
アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地(25)は、今季終了後に退団する可能性があるようだ。25日、ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ノイエ・プレッセ』が伝えている。
鎌田大地は今夏プレミアリーグ移籍が噂されていたが、正式なオファーが届かずフランクフルトに残留。移籍が噂されていたこともあり、今季序盤は低調なパフォーマンスに終始していた。しかし、昨年10月から復調気配を見せると、10月21日開催のUEFAヨーロッパリーグ・グループステージ第3節・オリンピアコス戦以降は公式戦全試合で先発出場している。
また、今月16日開催のブンデスリーガ第19節・アウクスブルク戦でもスタメン出場すると、前半22分にショートカウンターの局面でパスを受けた直後に技ありのボールタッチから先制ゴールをマーク。好調ぶりをアピールしている。
その中、『フランクフルター・ノイエ・プレッセ』の報道によると、クラブ幹部は今季終了後にメンバーの一部入れ替えを検討しているとのこと。2023年6月まで契約期間を残す鎌田大地やセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(29)、元U21フランス代表DFエヴァン・ヌディカ(22)の放出に踏み切るものとみられる。また、鎌田大地には引き続きプレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。
なお、鎌田大地は昨夏の移籍期間中にトッテナム・ホットスパーやセビージャへの移籍が噂されていたほか、移籍金は2500万ユーロ(約32億円)にのぼるとみられている。フランクフルト攻撃陣の中核を担う中、今後のパフォーマンス次第では、シーズン終了後に正式オファーが届くこともありそうだ。
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