年齢を重ねると気になってくる加齢臭。自分では気付いていなくても、周りには迷惑がられているかもしれません。そんな加齢臭対策には、手軽に毎日ケアできるボディーソープがおすすめです。
今回は加齢臭対策におすすめのメンズボディーソープ10選を口コミ付きでご紹介しますので、ぜひボディーソープ選びの参考にしてみてください。
目次
加齢臭対策のための基礎知識
加齢臭対策用メンズボディーソープの選び方
加齢臭対策のための基礎知識
中高年男性の悩みの一つが、加齢臭です。ニオイは自分では気付きにくいものですが、スメルハラスメントという言葉もあるように周囲に不快な思いをさせてしまうことがあります。
加齢臭は原因を知り、諦めずに対策をしっかりとれば解決することができます。まずは、加齢臭対策のための基礎知識をチェックしておきましょう。
加齢臭の原因とは
加齢と共に気になってくる加齢臭は、放っておくと独特の脂っぽいニオイがするのが特徴です。加齢臭の原因はノネナールという物質で、皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が結びつくことで発生します。
加齢に伴って、特に40代以降になると酸化に対する抑制力が低下し、脂肪酸と過酸化脂質の分泌量が増えることでノネナールも多く作られ、加齢臭が発生します。原因物質のノネナールの材料である過酸化脂質は、活性酸素と体内の不飽和脂肪酸が結びつくことで発生します。
活性酸素は、ストレスやタバコ、肉中心の食事などが原因で作られます。そのため、活性酸素を増やすような食事や生活習慣も、加齢臭の原因といえます。
市販の加齢臭対策ボディーソープで改善可能
では、加齢臭対策はどのようにしたら良いのでしょうか。加齢臭対策には、原因となる脂肪酸を含んだ皮脂をしっかり洗い流すことが大切です。
汗も放っておくと肌に雑菌が繁殖しやすくなり、加齢臭と混ざって悪臭になったり、加齢臭を悪化させたりします。そのため、丁寧に体を洗い肌を清潔に保つことが有効な加齢臭対策といえます。
このことから、加齢臭は市販の加齢臭対策ボディーソープでも改善することが可能です。ボディーソープは、ニオイの原因となるノネナールを分解・除去できる殺菌成分が含まれているものや、洗浄力が高いものなど、ニオイ対策ができる薬用タイプがおすすめです。
ノネナールに有効な成分としては、柿渋エキス(柿タンニン)、緑茶エキス(カテキン)、ミョウバン、炭、銀イオン、クロロフィル、ベントナイト、トリクロロカルバニリドなどが挙げられます。
体を洗う際は、耳の後ろや首の後ろ、胸や背中など、特に皮脂が多く分泌される部分を意識して洗います。また汗をよくかく夏場はなるべくこまめに体を洗ったり、皮脂の多い部分を拭き取ったりすると良いでしょう。
加齢臭対策用メンズボディーソープの選び方
ボディーソープを使って肌の皮脂や汗を洗い流し清潔に保つことで、加齢臭の改善が期待できます。メンズのボディーソープにはさまざまな商品があり、ネット通販やドラッグストアでもニオイ対策のボディーソープは多く販売されています。
数ある中からしっかり加齢臭対策の効果を得られるものを選ぶには、含まれている成分や価格、香りなど、押さえておきたいポイントがあります。
選び方①抗酸化物質配合のもの
加齢臭の原因は、皮脂や角質が酸化することです。抗酸化物質は皮脂の酸化を防ぐことができるので、抗酸化物質が配合されたボディーソープは加齢臭対策に効果があります。
抗酸化物質の中でもポリフェノールは抗菌作用や消臭作用が高く、ニオイ対策におすすめです。柿タンニンや茶カテキンなどもポリフェノールのひとつで、加齢臭対策ボディーソープに配合されていることが多い成分です。
選び方②コスパ
ボディーソープは毎日使うものなので、できるだけ価格を抑えたいという方も多いのではないでしょうか。通常のボディーソープに比べると、加齢臭対策のものは価格が少し高めです。
しかし、加齢臭を抑える効果を得続けるには使い続けることが大切です。良い成分が配合されている商品でも、価格が高くて続けられないようだと加齢臭の悩みは解決できません。しっかり加齢臭対策をするためには、無理なく続けやすいコスパの良いボディーソープを選びましょう。
選び方③菌を抑制する成分
汗や皮脂が雑菌によって分解されることで、加齢臭が発生します。そのため、肌の上で雑菌が繁殖するのを抑えることが加齢臭対策に有効です。ボディーソープ選びでは、菌を抑制する成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。
雑菌の繁殖を抑えることで、汗をかいたり皮脂が分泌されても分解されにくくなり、ニオイも発生しにくくなります。菌を抑制できる成分としては、カテキンや柿タンニン、イソプロピルメチルフェノールなどが挙げられます。
選び方④加齢臭と相性の良い香り
ボディーソープには香りが付いたものも多くありますが、加齢臭との相性を考えて選ぶのがポイントです。加齢臭は独特のニオイがあり、相性の悪い香りと混ざるとさらに悪臭になってしまうことがあります。
加齢臭を消そうとして、強い香りのものを選ぶのは避けるべきでしょう。甘い系の香りも加齢臭との相性が悪いので、おすすめできません。
柑橘系やシトラス系の香りは爽やかで好感度が高く、加齢臭との相性も良いです。香りが苦手な方、混ざるのが嫌な方は無香料や微香性のものがおすすめです。