
明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は、上海申花に所属するクロアチア人DFマテイ・ヨニッチ(30)に復帰要請をしたと伝えられている。その中、ヨニッチとともにセレッソ大阪でプレーしていたブラジル人MFソウザ(33)が今月中の中東クラブ退団を明らかにした。
同選手は2016年1月、当時カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のクルゼイロからセレッソ大阪へ移籍。右足から繰り出される強烈なミドルシュートや精度の高いFKを武器に来日1年目からJ2リーグで39試合に出場し、クラブのJ1復帰に大きく貢献。2017シーズン以降も中盤センターの主力として活躍していたが、2019シーズン終了後にサウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)のアル・イテファクへ完全移籍していた。
そんなソウザはアル・イテファク加入後も中盤センターでレギュラーに定着。今季もここまでリーグ戦全18試合で先発出場しており、3ゴール4アシストと結果を残していた。
その中、本人は26日にSNSを更新。アル・イテファクのユニフォームを身にまとった自身の姿をアップするとともに「アラビアで働くための扉を開いてくれて、ここまで毎日僕のことをサポートしてくれたイテファクに感謝したい。ここには2020年1月にやって来たけど、僕が愛することを学んだこの時間に別れを告げるよ。スタッフやチームメイト、サポーター、フロントに感謝している」とアル・イテファク退団を明言した。
なお、ソウザは昨年1月にブラジルメディアのインタビューに応じた際、セレッソ大阪と2020年12月まで契約を残していたことを明かしたほか、ミゲル・アンヘル・ロティーナ元監督との不仲を匂わせるコメントを残していた。
そんなソウザは昨年10月、YBCルヴァンカップ決勝・名古屋グランパス戦前にセレッソ大阪に対して応援メッセージを届けていた。今でもなお古巣に対する愛着を持っているだけに、セレッソ大阪のサポーターからはヨニッチとともに復帰を期待する声が上がるはずだ。
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