陽の当たる時間が長くなるにつれ、自然の中に飛び出したい衝動に駆られる。でも今しばらくは我慢の時。「ならば全力で楽しもう」と、家キャンプで家時間を充実させるさまざまなアイデアをご紹介。庭キャンプでいただくキャンプ料理やベランピングの楽しみ方、部屋キャンプでもアウトドアでも使えるキャンプギアなど、自粛ムードが明けてもステイホームにハマりそうな実践事例をぜひご参考に。
目次
家で楽しむ「家キャンプ」「家キャン」とは?
家キャンプは、自宅にいながらキャンプ気分を味わう遊びアイデアのこと。場所は庭・ベランダ・室内のリビングなど自由気ままで、思い立ったらそこが今日のキャンプ地となる。
雨の日や予定が合わない週末など、キャンプへ出かけることが難しい時は、自宅にキャンプ椅子やテントなどのキャンプ道具を導入すれば、不思議と家でもキャンプ気分を味わえる。
たくさんのキャンプギアをパッキングして運ぶ必要もなし、忘れ物をしてもすぐに取りに帰れる、日が落ちたら温かい自宅の寝室でゆっくりと眠ることもできる。
家キャンプは、現代人の生活の中にすぐ取り入れることができるお手軽な遊び方なのだ。
豪快なキャンプ料理や芝生でゴロゴロ…庭キャンプの楽しみ方
ここからは、庭やベランダ、室内で家キャンプを満喫する人たちのアイデアをご紹介。家でのキャンプギアの使い方など、参考にしたい事例が満載だ。
ジビエ料理で豪快な庭キャンプ飯を楽しむ!
釣りやキャンプなど、普段からアウトドアを楽しむ@king.no.8さんは、自宅の庭で自作のキャンプギアを使って開放的な家キャンプを楽しんでいる。
この日は大きな鹿肉の塊でジビエ料理に挑戦。画像で見ても重量感たっぷりだが、庭キャンプなら重いものを持ち運ぶ必要がなく、豪快なケバブも実践しやすそう。好みの焼き加減で焼きたてにかぶりつく、キャンプ飯の醍醐味を堪能できそうだ。
人工芝で庭キャンプを緑化計画
毎日を楽しく過ごすために工夫している@naggyzさんは、自宅の庭に人工芝を導入することで庭キャンプをアップグレード。
土を整備して人工芝を貼り終わるまでに2日間を費やしたそう。なかなかの労働だが、完成した美しいグリーンの地面にTRUNKZEROやMOUNTAIN RESEARCH、NEIGHBORHOOD、STANDARD CALIFORNIAなど、お気に入りのキャンプギアがよく映える。がんばったご褒美がこんな風景なら疲れも吹っ飛びそうだ。
庭に現れたグランピング空間でアウトドアリビングを満喫
@lemonhope.skrさんは、広い庭にogawaアポロンのテントを設置し、開放的なグランピング空間をつくりあげている。
癒やしのアースカラーが芝のグリーンに馴染み、いつまでも過ごしたくなる居心地の良い家キャンプ空間に。実際にここで寝泊まりしているそうで、連泊するほどの快適さはまさにアウトドアリビング。庭キャンプ中であることを忘れさせるような癒やしに包まれそうだ。
庭キャンプの主役にヘキサテーブル+メタヘキテ
@hidekuuun.mさんは、キャンプに行けない今を自宅で楽しむために、SNSで大人気のヘキサテーブルを導入。The Arth(ざぁ~ッス)のヘキサテーブル(しま次郎)にAncam(アナキャン)のメタヘキテを組み込むと、気分は大自然のキャンプ地へといざなわれそう。
六角形のテーブルは、家族や仲間と料理や焚き火をシェアするのにちょうどいいシェイプ。椅子を使わず芝生に座り込んでも疲れない高さもGOOD。裸足で庭キャンプを楽しむスタイルは明日にでも真似したいところだ。
室内でもこんなに楽しい!部屋キャンプアイデア
窓から見える緑の森を借景に。絶景部屋キャンプ
@antiques_blueさんは、出かけたくなる気持ちを抑えて部屋キャンプを充実化。窓から見える緑の森を借景に、絶景の家キャンプを楽しんでいる。
自身で張り替えたというレザーのカーミットチェアは、アウトドアでもインテリアとしても空間に温かみをプラス。自立式のハンモックに身を預けると、ゆっくりと流れる時間を感じながらくつろげそうだ。
自作のミニマム焚き火台で部屋キャンプを満喫
キャンプ道具を製作する@w_hiro_wさんは、家時間を楽しむために卓上で使える焚き火台を自作。薪の代わりに固形燃料に火を灯し、室内の家キャンプでもミニマムな焚き火気分が味わえる画期的なキャンプギアを完成させている。
晩酌のおつまみに焦がしマシュマロや香ばしい焼きスナックを用意すると、楽しすぎてついつい深酒になってしまいそうだ。
キャンプロスを吹き飛ばす!ベランピングアイデア
@ryo_camp365さん宅では、普段はあまり使わないベランダが今はベランピング場として大活躍。
HELINOX(ヘリノックス)のチェアや、テーブルにさりげなく置かれたSTANLEY(スタンレー)のボトル、RIVERS(リバーズ)のタンブラーがあるだけで一気にアウトドア感UP。家や外出用アイテムに普段からアウトドアギアとしても使えるものをそろえておくことが、「思い立ったらすぐベランピング」を楽しむコツかもしれない。
ベランピングで夜景を見下ろしながらキャンプ飯
@soerari105さんは、ステイホームの楽しみ方を模索するなかでベランダにアウトドアスペースを設置。
スキレット料理をテーブルに並べるとキャンプ飯感が高まり、素朴ながら存在感のあるColeman(コールマン)のルミエールランタンがベランピングにほんのりあたたかみをプラスしてくれる。いつものおいしいディナーが、もっとおいしく楽しくなるアイデアに、子どもたちの喜ぶ顔が見えるようだ。
外出を楽しめる日をただ待つだけでなく、置かれた環境を思い切り楽しむ。そんな心の持ち方で、どんな状況下でも探究心を忘れないでいたいものだ。
男の隠れ家デジタル編集部
いくつになっても、男は心に 隠れ家を持っている。
我々は、あらゆるテーマから、徹底的に「隠れ家」というストーリーを求めていきます。
提供元・男の隠れ家デジタル
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