長崎退団ルアンが“宙ぶらりん”状態に…ウルグアイ1部強豪への移籍報道も…
(画像=ルアン 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎を退団したブラジル人MFルアン(31)は、依然として去就不透明となっているようだ。27日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が伝えている。

 ルアンの去就を巡っては、以前からアトレチコ・ミネイロ復帰にむけてクラブ幹部へ連絡をとっているという噂がブラジル国内で駆け巡っていたものの、本人が先月ブラジルメディアのインタビューに応じた際に否定。また、ブラジルメディア『UOL』は先月21日、ブラジル1部のサントスがオファーを提示したと報じていたが、噂は立ち消えとなっていた。

 その中、今月下旬になってウルグアイ1部の強豪ナシオナルが選手サイドとの交渉を行っていると伝えられていた。しかし、『TORCEDORES』の報道によると、今週に入って両者の交渉が進展せず、合意に達することはなかったとのこと。ルアンは今後も他クラブからのコンタクトを待つようだ。

 なお、ルアンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロで7シーズン過ごした後、2019年12月にV・ファーレン長崎へ加入。2020シーズンはリーグ戦31試合に出場し6ゴールをあげるなど、手倉森誠元監督のもとでレギュラーに定着していた。

 そして2021シーズンは副キャプテンという立場でシーズンに臨むと、5月中旬に吉田孝行監督が解任されるまではリーグ戦全試合で出場したほか、10試合でスタメンに抜てきされていた。しかし、松田浩氏への監督交代後はチーム内での立場が一変。第21節・京都サンガ戦、第22節・大宮アルディージャ戦の2試合をのぞきリーグ戦全試合でメンバー外になると、シーズン終了後の先月13日に退団が正式決定していた。

提供元・Football Tribe Japan

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