
Kリーグ1(韓国1部)の仁川ユナイテッドは27日、明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山を退団した元韓国代表FWイ・ヨンジェ(30)の獲得を公式発表した。
イ・ヨンジェはリーグアン(フランス1部)のナントやV・ファーレン長崎、京都サンガなどをへて、2017シーズン終了後に京都サンガからファジアーノ岡山へ完全移籍。加入1年目の2018シーズンはJ2リーグ11試合の出場に終わったものの、翌2019シーズンに全試合出場で18ゴールをマークするなど、本来のパフォーマンスを発揮。ただ、2021シーズンは序盤の3月に負傷離脱したこともあり、10試合の出場にとどまっていた。
そんなイ・ヨンジェの去就については、かつてガンバ大阪やFC東京、名古屋グランパスでプレーしていたDFオ・ジェソク(32)を擁する仁川ユナイテッドへ加入することがほぼ確実になったと、今月4日に韓国紙『朝鮮日報』が報道。仁川ユナイテッドも27日になって同選手の獲得を公式発表している。
なお、イ・ヨンジェはファジアーノ岡山退団について「このたび、Kリーグの仁川ユナイテッドに移籍することになりました。4年間、岡山でプレーしながら楽しく幸せな瞬間が数多くありました。岡山の全ての方々に感謝いたします。特に岡山のファン、サポーターの方々の熱い応援と、私に向けてくれた温かい愛情は生涯、忘れることはありません」
「韓国でプレーすることになるので、今までのように頻繁にお会いすることはできなくなりますが、いつもファジアーノ岡山のことを応援していますし、J1昇格を願っています。4年間、本当にありがとうございました!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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