この秋こそネイビーのジャケットを着こなすべき3つの理由

2018.9.13
ライフ
(画像=diignat/Shutterstock.com)
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気品、ルール、清潔感が重要なスーツスタイルでは、トレンドを過剰に意識する必要はない。それはジャケパンを含むビジネススタイル全般に言えることだが、ジャケットに関してはトレンドを取り入れるメリットは小さくない。主役のアイテムなので見た目がアップデーする費用対効果が高く、気分もリフレッシュしやすい。定番であり旬色でもある進化系ネイビーを選べば、ルールを守りつつ印象を更新することも可能だ。

軽快なのに品もあるジャケットでアップデート

大きな潮流はカジュアルなスタイルと共通。見た目だけでなくコンフォートな機能性やリラックスできる着心地も求めるようになっている。ビジネススタイルでのわかりやすい例は“クールビズ”だ。暑い夏を快適に過ごすための涼しい服装はすっかり定着。スタイリングで快適性を追求する流れを加速している。そして、季節を問わずに求められているのが軽快感や動きやすさだ。

ビジネススタイルのカジュアル化が進むに連れて、ジャケパンスタイルのジャケットとして快適なアンコンジャケットが主流となってきた。ここでの“アンコン”とは“アンコンストラクテッド”の略で、“非構築的な仕様”のこと。ジャケットにおいては肩パッドや芯地などを省いた仕様を指す。つまり、リラックスできて動きやすいジャケットのこと。見た目はテーラードジャケットに近く、着心地はカーディガンに近いと言った方がわかりやすいだろうか。

そんなアンコンジャケットの魅力を拡大するには、生地の軽さや伸縮性も重要。もちろん、機能性だけでなくビジネススタイルに相応しい上質感も大切だ。そうした要素を兼備する生地の筆頭がジャージー生地。編み物であるニット地の一種なので伸縮性があり、リラクシングな着用感を備えている。その一方、高品質な素材や滑らかな仕上げによって上品な質感も与えられるのが大きな特徴だ。最近は色や柄などのバリエーションも増えている。

進化系ネイビーならさり気なく旬が取り入れられる

上品に見えるジャージー生地のアンコンジャケットを使ってビジネススタイルを構築するのがこの秋の正解。それだけで十分にアップデートが図れる。ただし、さらに旬度を高めるならカラーはネイビーを推薦したい。この秋の注目色であるのに加え、バリエーションが拡大しているため新鮮味のあるネイビーを選べばさり気なくアップデートができるからだ。

そもそもネイビーのジャケットはビジネススタイルの定番。だからこそコーディネートに取り入れやすい。上品な定番カラーなので、明るいトーンや英国調のチェック柄、立体的な生地感などで変化を付けてもビジネスシーンに必要な品格を維持することができる。無地のダークネイビーが王道だからこそ、少しの変化でトレンド感も演出しやすい。

つまり、この秋冬に押さえるべきなのはジャージー生地で進化系ネイビーのジャケット。「ラルディーニ」や「モンテカルロ」、「タリアトーレ」といった人気ブランドはもちろん、「エストネーション」や「ユニバーサルランゲージ」などのショップオリジナルでも提案されているので、リサーチしてみてほしい。

すでにネイビーのジャケットを愛用している人も多いとは思うが、ネイビージャケットなら良い訳ではない。ジャージー生地で新鮮な色・柄のアレンジも加えられているのが今季らしい条件だ。条件が揃った1着がワードローブにあるなら、この秋は活躍の場を増やすべきだろう。

ネイビーのジャケットは副次的な効果も期待できる

色柄や質感だけでなくディテールで鮮度を高めるという方法もある。クラシカルなダブルブレストを選ぶのもおすすめで、ソフトなジャージー生地が融合するとハイブリッドな印象に映る。トラッドなブレザータイプを選ぶのも有効な手段。メタルボタンがフレッシュなアクセントとして主張してくれる。

実は、ここまでネイビーのジャケットを推す理由は他にもある。ネイビーの清潔感、爽やかさ、誠実な印象、落ち着き、安心感といったイメージがビジネスで人に会う際に役立つからだ。仕事相手に好印象を与えられるからこそネイビーのジャケットがビジネスシーンの定番となっているのだが、実は女性人気も高い。雑誌などで女性に取材をすると、ビジネススタイルにおいては圧倒的にネイビーが好まれている。清潔な印象や爽快感がその理由だ。

また、心理学ではネイビーなどのブルー系カラーは集中力を高める効果があると言われている。その証拠に最近の医療現場では、ユニフォームをネイビーにする傾向が見られる。集中力を高めて冷静な判断ができるらしい。ケアレスミスや効率アップにもつながるので、医療に限らずあらゆる作業でネイビーが貢献してくれる。この秋こそ、今っぽくて快適で集中力を与えてくれるネイビーのジャケットを着こなしてほしい。

文・平 格彦(ファッションエディター、[着こなし工学]提唱者)

 

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