
セルティックに所属する日本代表MF旗手怜央(24)は29日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第23節・ダンディー・ユナイテッド戦で先発出場した。その中、この一戦でデビューしたU17スコットランド代表MFベン・ドーク(16)に注目が集まっている。
旗手怜央は昨年12月31日に明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからセルティックへの完全移籍が正式決定。今月17日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、早速マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。そして26日の第22節・ハーツ戦では強烈なミドルシュートからゴールを決めるなど、新天地で早くも存在感を発揮している。
そんな旗手怜央はダンディー・ユナイテッド戦でも先発出場し、68分までプレー。セルティックは1-0で勝利しているが、16歳79日のベン・ドークが旗手怜央とスコットランド代表DFアンソニー・ラルストン(23)が途中交代したタイミングでピッチに立つと、右サイドバックのポジションで本来のパフォーマンスを発揮していた。
イギリスメディア『Football Scotland』は「彼はサイドバックでもウイングでも快適にプレーできる。積極的で前向きな選手であり、エネルギッシュなランナーであるように見えた。小柄だが強靭なフィジカルを兼ね備えており、トップチームの公式戦でも通用しそうな体つきだ」とドークを評価している。
くわえて、アンジェ・ポステコグルー監督も試合後のインタビューで「彼は良い家庭で育った素晴らしい子供だ。この年齢にしては、とても落ち着いていた。今日の試合を通じて彼は少し成長しただろうし、人生に対して違った見方をするようになっただろう」と同選手のパフォーマンスを評価している。
なお、イギリス紙『デイリーレコード』が今月22日に伝えたところによると、リバプールがベン・ドークに関心を寄せているとのこと。セルティックは同選手とのプロ契約を結んでいないものの、慰留に努める姿勢を見せているようだ。
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