
明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖でプレーした過去を持つクロアチア人DFニノ・ガロヴィッチ(29)は29日、クロアチア1部のリエカからプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のクラブへ完全移籍することが決まった。
同選手は2018年12月にベラルーシ1部のディナモ・ミンクスを退団してサガン鳥栖へ加入。2019シーズンのJ1リーグ開幕節・名古屋グランパス戦ではフル出場したものの早々にカップ戦要員となり、リーグ戦では3試合の出場にとどまっていた。しかし2019年7月に半年レンタルによりディナモ・ミンクスへ復帰するとレギュラーに定着。2020年にクロアチア1部のリエカへ完全移籍した後も守備陣の中心選手としてチームを支えていた。
しかし、今季は9月中旬からおよそ1カ月間公式戦でメンバー外となるなど立場が一変。ここまでリーグ戦20試合中わずか7試合の出場にとどまると、今冬の移籍ウィンドウ閉鎖間近でプリメイラリーガのアロウカへ加入することが決まっている。
なお、アウロカは今季ここまでリーグ戦19試合を終えて勝ち点17の獲得にとどまっており、2部自動降格圏の17位ファマリカンと1ポイント差の14位に沈んでいる。また、失点数がリーグ内で2番目に多い「36」となっている。残留争いを制するためにも、ガロヴィッチには守備陣の立て直しが期待される。
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