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そもそも「むくみ」はなぜ起きるのか?
山を登っているときにむくみが起こる原因とは?

山を登っているときに、体のむくみに悩まされた……という人は少なくありません。ふくらはぎがパンパンにはったり、ジャストサイズだった登山靴が急にきつくなったりなど、登山中に体のむくみを感じるのは女性に多いようです。そこで、ここでは山でのむくみの原因を探るとともに、山でできるむくみ解消法・自宅で行いたいむくみケア・むくみを改善できる飲み物&食べ物などをご紹介します!

そもそも「むくみ」はなぜ起きるのか?

山でむくみが出るのはなぜ?〜むくみの原因・対処法5つのポイント〜
(画像=引用:pixabay.com、『マウンテンシティ』より引用)

むくみとは、静脈を流れる血液や、老廃物を運ぶ役目をするリンパ液などの「水分」が、何かしらの原因で滞っている状態です。通常は、さらさらと流れる「水分」が全身や一部で留まってしまうので、むくみとなって表れます。特に、手・足・顔・まぶたなどはむくみやすい場所です。局所的なむくみは時間が経てば治ることが多いのですが、全身がむくんでいる状態が続いている場合は、心臓・腎臓・肝臓などの病気が原因のこともあるので注意してください。

山を登っているときにむくみが起こる原因とは?

山でむくみが出るのはなぜ?〜むくみの原因・対処法5つのポイント〜
(画像=引用:pixabay.com、『マウンテンシティ』より引用)

夜お酒を飲み過ぎたり、塩分の強い食事を食べ過ぎたりすると、翌朝顔がむくんでパンパンになっていることがあります。また、朝から夜までずっと座り続けていると足がむくんでしまうこともあるでしょう。けれども、どうして登山をするとむくみが出るのでしょうか。原因としては以下のことが考えられます。
1.トイレに行く回数が減るので、余分な水分を排泄できない
2. 第2の心臓といわれているふくらはぎの筋肉が硬くなり、血液やリンパ液を送り流すポンプ機能が衰え、余分な水分が足に滞ってしまう
3. 登山用のタイツやスパッツ、肩に担ぐザックなどで体を締め付ける状態が続き、血液やリンパ液の流れが悪くなる

以上のことが重なって、登山時にむくみが現れるといわれています。特に、女性は男性よりも皮下脂肪が多く水分を溜め込みやすいのです。また、皮下脂肪が多いと一度体が冷えると温まりにくく、水分を外に出す力も弱くなってしまいます。山ガールで「むくみに困っている!」という人が多いのは、女性特有の体質がかかわっているからなのです。