
明治安田生命J1リーグの清水エスパルスに在籍していた日本代表FW北川航也(25)は現在、オーストリア1部の強豪SKラピード・ウィーンでプレーしている。そんな北川航也の意外な一面がチームメイトの間で話題に上がっているようだ。23日、オーストリアメディア『Kronen Zeitung』が伝えている。
同選手は清水エスパルスで頭角を現すと、2019年7月にSKラピード・ウィーンへ完全移籍。海外挑戦1年目の2019/20シーズンは左足首靭帯損傷という大怪我によりリーグ戦で6試合の先発出場にとどまると、昨季もポジション争いでおくれをとり、5試合の先発出場にとどまっていた。そして今季はここまでリーグ戦でのスタメン出場がないほか、昨年10月から2カ月間にわたってリーグ戦ほぼ全試合でメンバー外となるなど厳しい立場に置かれている。
ピッチ内で本来のパフォーマンスを発揮できていない北川航也だが、日常生活のクオリティでチームメイトから注目を集めている模様。DFマキシミリアン・ホフマン(28)とFWフィリップ・ショーベスベルガー(28)がクラブ公式チャンネルに出演すると、「誰と一緒にいたいか」という質問に対してホフマンが「アパートの掃除と料理をしてくれるコウヤだ」と回答。これに対して、ショーベスベルガーから「家政婦がほしいんだろ」と突っ込まれている。
なお、北川航也は昨年8月に現地メディアのインタビューに応じた際、「僕はここで2年間過ごしてきましたが、(個人として)今シーズンは特に重要な1年になります。ヨーロッパでさらに成長した姿を見せれたらと思っています。もうこれ以上言い訳はありません」とコメント。オーストリアでの3シーズン目を勝負の1年と位置付けていた。
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