スズキは「KATANA」のマイナーチェンジモデルを2022年2月25日(金)に発売する。新しいKATANAは平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応しているほか、「電子制御システムS.I.R.S」が搭載され、ライドモードセレクター・トラクションコントロールシステム・双方向クイックシフターなど、機能面でもアップデートが図られている。

カラーはミスティックシルバーメタリックと、マットステラブルーメタリックの2色が設定され、価格は160万6000円(税込み)となっている。

目次

  1. 特徴的なデザインと高い走行性能を融合させた大型ロードスポーツバイクKATANA(カタナ)をマイナーチェンジして発売
    1. 主な変更点
    2. 「KATANA」の主な特長

特徴的なデザインと高い走行性能を融合させた大型ロードスポーツバイクKATANA(カタナ)をマイナーチェンジして発売

KATANAがマイナーチェンジ!新しいモデルには電子制御S.I.R.Sが搭載!
(画像=ミスティックシルバーメタリック(BCX)、『Moto Megane』より引用)

スズキ株式会社は、日本刀をイメージした前衛的なデザインと走行性能を融合させた大型ロードスポーツバイク「KATANA(カタナ)」をマイナーチェンジして2月25日より発売する。

「KATANA」は、燃料タンクから車体先端まで、研ぎ澄まされた刀のようにシャープで流れるようなラインをあしらったデザインを採用。角形のLEDヘッドランプや、刀の切先をイメージした造形の車体先端下部に装着されたLEDポジションランプにより、「GSX1100S KATANA」に着想を得た特徴的な顔つきに仕上げた。また、スズキ初となるターンシグナル付スイングアームマウントリヤフェンダーを採用し、車体後部のシート下をすっきりとさせた外観となっている。

主な変更点

KATANAがマイナーチェンジ!新しいモデルには電子制御S.I.R.Sが搭載!
(画像=マットステラブルーメタリック (YUA)、『Moto Megane』より引用)

・電子制御スロットルシステムの採用や吸排気の機構変更により、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応しながら、最高出力の向上を実現。
・電子制御システムS.I.R.S.※1(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)を新たに搭載。より扱いやすさとスポーティーなライディングを両立。新搭載の電子制御システムS.I.R.S.には、出力特性を3つのモードから選択できるSDMS(スズキドライブモードセレクター)や、選択幅を広げ5段階から選択可能となったSTCS(スズキトラクションコントロールシステム)※2、クラッチレバーを操作しなくてもシフトアップ/ダウンできる双方向クイックシフトシステムなどを採用。
※1 S.I.R.S (スズキ・インテリジェント・ライド・システム)はスズキの電子制御システムの総称です。
※2 トラクションコントロールは、あらゆる条件下で後輪のスリップ(スピン)を完全に制御したり転倒を防止するものではない。

「KATANA」の主な特長

KATANAがマイナーチェンジ!新しいモデルには電子制御S.I.R.Sが搭載!
(画像=ミスティックシルバーメタリック (BCX)、『Moto Megane』より引用)
KATANAがマイナーチェンジ!新しいモデルには電子制御S.I.R.Sが搭載!
(画像=マットステラブルーメタリック (YUA)、『Moto Megane』より引用)

ひと目で「KATANA」とわかるデザイン

・燃料タンクから車体先端まで、シャープで流れるようなラインをあしらったデザインを採用。
・「GSX1100S KATANA」をイメージした角形のLEDヘッドランプを採用。
・刀の切先をイメージした造形の車体先端下部にLEDポジションランプを装着。
・マフラーは短く、コンパクトなデザインと黒色塗装により、引き締まった外観を強調。
・LEDリヤコンビネーションランプと、リヤターンシグナルを備えたナンバープレート取付部が一体となった、ターンシグナル付スイングアームマウントリヤフェンダーを採用。

高い基本性能と扱いやすさを両立する装備

・「GSX‐R1000」のエンジンをベースとした水冷直列4気筒998cm3エンジンは、低回転域での力強いトルクと高回転域でのパワフルなエンジン特性とした。
・スズキアシストクラッチシステムを搭載し、加速時にはアシスト機能としてクラッチの圧着力を強め、シフトダウン時にはスリッパー機能によりバックトルクを低減し、快適なシフトフィーリングを実現。
・軽量で剛性の高いアルミフレームとアルミスイングアームを採用。
・フロントブレーキには、強力な制動力を発揮するブレンボ製ラジアルマウントモノブロックキャリパーを装備。ABS※3ユニットには軽量、コンパクトなボッシュ製を採用。
・スタータースイッチを押し続けることなくワンプッシュするだけで、スターターモーターを回転させてエンジンを始動する「スズキイージースタートシステム」を採用。また、ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動可能となっている。
・発進時や低回転走行時に、エンジン回転数、ギヤポジション、スロットル開度、クラッチスイッチの情報を用いて、エンジン回転数の落ち込みを抑制する「ローRPMアシスト機能」を搭載。
・豊富な情報をライダーに提供する、軽量コンパクトなフル液晶ディスプレイ多機能インストルメントパネルを採用。液晶ディスプレイにはアンバーのバックライトを採用。文字は周囲が暗い場所ではアンバー、明るい場所では白く見えることで昼夜を問わず良好な視認性を実現。

※3 ライダーからの入力圧以上の増圧補助は行わない。
路面状況(濡れた路面や悪路等)によっては、ABSを装着していない車両よりも制動距離が長くなる場合がある。また、コーナリング中のブレーキングによる車輪の横滑りはコントロールすることができない。

商品名:KATANA(GSX-S1000SRQM2)
メーカー希望小売価格(消費税10%込):1,606,000円(消費税抜き1,460,000円)
発売日:2022年2月25日
※価格(リサイクル費用を含む)には、保険料、税金(消費税を除く)、登録等に伴う費用は含まれない。

車体色2色:ミスティックシルバーメタリック(BCX)、マットステラブルーメタリック(YUA)

KATANAがマイナーチェンジ!新しいモデルには電子制御S.I.R.Sが搭載!
(画像=『Moto Megane』より引用)

※平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応
※1:装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります
※2:燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。実際の燃費は、使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
※3:定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※4:WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
※5:エンジン出力表示は、「ps/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。( )内は、旧単位での参考値です。

リリース提供元:株式会社スズキ二輪

提供元・Moto Megane

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