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トゥの形状からアーチのシェイプライン、色使いや素材使いまで、ブランドごとに個性が大きく異なるレースアップブーツ。長年の定番モノから気鋭のブランドが手がける新作まで2020年はレースアップが熱い!! レースアップの定番ブーツを中心に、これを履いておけば間違いない16足を紹介!

1.「Tricker’s トリッカーズ」ウィングチップ

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(画像=FUNQ/Lightning)

創業は1829年、英国王室関係者からも愛される老舗中の老舗トリッカーズを代表する“カントリーコレクション” のウィングチップ。ワークブーツとしてのタフさとファッションやシチュエーションを選ばず履けるエレガントな雰囲気を兼ね備える名品。最初は硬いが履きこむことで自分の足型へと変化する。8万8000円(トリッカーズ青山店 TEL03-6805-1930)

2.「Buzz Rickson’s バズリクソンズ」サービスシューズ M-43

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(画像=FUNQ/Lightning)

1993年にスタートし、いまや世界に知られるミリタリーブランド、バズリクソンズ。徹底した時代考証により素材、フォルム、パーツに至るまで当時の仕様を再現。このサービスシューズは映画『大脱走』でS・マックイーンが履いていたブーツとしても知られる。ソールのパターンまでも再現した完全復刻版。5万3900円(バズリクソンズ/東洋エンタープライズ TEL03-3632-2321)

3.「Iron Boots アイアンブーツ」デビルドッグ

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(画像=FUNQ/Lightning)

中国南部の工房で6人の職人のハンドメイドによって生み出されるブーツブランド。世界中のブーツを研究し続けてきた工房責任者兼職人のもと、最も難易度の高い製法とされるハンドソーンウェルテッド製法を得意とする。こちらは“デビルドッグ” として恐れられたアメリカ海兵隊が1952年に使用していたブーツのラストを原型に製作。6万9630円(LEATHERPORT TEL0476-97-0288)

4.「Slow Wear Lion スローウェアライオン」クロムエクセルレザーMIDブーツ#100

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「日本人のために日本人が作るモノ」をスローガンに掲げ、単なる手作りではなく木型から開発するなど日本人が履きやすい履き心地を追求するブランド。アメリカ・ホーウィン社のクロムエクセルレザーを使用。肉厚だが非常に柔らかく足馴染みも抜群。また、着脱の多い日本の文化に合わせて内側にファスナーを装着。ソールはビブラム社#100。5万5000円(ツールスインフィニティ TEL03-5774-6331)

5.「Danner ダナー」ダナーフィールド

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1932年、オレゴン州ポートランドで誕生。世界で初めてゴアテックスをブーツに採用し、アウトドアブーツ界に革命をもたらした。アウトドアラインからリリースされるダナーフィールドは、フルグレインウォータープルーフレザーと透湿防水に優れたゴアテックスを使用するなど、悪天候時のアウトドアで真価を発揮する。2万7500円(スタンプタウン渋谷店 TEL03-3477-0658)

6.「GEAR LEATHER ギア・レザー」ロガーブーツ

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道具(ギア)として長く愛用できるシューズを目指して立ち上げられたパターンオーダー専門のワークブーツブランド。3㎜以上の厚みのあるレザーを厳選し、堅牢性に優れることで知られる登山靴に採用されるノルウェージャン製法で製作される。レースアップやエンジニアもあるが、こちらはロガーブーツ。もちろん一点物だ。6万5000円~。(ギアレザー TEL090-3544-5235)

7.「BROTHER BRIDGE ブラザー・ブリッジ」S009 ヘンリー

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日本の職人によるブーツブランド。素材や製法はもちろん、木型から製作するほか、人間工学に基づき設計した内部パーツを採用するなど、日本人の足にフィットする専用設計。ヘンリーはヴィンテージのトレーニングシューズをベースにミリタリーラストで再構築。アッパーにはA-2でも使用されたラッカー仕上げのホースハイドを使用する。5万3900円(ブラザーブリッジトウキョウ TEL03-6802-7992)

8.「Dr.Martens ドクターマーチン」8 ホールブーツ1460

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1960年4月1日に誕生したことから「1460」と命名。ブランドのアイコンとなる、シンプルなアッパー、黄色のウェルトステッチ、溝付きソールエッジを備えるブーツを開発。ストリートや音楽シーンで大ブレイク。8ホールブーツ1460はまさにその流れを汲む代表モデルだ。2万6400円(ドクターマーチンウェアジャパン TEL03-6746-4860)

9.「CLINCH クリンチ」イェーガーブーツ

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ワークブーツのリペア工房として知られるブラスがリペアで培った技術と経験を生かして作るオリジナルブーツブランド。木型のデザインから縫製、仕上げにいたるまですべて自社工房で行っている。ヴィンテージのワークブーツの雰囲気をデザインベースに、ラフアウトレザーを採用することでコーデを選ばないカジュアルな仕上がりに。11万5000円(ブラス TEL03-6413-1290)

10.「JULIAN BOOTS ジュリアン・ブーツ」Bowery Limited Russian Calf

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英国生まれの靴職人ジュリアン・イムリエが立ち上げたブランド。芸術品とも呼べるクオリティの高さで現在注目を集めている。ブランドで最も人気のあるバウリーをベースに超希少なロシアンカーフを使用した最高級限定モデル。21万7800円(オウルティブティック TEL045-264-8772)

11.「Wesco ウエスコ」ジョブマスター チャコール

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1918年にオレゴン州で誕生。創業当初よりそのタフな作りでロガーや消防士など過酷な現場で働く男たちの足元を支えてきた。数あるブーツのなかでも歴史が旧く人気も高いジョブマスター。こちらはレザーをチャコールカラーに変更。シンプルなノーマルもいいが、カスタムメニューも豊富で自分だけの1足を作れる。12万1990円(ウエスコジャパン TEL06-6783-6888)

12.「EVISU エビス」YK2017 セブンホールブーツ

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1991年創業。日本のジーンズを世界に知らしめたパイオニア。実はブーツも隠れた名品で、ジーンズとの相性抜群の鮮やかな赤色が目を引く7ホールのレースアップブーツは、英国調の美しいシルエットが特徴。ハードユースにも耐えるコンバットソールを採用。8万8000円(EVISU梅田店 TEL06-6371-1992 http://www.evisu.jp)

13.「SKOOB スクーブ」オールドカンガルー 6インチ

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2017年にスタートして以来、自由な発想で製品を生み出す注目のファクトリーブランド。1920年代のアンティークシューズへのオマージュで当時使用されていたグレージングカンガルーレザーを使用しながら、現代人にフィットするようオリジナルラストで製作。グッドイヤーウェルト製法を採用しており頑丈なので長く愛せるのが特徴。5万2800円(ブックス TEL03-5808-9042)

14.「Alden オールデン」タンカーブーツ

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1884年に米マサチューセッツ州で設立。最高級の素材選びや製法、優れたフィット感はアメリカントラッドの象徴的存在。こちらは元々日本の代理店ラコタの企画により誕生し、人気で定番化した1足。滑らかなアーチシェイプに、熟練の職人の手縫いによるつま先のモカシンなどドレスシューズのような美しい佇まい。11万5500円(ラコタ TEL03-3545-3322)

15.「PULSE パルス」OR-8 ボルドー

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堅牢な作りと安定した歩行が得られるノルウェージャン製法を取り入れる安藤製靴のブランド。高山用の登山靴の名門として、登山家や冒険家からも一目置かれる存在だ。OR-8は“登山靴メーカーが作った街歩き可能な登山靴” がテーマ。街歩きから中低山トレッキングまで対応する。4万9500円(安藤製靴 TEL03-3622-9211)

16.「WHITE’S BOOTS ホワイツブーツ」スモークジャンパー

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100年以上の歴史を持ち、現在も頑なに当時と変わらない製法を続けるアメリカを代表するワークブーツブランドのひとつ、ホワイツを代表するモデルがこのスモークジャンパーだ。美しい光沢を持つクロムエクセルレザー4種にセミドレスラストを使用。ワークブーツながら溢れる気品はまさに王者の風格。14万6300円(スタンプタウン渋谷店 TEL03-3477-0658)

▼ブーツについて詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック! FUNQ

(出典/「Lightning 2019年12月号 Vol.308」

Lightning編集部
モヒカン小川

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい

CREDIT :Text/M.Terano 寺野正樹 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎

提供元・FUNQ/Lightning

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