相当する金額で、最低2,000円・最高3万円までとなっています。対象となるのは、6ヵ月間で50万円以上のカード利用がある方です。

VJAギフトカードは、下記のようにさまざまな店舗で利用できます。

百貨店 伊勢丹、高島屋、三越、阪急、大丸、西武、小田急、京王、松坂屋、名鉄、阪神、丸井など
スーパー イオン、イトーヨーカ堂、西友、ダイエー、東急ストア、泉、イズミヤ、アピタ、ピアゴ、ベイシア、オークワ、ヨークベニマル、マックスバリュ、フジ、ユニーなど
ショッピングセンター カインズホーム、東急ハンズ、三井アウトレットパーク、ロフト、ららぽーと、ルミネなど
衣料品 ORIHICA、洋服の青山、紳士服のコナカ、SUIT SELECT、メンズプラザアオキなど
家電 ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、ソフマップなど

出所:三井住友カード公式サイト

上級ランクおすすめ2:スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGアメックス)

クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=アメリカンエキスプレスより引用)
国際ブランド American Express
年会費 3万4,100円(税込)
ポイント Marriott Bonvoyポイント
通常ポイント還元率 3.0%
ポイント有効期限 2年間
ポイントの使い道 ・航空各社のマイル
・宿泊・宿泊
・ギフトカード
主な付帯保険 ・海外旅行傷害保険:最高1億円
※自動付帯
・国内旅行傷害保険:最高5,000万円
※利用付帯
締め日・引き落とし日 公式サイト参照
家族カード 1万7,050円(税込)
ETCカード 年会費無料、新規発行手数料935円(税込)
申込条件 非公開

出所:アメリカンエキスプレス公式サイト

「SPGアメックス」は海外のホテルによく宿泊する方におすすめのカードです。100円の利用ごとにMarriott Bonvoyポイントが3ポイント貯まり、旅行代金や宿泊料金の支払い、ギフトカードとの交換などに利用できます。

おすすめポイント①:無料宿泊特典

カードの利用を継続する(年会費を支払う)ごとに、一泊一室分(2人まで)の無料宿泊特典がプレゼントされます。世界各国のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用でき、交換レートは1泊5万ポイント相当です。

特典を入手できるのは入会してから2年目以降にはなりますが、この特典だけでも年会費の元が十分に取れます。

3年目以降も毎年受け取れるので、高級ホテルに宿泊したい方にお得な内容となっています。

おすすめポイント②:Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格が無料で付帯

SPGアメックスに入会すると、Marriott Bonvoyゴールドエリート会員の資格が自動的に取得できます。通常では年間25泊以上の宿泊を達成しなくてはならないので、カード入会だけで資格を得られるのはお得です。

ゴールドエリート会員資格があると、対象のホテルで下記のような特典を利用できます。

  • ホテル利用による獲得ポイント数が25%アップ
  • レイトチェックアウト(14:00まで)
  • 空室状況により、部屋のグレードアップ
  • プレミアムWi-Fiの無料利用
  • ゴールドウェルカムギフトポイント(250~500ポイント)

Marriott Bonvoyの対象ホテルは世界中にあり、日本国内だけでも70以上のホテルが対象になっています。「ザ・リッツカールトン」「ウェスティン」「マリオット」など一流ホテルで特典が利用できます。

おすすめポイント③:対象レストラン・バーの利用料金が15%オフ

SPGアメックスを提示することで、Marriott Bonvoyのレストラン+バー特典参加ホテル内のレストランおよびバーの飲食代金が15%割引されます。

たとえば2万円の飲食代について、SPGアメックスを使えば1万7,000円になります。対象の施設数は、アジア太平洋地域に2,800以上あります。

おすすめポイント④:Marriott Bonvoyプラチナエリート会員資格も狙える

Marriott Bonvoyにはゴールドエリートの上にさらにプラチナエリートのランクもあります。

プラチナエリート会員の特典の例は下記のとおりです。

  • 滞在ごとに50%のポイントを獲得
  • 宿泊日数50泊以上の会員へのスペシャル特典
  • 16:00までのレイトチェックアウト
  • ラウンジの利用
  • プレミアムWi-Fi
  • 完全予約保証
  • 客室のアップグレード
  • 選べるウェルカムギフト
  • 会員限定料金

プラチナエリート会員の資格を得るには50泊以上の実績が必要ですが、SPGアメックスに入会・継続すると、5泊分の宿泊実績がもらえます。SPGアメックスを活用してホテルの宿泊を繰り返していけば、プラチナエリート会員の資格も狙えます。

クレジットカードを比較する際の4つのポイントとは?

クレジットカードを比較するときのポイントは下記の4つです。

  • 年会費
  • カード発行会社
  • ポイント還元率
  • 付加価値

ポイント1:年会費で比較

クレジットカードの比較でまずチェックすべきなのが年会費です。クレジットカードを1年間保有・利用するための料金であり、コストととらえることができます。

初めてカードを作る人は年会費の高額なカードの審査に通るのは非常に難しいので、年会費無料または安いカードを選ぶのがおすすめです。

また普段のショッピングで使えれば十分という方も、旅行や食事などでそれほど多くの特典を使うことはないため、年会費の安い一般カードが最適です。

もっと特典が欲しくなったら、ゴールドなど上のランクのカードに切り替えることもできます。

ポイント2:カード発行会社で比較

カード発行会社は大企業から中小企業まで、日本に多数存在します。どの発行会社でも、クレジットカード自体の機能は同じで、一括払い・リボ払い・分割払いなどが利用できます。

クレジットカードを利用できるお店は国際ブランドで分かれるので、発行会社によって使える店が異なるということはありません。

特徴として、大企業のほうがセキュリティ面に力を入れており、トラブル時の対応も万全です。安全にカードを利用したい方、不正利用が心配な方は、大手のカード発行会社を選ぶのが良いでしょう。一方で中小のカード発行会社も、ポイント還元率や優待割引など独自の強みも持っています。

サービス内容を総合的に考慮して選びましょう。

ポイント3:ポイント還元率で比較

ほとんどのクレジットカードには、ポイントプログラムがあり、利用額に応じてポイントが還元されます。クレジットカードのお得度を判断するには、年会費に加えてポイント還元率も重要な要素です。

たとえば還元率0.5%のカードは200円ごとに1円相当のポイント、1.0%のカードは100円ごとに1円相当のポイントが付与されます。小さな差に見えますが、長期間利用すると大きな差になります。

お得にカードを利用したい方は、ポイント還元率の高いカードを選ぶのが原則です。ただしクレジットカードによっては、特定の店舗限定でポイント還元率が高くなったり、誕生月は還元率がアップしたりすることもあります。

通常のポイント還元率に加えて、クレジットカード独自のポイントアップの特典があるかも確認しましょう。さらにポイントは使いやすさも重要なので、ポイント交換の選択肢が豊富かなど使い道についても要チェックです。

ポイント4:付加価値で比較

クレジットカードにはさまざまな特典が付帯しており、付加価値は異なります。具体例を挙げると下記のとおりです。

海外旅行傷害保険 旅行先で起きた事故や病気の治療費、設備を壊してしまった場合の弁償費用などをカバー
空港ラウンジ 1回あたり1,000円前後かかるラウンジ利用料が無料になる
プライオリティ・パスの無料発行 国内・海外にある1,300ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる
コンシェルジュサービス レストランの予約、チケットの入手、航空券の手配などを依頼できるサービス
ダイニング特典 レストランのコース料理を2人以上で予約すると、1人分が無料になる
特殊素材 カードがチタン、カーボンなど特殊な素材で構成され、重厚感・プレミアム感がある

クレジットカードの付加価値は旅行に関連するものがたくさんあります。海外旅行や出張に出かける機会が多い人ほど、付加価値を活用しやすいでしょう。

クレジットカードの選び方をケース別に解説

次の3つのケース別に、クレジットカードの選び方を解説します。

  • 初めてカードを作る人
  • 主に国内でカードを利用する人
  • 海外旅行に行くことが多い人

ケース1:クレジットカードを初めて持つ人

クレジットカードを持つのが初めての場合、特典と年会費のバランスが良い一般カードがおすすめです。国際ブランドは国内・海外ともに強いVISAまたはMastercardを選びましょう。

ケース2:国内だけで利用する

国内だけで利用するなら、海外旅行などに関する特典よりも、ショッピングや国内旅行に関する特典が充実しているカードがおすすめです。

ケース3:海外旅行に行く機会が多い

海外旅行や海外出張が多い方は、クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険の内容を重視して選びましょう。病気やケガになったときに手厚い補償を受けられるカードを選ぶのがコツです。

【初心者向け】クレジットカード選びの5つのコツ

ここからはクレジットカードを持つのが初めての方に向けて、適切なカードを選ぶためのコツを解説します。具体的なチェックポイントは下記の5つです。

  • 普段からよく利用するお店でポイントが貯まりやすく使いやすいか
  • サービスや特典を利用するのに、年会費を支払う価値があるか
  • 出張や旅行で飛行機を利用する機会が多いか
  • カード発行を急ぐ必要があるか
  • 入会キャンペーンはお得なのか

コツ1:普段からよく利用するお店でポイントが貯まりやすく使いやすいか

クレジットカードを普段の買い物などで頻繁に使うなら、ポイント還元率の高いカードを選びましょう。ポイント還元率は0.5~1.0%が相場で、通常の還元率が1.0%以上のカードが高還元率と言えます。

通常の還元率が高いカードの他に、特定の店舗での還元率が高くなるカードも要注目です。たとえばイオンカードセレクトは、イオングループ対象店舗で利用すると、WAON POINTがいつでも2倍です。毎月20・30日に開催される「お客さま感謝デー」では、買い物代金が5%割引になる特典もあります。

クレジットカードにはどんな種類がある? ランク・国際ブランドなどについて解説
(画像=イオンカードセレクトより引用)

Amazon Mastercardは、Amazon.co.jpでの利用分のポイント還元率が2倍の2.0%になります。普段からAmazonでよく注文する方にとっては魅力的な特典でしょう。

またポイントは貯まりやすさに加えて使いやすさも重要です。日頃から利用するお店でポイントを消費できるのかも、あわせて確認しておきましょう。

コツ2:サービスや特典を利用するのに、年会費を支払う価値があるか

特典が充実している代わりに、年会費も相応に高いクレジットカードもたくさんあります。とくにゴールドカードやプラチナカードなどの上級カードは年会費も高額です。

クレジットカードの特典は魅力的に見えますが、自分が本当にその特典やサービスを利用する機会があるのか、年会費に見合っているのかを判断しましょう。せっかく付帯している特典も、使う機会が少なければ、ただ年会費を浪費することになってしまいます。

たとえば、飛行機に乗るのが年に1回ほどなら、プライオリティ・パスは不要です。

初心者の方はなかなか判断が難しいこともあるので、最初の1枚は年会費無料のクレジットカードを選ぶのがおすすめです。最近は年会費無料でも、付帯保険がしっかりしているクレジットカードもあります。またJCB CARD Wのように、年会費無料かつポイント還元率が1.0%以上のクレジットカードもあります。

クレジットカードの利用に慣れてきたら、特典が充実しているカードを検討するのも良いでしょう。

コツ3:出張や旅行で飛行機を利用する機会が多いか

出張や旅行に出かける機会の多い方は、以下のような特徴をもつカードがおすすめです。

  • 旅行傷害保険が自動付帯される
  • 空港ラウンジを無料で利用できる
  • プライオリティ・パスが無料で付く
  • マイルが貯まりやすい

旅行傷害保険は「自動付帯」と「利用付帯」があり、自動付帯ならカードを持っているだけで自動的に保険適用となります。利用付帯の場合、航空券や宿泊料金の支払いなどにカードを利用しないと適用されません。

コツ4:カード発行を急ぐ必要があるか

カードを使う予定の日まで日数がない方の場合、すぐにカードを発行してもらえる会社がおすすめです。

三井住友カード(NL) 最短5分で即時発行(受付時間は9:00~19:00)
エポスカード 最短で申込みをした当日にマルイ店舗のエポスカードセンターで受け取り可能
イオンカードセレクト 最短30分審査で、申込みをした当日に店舗で受け取れる

出所:三井住友カードエポスカードイオンカード

上記のカードはいずれも申込みをした日にカードをすぐ利用することができます。ただし、あくまで最短の場合であり、審査に時間がかかる可能性もあります。また審査でNGが出た場合は、当然カードを発行してもらえません。

コツ5:入会キャンペーンはお得なのか

クレジットカードは入会キャンペーンを頻繁に開催しています。数千円相当のポイントがもらえるキャンペーンもあるので、上手に活用するとお得です。ただしポイントを受け取るためには条件が設けられていることもあります。

たとえば、入会から3ヵ月以内に5万円以上を利用すること、リボ払い設定をするといったことが挙げられます。

申込みをする前に、キャンペーンの適用条件を達成できるのかを判断しましょう。また条件を達成するために無駄遣いをしてしまうのは本末転倒です。自分が無理なく達成できる条件のキャンペーンを選びましょう。

16桁の番号でカードの種類を見分けることができる

クレジットカード券面に記載されている4桁ずつ4個、合計16個の番号にはそれぞれ意味があります。

1桁目は発行会社の産業分類

クレジットカード番号の1桁目の数字は「主要産業識別子」と呼ばれています。たとえば、VISAは4、Mastercardは5が割り振られています。

カード番号の左から6桁は「発行者識別番号」というもので、発行したクレジットカード会社や国際ブランドが分かります。一例を挙げると、3584-03は楽天カードのJCB、4297-69は楽天カードのVISAとなります。

ネットショッピングで使うとき、利用者はクレジットカード番号を入力することはあっても、クレジットカードの発行会社や国際ブランドを入力することはほとんどありません。

しかしショップ側は、クレジットカード番号から発行会社や国際ブランドが分かる仕組みになっているということです。

7桁目以降は会員個別番号となっている

7桁目から末尾まではそれぞれの会員に割り当てられる番号で、会員個人を特定するための独自情報です。また、カードの最後の番号は「チェックデジット」と呼ばれています。チェックデジットはクレジットカード番号が正しい数字なのかを判定するための番号です。

このようにクレジットカード番号は、すべてのカードに付与されるもので、カード会社が会員の識別・管理のために利用しています。特殊なアルゴリズムに基づいて番号を生成しているので、番号を1つ打ち間違えても、他人のカード番号になる可能性はかなり低いと言われています。

裏面に記載されている番号が持つ重要な意味とは?

クレジットカードの裏面には「セキュリティコード」と呼ばれる、3桁または4桁の番号が記載されています。ネットショッピングの際に、クレジットカード番号とともに入力を求められることが多い番号です。

セキュリティコードは、ICチップや磁気ストライプには記録されていません。よってクレジットカードの情報がスキミングされた場合でも、ショップ側でセキュリティコードの入力を求めることで、不正利用を防止することが可能です。

ただし、セキュリティコードを他人に教えたりSNSで画像をアップしたりすると、不正利用につながってしまいます。画像などで保存することも危険なため止めておきましょう。

カード券面の記載情報は「ナンバーレス」が最近のトレンド?

ここ数年、カード券面の記載情報を減らすトレンドが見られます。具体的にはカード番号、氏名、有効期限などを表示しない、「ナンバーレス」と呼ばれるカードです。

記載場所を表面から裏面に変更したカードの他に、裏面にも記載しない完全にナンバーレスなカードも誕生しました。

ナンバーレスカードの具体例は、三井住友カード(NL)、エポスカード、VIASOカード、セゾンカードデジタルなどです。

ナンバーレスカードが増えている要因は、不正利用への対策です。キャッシュレス決済の利用が増えるにつれて、第三者が勝手に不正利用をするリスクも高まっています。カードの重要な情報を券面に表示しないことで、他人が勝手に情報を盗み見て利用することを防止し、セキュリティを高めているのです。

三井住友カード(NL)は、カード番号などが印字されていないナンバーレスとなっています。カード番号・有効期限などのカード情報は、スマートフォンでVpassアプリをダウンロードしていただければ、簡単・安全にご確認いただけます。

引用:三井住友カード公式サイト

カード種類の変更ができる場合とできない場合

カード種類を変更する際には、変更内容によってできる場合とできない場合があります。変更内容ごとの可否は、以下のとおりです。

  • 同じランクのカードへの変更:可能
  • ランクのアップグレード:可能(審査あり)
  • 国際ブランドの変更:不可

デビットカードやプリペイドカードとクレジットカードの違い

キャッシュレスで支払える手段として、クレジットカードの他にデビットカードやプリペイドカードもあります。

クレジットカードが後払い式であるのに対し、デビットカードやプリペイドカードはその場で支払うまたは事前に支払う形式であるのが大きな違いです。

デビットカードは銀行口座と連携し、決済をすると瞬時に口座から利用代金が引き落としされます。プリペイドカードは、あらかじめ残高をチャージしておき、その範囲内で利用する仕組みです。

デビットカードやプリペイドカードにも国際ブランド付きのカードがあり、クレジットカードと同様に、それぞれの国際ブランドの加盟店で利用できます。

カードによっては、利用に応じてポイント還元を受けられる仕組みもあります。

クレジットカードとキャッシングの違いとは?

クレジットカードと、カードローンなどのキャッシングを似たようなものと考える人もいますが、まったく別の仕組みです。ショッピング機能とキャッシング機能の2つの視点から解説します。

ショッピング機能

クレジットカードにはショッピング機能があり、カードを提示することで、現金がなくても買い物ができます。店舗に対してカード会社がいったん利用代金の肩代わりをして、後日利用者に請求する流れです。

一方でカードローンには、ショッピング機能はありません。

キャッシング機能

キャッシングとは、コンビニや金融機関のATMなどで現金を借りられる機能のことです。ショッピング機能とは違い、直接現金を引き出す仕組みです。

カードローンにも入会審査があり、審査で認められた方にカードが発行され、キャッシングが利用できるようになります。キャッシングで借りた現金は、定められた支払日に利息を付けて返済することになります。

なお、クレジットカードにもキャッシング機能を付けることが可能です。ただし、別途審査を受けることになるので場合によっては利用できないこともあります。

クレジットカードに関するよくある質問

クレジットカードの申込みなどについて、よくある質問と回答を紹介します。

Q.クレジットカードは何歳から発行できますか?

一般的には18歳からクレジットカードの申込みができますが、高校生は原則対象外です。一部のカードは20歳からなどに限られていることもあるので、申込条件を確認しましょう。

Q.クレジットカードの申し込みに必要なものは何ですか?

運転免許証などの身分証明書、引き落としに使う口座の通帳やキャッシュカードの情報が必要となります。

Q.クレジットカードの利用には手数料がかかりますか?

通常の一括払いであれば手数料はかかりません。分割払い、リボ払い、ボーナス一括払いなどの場合は手数料が発生します。

リボ払いに設定していても、一定の金額までなら一括払いの扱いとなり、手数料なしにすることもできます。

Q.クレジットカードとキャッシングの違いは?

クレジットカードにはショッピング機能があり、現金がなくても買い物ができます。利用代金は定められた日に、金融機関の口座から引き落とされる仕組みです。支払い方法として、一括払い、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払いなどを選択できます。

これに対してキャッシングとは現金を直接借りるサービスで、ATMで引き出すことになります。キャッシングの返済については、借りた金額によって定められた最低返済額以上の金額を返済すれば良いので、そのときの経済事情に合わせた金額での返済ができます。

カードローンにはショッピング機能がなく、キャッシング機能のみです。クレジットカードはショッピング機能に加え、必要であればキャッシング機能を付けることもできます。キャッシングを利用するにはカードローンと同様、審査を受ける必要があります。

Q.自分に合うクレジットカードを選ぶ方法は?

自分に適したクレジットカードを選ぶときには、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 普段からよく利用するお店でポイントが貯まりやすく使いやすいか
  • サービスや特典を利用するのに、年会費を支払う価値があるか
  • 出張や旅行で飛行機を利用する機会が多いか
  • カード発行を急ぐ必要があるか
  • 入会キャンペーンはお得なのか

クレジットカードの特性をして自分に合ったものを選ぼう

クレジットカードの種類を分ける方法として、カードランク、国際ブランド、カード発行会社の3つの要素があります。

カードランクについて、一般カードは年会費無料のものも多くコスパに優れているのに対し、ゴールドカードやプラチナカードなどの上級カードは年会費が有料ながら特典が充実しています。

国際ブランドはVISAやMastercardなど決済のネットワークのことで、クレジットカードに付いたブランドの加盟店で利用できます。

クレジットカードの発行会社は主に、銀行系、信販系、流通系、ネット系の4種類です。審査の通りやすさや利用シーンに応じた特性があります。

カードの種類によって、ポイント還元率、特典内容、信頼性・ステータス性などがそれぞれ違うので、自分が何を重視するかを考慮してカードを選びましょう。

関連記事
【目的別】おすすめのクレジットカードおすすめ8選と失敗しない選び方を解説
【高還元率】クレジットカード8選!選び方や各カードの特徴を徹底解説
マスターカードの魅力は?おすすめ5選と選び方を徹底解説
20代におすすめクレジットカード7選!20代限定のメリットも紹介
イオンカードのメリット・デメリットは?その評判や特徴とあわせて解説