【話題のニュースダイジェスト】 1月14日~1月20日の期間、「BCN+R」のニュースで最も注目を集めたのは、住民税非課税世帯と家計急変世帯向けの10万円の臨時特別給付金に関する記事だった。また、マイナポイント第2弾や寿司と天ぷらの食べ放題などについての記事も注目が高かった。

住民税非課税世帯と家計急変世帯に「10万円」の「臨時特別給付金」

 政府は新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、2021年度(令和3年度)の住民税均等割が非課税の世帯や2021年1月以降に収入が減少して住民税非課税相当の収入になった世帯(家計急変世帯)に対し、1世帯あたり10万円の臨時特別給付金を支給する。給付金の支給時期は市町村により異なる。また、家計急変世帯は受給するための手続きが必要になる。

家計急変世帯向け「臨時特別給付金」10万円に注目! マイナポイント第2弾や寿司・天ぷら食べ放題1000円引きも
(画像=『BCN+R』より引用)

住民税非課税世帯への臨時特別給付金
(内閣府のリーフレットより)

 2021年1月以降の収入が減少して全員が「住民税非課税相当」の収入になった世帯(家計急変世帯)に該当する場合、申請時点で住民登録のある市区町村に申請する。申請書に必要事項を記入して、収入額が確認できる添付書類とともに、住んでいる市区町村の窓口に直接または郵送で提出する。申請期間は市区町村により異なるが、家計急変世帯分の申請期限は2022年9月30日となっている。

マイナポイント第2弾、買い物せずとも1万5000円相当もらえる

 2021年5月以降にマイナンバーカードの交付申請を行った人などは、手順に沿ってマイナポイントを申し込み、対象のキャッシュレス決済サービスで買い物やチャージを行うと、利用・チャージ額の25%・最大5000円相当が戻ってくる。このキャッシュレス還元分を含め、22年1月1日にスタートしたマイナポイント第2弾では、三つの条件を全て満たすと、合計最大2万円(キャッシュレス還元なしの場合は1万5000円)相当のマイナポイントを獲得できる。

家計急変世帯向け「臨時特別給付金」10万円に注目! マイナポイント第2弾や寿司・天ぷら食べ放題1000円引きも
(画像=『BCN+R』より引用)

マイナポイントは、マイナンバーカードの普及と、
クレジットカードや電子マネーなどの
キャッシュレス決済の普及・利用促進を目的に実施している

 交通系電子マネー「Suica」を展開するJR東日本は決済事業者として、引き続きマイナポイント第2弾に参画する。マイナポイントのキャッシュレス還元分の選択先のおすすめは、JRE POINTで最大6000ポイント(マイナポイント分5000ポイント+独自の上乗せ1000ポイント)がもらえるSuica、申し込み後に新たに2万チャージするだけでPayPayボーナス5000円相当がもらえるPayPayだが、どちらも利用登録したくない人は、マイナポイント事業に参画するクレジットカードから選ぼう。(BCN・嵯峨野 芙美)