元横浜デゲネクがMLS移籍!契約期間は最長で4年に
(画像=ミロシュ・デゲネク 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 メジャーリーグサッカー(MLS)のコロンバス・クルーは24日、かつて明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスでプレーしていたオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネク(27)の獲得を公式発表した。

 同選手はブンデスリーガのVfBシュツットガルトや1860ミュンヘンをへて、2017年に横浜F・マリノスへ加入。横浜F・マリノスではセンターバックのレギュラーに定着していたが、2018年7月にレッドスター・ベオグラードへ完全移籍。2019年1月にサウジアラビア1部のアル・ヒラルに加入したものの、わずか半年でレッドスター・ベオグラードに復帰していた。

 そんなデゲネクは、復帰1年目の2019/20シーズンにリーグ戦30試合中20試合で先発出場したほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ全6試合でフル出場。昨季もセンターバックの主力として活躍していたが、今季はここまでリーグ戦21試合中わずか5試合の先発出場にとどまり、今月10日にレッドスター・ベオグラードと契約解除を行うことで合意に達していた。

 デゲネクの去就については、セルビアメディア『KURIR』が今月9日、かつてガンバ大阪でプレーしていたFW中村敬斗(21)を擁するオーストリア1部のLASKリンツが獲得にむけて選手サイドとの交渉に当たっていると報道。

 またLASKリンツの他にも、かつてFC東京でプレーしていた元韓国代表DFチャン・ヒョンス(30)を擁するサウジアラビア1部の強豪アル・ヒラル、スュペル・リグ(トルコ1部)のアダナ・デミルスポル、それに現在ラ・リーガ(スペイン1部)で最下位に沈んでいるレバンテも移籍先候補に挙がっていた。

 その中、アメリカ・オハイオ州コロンバスの地元紙『コロンバス・ディスパッチ』は今月20日、コロンバス・クルーが選手サイドと複数年契約締結で合意に達したと報道。すると、コロンバス・クルーも24日になって同選手と2023シーズンまでの2年契約でサインを交わしている。また、両者の契約には2024シーズンと2025シーズンの契約期間延長オプションも盛り込まれているという。

 なお、コロンバス・クルーのティム・ベズバチェンコ会長兼ゼネラルマネージャーは、デゲネクの獲得について「ミロシュはチャンピオンズリーグの経験とリーダーシップを我々のクラブにもたらすセンターバックだ」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

提供元・Football Tribe Japan

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