■日本企業が取り入れるべき2つのポイント
「アメリカ企業のやり方が絶対!」というわけではなく、日本とアメリカにはそれぞれの良さが存在する。本項では、そのアメリカの良さを具体的に紹介していく。
【会議が効率的かつ有意義】
アメリカ企業の会議では儀礼的なものは基本的に行わない。すぐに本題へと入るため、効率的に会議を進められる。
また、あらかじめ会議の下準備をしている場合が多いため、スムーズに会議を進行させることができる。会議の本題であるホウレンソウのほかにも、ディスカッションなどを実施して生産性を高めている。
【時間管理に対してシビア】
アメリカのビジネスでは時間管理に対して非常にシビアである。結果に結びつけるため、プライベートを充実させるため、などの理由から、決められた時間内に業務を終わらせようとする意識が強い。
日本企業のような「残業=やる気がある」という考えは存在せず、定時になったら退社をするのが一般的である。彼らはそのための努力を惜しまないのだ。
■まとめ
本記事では、日本とアメリカのビジネスに対する考え方の違いを主軸として、日本の労働生産性が低い原因を探った。
日本のビジネスは組織としての在り方を強く意識する一方、アメリカのビジネスでは個人主義の意識が強い。
やはり日本の労働生産性が低い原因としては、ビジネスに対する考え方の違いが大きいのではないだろうか? もちろん、これはすべての企業に言えることではない。
なお、日本とアメリカにおける働き方・考え方の違いは、今回紹介したものだけではない。原因や解決方法を明らかにしたい人は、ぜひアメリカのビジネスについて深く調べてみてほしい。
提供元・男の隠れ家デジタル
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