トッズグループは1月25日、2021年通期決算を発表した。2021年度の連結売上高は8億8380万ユーロ(1136億8717万円)で、前年比38.7%増と大きく予想額を上回る結果となった。パンデミック前の2019年の通期売上高には、3.5%及ばなかったが、第4四半期単体での売上高は2億6120万ユーロ(335億9933万円)で前年同期比41.6%増、前々年同期比9.6%増とパンデミック前の水準に向けて回復を見せている。また、今年度は2019年と比較して、Eコマースチャネルでの売上が3桁の成長を見せた。

部門別で見ると、シューズ部門の売上高が7億320万ユーロ(904億5577万円、前年同期比35.5%増)、レザーグッズ&アクセサリー部門が1億2010万ユーロ(154億4905万円、前年同期比63.6%増)、アパレル部門が5950万ユーロ(76億5333万円、前年同期比34.5%増)、その他が110万ユーロ(1億4149万円)だった。

*1ユーロ=128円換算(1月27日時点)

文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO

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