頭皮のベタつき、抜け毛やかゆみ、フケなどでお悩みの人におすすめのヘアトニック。爽快感のある使い心地が心地よく、リフレッシュ効果が期待できるのも魅力の一つですよね。

しかし、いざヘアトニックを使ってみたいと思っても、これだけたくさんの種類のヘアトニックがあると、どれを選べばよいのか分からない人もいらっしゃるのでは?

また、すでにヘアトニック愛用者でも育毛剤とどう違うのか分からずに使っている人も?

今回は、ヘアトニックの効果的な使い方から、おすすめのヘアトニックをランキング形式でご紹介。さまざまな商品が登場しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

目次
ヘアトニックとは
ヘアトニックの効果的な使い方

ヘアトニックとは

タイミングはいつ?ヘアトニックの効果的な使い方とおすすめヘアトニック5厳選
(画像=引用:fashionbeans、『KASHI KARI』より引用)

ヘアトニックとは

ヘアトニックは、頭皮を清潔に保つ位置づけの大きいもので、「頭皮の臭い、かゆみ、フケ、蒸れなどの不快な症状を改善してくれるもの」とされています。

頭皮の血流を促す成分や、養毛成分が使用されているものもありますが、育毛剤に使用されているような極めて有効な育毛成分が使用されているものではありません。

ですので、頭皮トラブルの改善し、薄毛や抜け毛が改善することがありますが、ヘアトニックを使用すればするほど増毛するようなことは期待できません。

ヘアトニックと育毛剤の違い

育毛剤とは、育毛に対して有効とされる成分が配合された、薄毛予防、薄毛改善を目的とする頭髪用の育毛料のことです。有効成分は、ビタミンや生薬、メーカー独自のオリジナル成分などさまざま。

それに加え、頭皮の炎症を抑える成分や保湿成分、代謝を促す成分なども使用されています。頭皮の血行を促したり、頭皮に栄養を与えたりすることで、健康的な毛髪を育てる効果や、ハリコシがあり抜けにくい健康的な毛髪を育てる頭皮へと導きます。

また、医薬部外品のものが多いのも特徴のひとつ。ヘアトニックに比べ、頭皮環境を整え、より育毛を促進効果が高いものという位置付けです。

意味あるの!?ヘアトニックの3つの効果

1、頭皮の臭い、かゆみ、フケなどの不快な症状を改善する
頭皮の臭いやフケ、かゆみといった不快な症状は、皮脂の過剰分泌や整髪料の洗い残しなどによる毛穴のつまり、頭皮の乾燥やストレスなどさまざま。ヘアトニックを使用することで、頭皮環境が正常化し、不快な症状の改善に繋がります。

2、抜け毛、薄毛の予防
抜け毛や薄毛の要因が頭皮環境のトラブルが原因であれば、ヘアトニックを使用することで薄毛や抜け毛が改善することがあります。また、頭皮トラブルを未然に防ぐことは抜け毛や薄毛の予防にも役立ちます。

3、頭の血行が良くなることで、顔のむくみが取れてすっきりする
頭皮と顔は、1枚の皮膚でつながっています。ですので、頭皮の血行がよくなり、循環がよくなることで顔のむくみも改善することも。目の疲れが頭皮の凝りに影響するように、頭皮ケアをすることでフェイスラインもすっきりに。

ヘアトニックで逆にはげることもあるって本当?

それぞれの製品の使用ルールに従って使用していれば、基本的に”はげる”ことは考えにくいです。もし、使用しても薄毛が進行する場合は、 AGA(男性型脱毛症)などの進行が原因として挙げられます。

AGAは男性ホルモンが関係し、遺伝的要素も多いため、ヘアトニックだけで薄毛の進行を遅らせたり、ましては増毛するということは難しいでしょう。

専門のクリニックで治療をするか、市販の発毛剤でもミノキシジルなどが配合された製品を使うなど、違うアプローチが必要です。

ヘアトニックを使用することで”はげる”と感じる場合は、適切な量と使用をしておらず頭皮環境が逆に悪化したり、違う要素で薄毛が進行している可能性があるので、自分の頭皮の状態を確認し、使用ルールに従って使用するようにしましょう。

ヘアトニックの効果的な使い方

タイミングはいつ?ヘアトニックの効果的な使い方とおすすめヘアトニック5厳選
(画像=引用:leaf、『KASHI KARI』より引用)

ヘアトニックの使い方

  1. 髪が長い人は髪を小分けにする。
  2. 乾いた頭皮(洗髪後軽く乾かしてから)に、適量を手のひらまたは頭皮に直接つける。
  3. 指の腹で爪を立てないように頭皮を円を描くようにマッサージしながら、全体になじませます。

塗布した後にマッサージをすることによって、血液やリンパ液の循環を促し、新陳代謝を高め、頭皮や毛髪の成長を高めます。とくにローションタイプのものは、しっかりとなじませてからマッサージしましょう。

<注意ポイント>
※頭皮の炎症、痛み、円形脱毛症などの症状が顕著にあらわれている際は使用をせずに、まずは皮膚科に受診するようにしましょう。頭皮も顔や体の皮膚の一部です。無理に自力で解決しとうとせずに、適切な処置を受けることが早期の回復につながります。

※ヘアトニックは、頭皮に直接塗る事によって効果が得られるアイテム。髪に軽くついてしまう分には問題ありませんが、頭皮に浸透するように塗布し、髪につけないように気をつけましょう。

※ローションタイプのヘアトニックは、前頭部につける際は、たれ落ちするおそれがあるため、目に入らないように顔を少し上に向けてつけると良いでしょう。メンソール成分なども配合されているため、入ると痛みを伴うことも。適切な量と使用方法で使いましょう。

※パーマ、ヘアカラー直後は、頭皮がデリケートな状態になっています。このような状態の時に使用すると痛みや炎症を伴うことも。無理に使用せずに、少し頭皮は落ち着いてから再開しましょう。

動画で見るヘアトニックの使い方

ヘアトニックを使うタイミング

ヘアトニックはシャンプー後に使用する

とくに、シャンプー後は全身が温まることで頭皮も柔軟になり、浸透力が高まるのでより効果的です。ただし、シャンプー後はよくタオルドライしてから使うようにしましょう。頭皮や髪が濡れた状態で使用すると、せっかくの成分が流れ出し効果を発揮できないことも。

お風呂の中で使用するのではなく、洗面所などの化粧水アイテムと同じような位置付けでアフターケアアイテムとして使用すると良いでしょう。

ヘアトニックとドライヤーの順番は?

前述にもご紹介したようにシャンプー後は、頭皮も柔軟になり、浸透力が高まるのでより効果的です。ですので、シャンプー後にヘアトニックを使用してから、ドライヤーで乾かすほうが良いでしょう。

ヘアトニックは朝シャンの後?寝る前?どっちが良いの?

どちらが良いといった明確なものはありません。

基本的には1日2回(朝晩)のものが多いですが、製品ごとの使用頻度も変わってきます。量を守って使用するようにしましょう。

ヘアトニックを使った後にワックスを使っても大丈夫なの?

併用しても問題ありません。ヘアトニックはアルコール成分が入っているものがほとんどなので、基本的にはすぐに蒸発して乾きます。

ただし、すぐにワックスをつけてしまうと、成分が頭皮に浸透しづらくなってしまうこともあるので、安心して使うならトニックを使って5〜10分経ってからつけるようにしましょう。

ヘアトニックは女性や若者も付けた方が良いの?

ヘアトニックは頭皮を健やかに保つことで、育毛に適した頭皮環境にすることが目的のアイテムです。ですので、女性や若者がつけてももちろん大丈夫です。

むしろ、早い段階から頭皮ケアをすることで頭皮環境を整え、薄毛や抜け毛の予防につながるでしょう。

ただし、メンズもの清涼感やすっきり成分が豊富なアイテムも多いので、女性が使う際は保湿成分がしっかりと配合されているかなど確認してから使用すると良いでしょう。