「モンクレール(MONCLER)」は1月25日、2023年秋冬コレクションをもって毛皮を使用したアイテムの販売を終了すると発表した。それに伴い、第2弾となる「モンクレール ボーン トゥ プロテクト(Moncler Born to Protect)」コレクションを発表した。同コレクションは、「プロテクト=守る・保護する」ために生まれたブランドである「モンクレール」の精神を更に推進することを目的としており、地球全体の保護に向けて今回のファーフリーポリシーにも乗り出した。
同コレクションの第1弾ではダウンジャケットのみの展開だったが、今回の第2弾では、地球環境に影響の少ない素材で作られたジャケットに加え、メンズ・レディース・キッズのアパレルやアクセサリーを幅広く展開する。生地やその他の材料には、リサイクルナイロンとポリエステル、オーガニックコットン、および特定の持続可能性基準に従って調達されたウールやダウンなどが使用される。また、全てのパッケージにも環境に影響の少ない素材が使用され、ショッピングバッグとギフトボックスは再生紙と管理された森林から調達された紙で作られ、持ち手は有機綿で作られる。ガーメントカバーにはリサイクルされたペットボトルが使用される。
「モンクレール」は今後、すべてのコレクションで毛皮の使用を段階的に廃止、2022年度内には毛皮の調達を停止、そして2023年秋冬のコレクションを最後に毛皮の使用を完全に終了する。
文・西岡愛華/提供元・SEVENTIE TWO
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