“価格別売れ筋ランキング”は全国の有力時計ショップへのアンケート取材の結果を基に、2021年に本当に売れたモデルを選出するカジュアルウオッチ専門誌タイムギアの人気特集。
1〜2万円台、3〜5万円台、そして6〜10万円台の三つの価格帯に分けて選出している。
今回は予算“6〜10万円台”の価格帯から、本当に売れたモデルのトップ10を紹介していく。
売れた時計には売れるだけの理由と魅力がある。ユーザーがリアルに価値を認めて購入を決めた、ベストバイのモデルを見ていこう。
》実力派ブランドの本格機械式時計も視野に
6〜10万円台は、やや購入のハードルは上がるものの、少し頑張れば手が届く価格帯で、スイスや日本の本格時計を手に入れることができるのがポイント。近年においては、カジュアルウオッチのこの価格帯の需要が高まっている。全体的に価格帯が高騰している昨今の時計市場においては、とても魅力的な存在で、高級時計と比べてしまうとディテールの作り込みや機械のスペックは及ばないものの、現代の製造技術の進歩により、各ブランドの力の入った実用時計をラインナップしているのだ。
トップ10のうち、機械式時計が4モデルランクインしたが、それでも1位と3位は電波ソーラー駆動であるG-SHOCKが獲得。別格といえる人気の高さを見せつける結果となった。
素材や作りにもコストがかけられたワンランク上の実力派アイテムが出揃ったため、次に狙う1本として参考にしてみてほしい。
》6〜10万円台の売れ筋-第10位
SEIKO（セイコー）
セイコー ブライツ
文字盤に放射状のサンレイ加工を施し、高級感を演出。チタンケースには独自の表面加工技術、“ダイヤシールド”を施し、さらに耐久性をアップさせた。電波ソーラーも搭載し、デザイン性と実用性の両方を追求した。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室
TEL.0120-061-012
》6〜10万円台の売れ筋-第9位
ZEPPELIN（ツェッペリン）
100周年記念シリーズ
1900年代に飛行していたツェッペリン号に思いを馳せて、時計を製造するツェッペリン。なかでも、巨大飛行船LZ 127号が世界一周の偉業に挑んだ際、飛行船の機体に映し出された美しい夕日の色を体現したという日本限定モデルが支持を集めた。
【問い合わせ先】
ウエニ貿易
TEL.03-5815-3277
》6〜10万円台の売れ筋-第8位
SEIKO（セイコー）
セイコー プレザージュ
日本庭園の砂紋（さもん）をイメージした、立体模様の文字盤、日本建築に見られる丸窓からインスパイアされたオープンハートなど、美しい日本の美を時計で表現。立体的な文字盤のディテールも存在感を主張する。
【問い合わせ先】
セイコーウオッチ お客様相談室
TEL.0120-061-012
》6〜10万円台の売れ筋-第7位
BULOVA（ブローバ）
マリンスター
ブルーとピンクゴールドカラーがうまく調和したスポーツルックスと、高い防水性能により人気を集めたマリンスター。文字盤の7時位置からは、テンプの動きが鑑賞できるオープンハートをレイアウト。機械式ならではの美観が一層高められている。
【問い合わせ先】
ブローバ相談室
TEL.0570-03-1390
》6〜10万円台の売れ筋-第6位
TISSOT（ティソ）
ティソ PRX クォーツ
2021年春に登場し話題となったティソ PRX クォーツ。スリムなケースにシャープなインデックス、一体化した幅広の水平リンクとフラットなトノー形ケースを合わせた、いわゆるラグスポの雰囲気をまとう。
【問い合わせ先】
ティソ
TEL.03-6427-0366
