クオリティの高いレザーグッズの製造販売を目的に1966年に立ち上げられたラグジュアリーブランド、ボッテガ・ヴェネタ(以下ボッテガ)。
シックなデザインと、ブランドを主張しないシンプルさ、機能面にも配慮された作りの財布は、今や海外のセレブやハリウッドスターに愛される人気アイテムとなっています。
こちらの記事ではそんなボッテガの財布の魅力や、オススメしたい財布を詳しくご紹介していきます。
ボッテガヴェネタの歴史について
1966年、イタリアのヴィツェンツァで、ミケーレ・タッデイとレンツォ・ゼンジアーロによってクラフトマンによる高品質のレザーグッズの製造販売を目的に立ち上げられました。
その後、ボッテガの代名詞とも言えるデザインである、革を格子状に編み込んだ「イントレチャート」を開発します。
初期のアイテムは、ブランドロゴ等は極力入れず、シンプルかつ洗練されたデザインの物を多く作成しておりました。その完成度の高い革製品が評価され、有名人の顧客も沢山ついていたボッテガですが、1980年代になると、ブランドイメージの転換から、ロゴを積極的に入れる等し、これまでの顧客が失われてしまい、途端に経営難に陥ります。
その後、グッチ・グループに買収されたボッテガは、元のイントレチャートを武器にした、シンプルかつ洗練されたデザインに戻り、現在の人気を誇っています。
ボッテガヴェネタの財布の特徴・魅力について
ボッテガの財布は、大きく分けて3つの特徴とこだわりがあります。
1つ目はボッテガと聞いて思い浮かべる方も多い、先に書いた格子状に革を編み込んだ「イントレチャート」という技法です。
この伝統的な技法を用いて作られたアイテムこそがボッテガの財布の代表的な特徴です。これは財布だけでなくボッテガのアイテムの殆どに用いられています。
次に、上質な革を使用している点です。
歴史で上げた通り、ボッテガは元々クラフトマンの高い技術や高品質のレザーアイテムの製造販売を目的としています。
財布に使われている革は柔らかいラムレザーや、高級革製品に使われるカーフレザーが主流です。革を長く使う事で起きる色の変化や手に馴染む形の変化も楽しめるので、長く使う事で表情も変わってくる点が魅力です。
最後はシンプルなデザインです。ボッテガは、高級ラグジュアリーブランドの中でもかなり珍しいブランドロゴでのデザイン主張が無いブランドです。
イントレチャートによって見ればすぐに分かるデザインはしていますが、それ以外に主張するものが無いので、ブランドロゴ等のデザインが苦手な方や、シンプルな財布が持ちたいと言う方にはとてもオススメな落ち着いたアイテムが多い点がボッテガの特徴です。