ホンダ 新型アコード国内導入間近 i-MMDハイブリッドのモノグレード設定

2020.2.11
ライフ
10代目となるホンダの中核モデル新型「アコード」が国内に導入(画像=AUTO PROVEより引用)
10代目となるホンダの中核モデル新型「アコード」が国内に導入(画像=AUTO PROVEより引用)
ホンダの中核モデル、10代目となる新型アコードがまもなくデビューする。その発表に先立ち、概要が公表されたのでお伝えしよう。すでに北米、中国、ヨーロッパでは発売されている新型アコードは、各国での評価は高い。日本ではセダンマーケットは小さいながらも確実に需要があり、調和の取れたミッドサイズセダンが、どう評価されるのか興味深い。

ターゲット層

これまでのアコードに対する評価を30代、40代に聞くと「普通にいいクルマだ」と評価され、ホンダでは、エモーショナルな魅力が足りていないという反省があるという。そしてホンダのモノづくりの原点は「人の気持ちを研究すること」にあるといい、10代目アコードは、ブランドに拘らず、本物、本質を見極める揺るぎない自信と大人の品格を纏った、若い世代が憧れるような人をターゲットとし、そうした人達に選んでもらいたいという思いを込めて開発している。
 
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ワイド&ローなプロポーションとなった10代目アコード(画像=AUTO PROVEより引用)
開発のキーとなるのは、グローバルセダンとしてゆるぎない走り、人を中心とした人のための空間のクオリティに力を入れて開発している。そしてグローバルで戦え、プレミアムセダンをライバルとしている点でも興味深い10代目と言えるだろう。

 
つまり、開発コンセプトは「アブソリュートコンフィデンス」絶対的な自信を見せる10代目アコードは、スポーティであり、大人の空間があるセダンで、動感を持ったスタイルと直感的なダイナミック性能で、世界で戦えるセダンとされているのだ。
 
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全長4900mm、全幅1860mm、全高1450mm、ホイールベース2830mmのミッドサイズセダン(画像=AUTO PROVEより引用)

改良ポイント

パワーユニットはi-MMDをさらに進化させ、高効率、小型化したユニットに2.0Lのガソリンエンジンを搭載したハイブリッド。導入は上級グレードの「EX」だけのモノグレード構成としている。
 
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2.0Lのガソリンエンジンと2モーター式のe-HEV(i-MMD)ハイブリッド(画像=AUTO PROVEより引用)
プラットホームは新設計され、ホイールベースは+55mm延長され2830mmになっている。全長は4900mmで全高は-55mm、全幅1860mmのディメンジョンとしたワイド&ローで、ロングノーズというフォムルになっている。これもひとめでカッコ良く見せるために注力しているポイントでもある。そして駆動方式はFFで、通常FFはキャビンスペースを広く取るために取られる技術だが、新型アコードは見た目を重視してのロングノーズ化という点も挑戦を感じる。
 
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クーペライクなルーフラインを持ち、トランクリッドのスポイラー形状、ボディサイドのプレスラインとサイドステップが特徴的だ(画像=AUTO PROVEより引用)
ボディは高張力鋼板の使用率を高め、また構造用接着剤もふんだんに使用してボディの曲げ剛性、ねじり剛性をを上げている。もちろん、ボディは欧州プレミアムモデルと同じようにインナーフレーム構造を持った新骨格ボディになっている。

シャシーではA型フロントアームをL型へと変更し、前後方向の剛性、横剛性を高めている。そして電子制御の連続可変ダンパーも装着する。ホンダ独自のアダプティブダンパーで、スポーツ、ノーマル、コンフォートのドライブモードでの切り替えも合わせて連続可変する。

広がるキャビン

インテリアはホイールベースの延長に合わせて、後席の足元空間を70mm、膝回り空間を50mm拡大している。ドライバーズシートはヒップポイントを-25mm下げた。これは従来、視界や乗降性を重視してヒップポイントを決めていたが、気づけば、欧州プレミアムセダンより高い位置に座っていたというのだ。そこで、今回の見直しでスポーティな走りに見合ったポジションへとするために、25mm下げたわけだ。
 
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水平基調で広がりを感じさせるシンプルなインテリア(画像=AUTO PROVEより引用)
インパネ全体は水平基調で、空間の広がりを重視している。またスイッチ類の操作感もひとクラス上を目指して作ったという。ステアリングの形状では、スポーティな走りと上質な乗り心地を目指して開発された新型アコードにふさわしい、握り心地やスイッチ類の配置を検討し設計したこだわりがある。

静粛性にももちろん注力して開発されている。スプレー式発砲ウレタンフォーム材を10箇所に採用し、また防音材の配置を検討して静粛性を追求している。またアクティブノイズコントロールもチューニングされ、嫌なノイズを打ち消し合う周波数帯のサウンドで心地よさを作り出している。
 
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左から開発責任者の宮原哲也氏、エクステリアデザインの森川哲司氏、インテリアデザインの清水陽祐氏(画像=AUTO PROVEより引用)
価格と発表日、発売日については公表されておらず不明であるが、説明の端々にグローバルで戦えることや、プレミアムセダンの上級グレードに装備されるものと同等、といった言葉も使われているため、期待値があがる新型アコードの登場だ。
 
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(画像=AUTO PROVEより引用)
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提供元・AUTO PROVE

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