東京ラーメンストリートとは、東京駅八重洲南口地下にある、東京駅一番街ラーメンストリートだ。東京の「真っ先に食べたいお店」をコンセプトに「斑鳩」「ちよがみ」をはじめ人気ラーメン店が軒を連ね大集結!
つけ麺、いやラーメン好きなら知らぬ者はいないといっても過言ではない「六厘舎」。2005年、品川に一号店を開業して以来、つけ麺ブームの火付け役として常に業界をリードしてきた存在だ。そんな六厘舎グループの店舗は、どこも超人気だけあって行列が途絶えない。そんな行列ばかりの六厘舎グループにおいて、比較的スムーズに座れるのが東京駅の六厘舎だ。味はもちろん、オペレーションにも感動したため、その記録を残しておく。
「THE 王者」。東京ラーメンストリートでもその存在感は群を抜く

全国各地の人気店が集うこの場所でも、六厘舎の並びは一際すごい。
ただ、この日は平日かつ開店直後だったこともあり、15分程度で入店できた。

お店一番人気である「特製つけ麺」をチョイス。
ちなみに、六厘舎では100円で「スープ増し」ができる。ただでさえ麺量が多いつけ麺を特盛にして食べることもある筆者としては、この選択肢はかなり嬉しい。

卓上にはお酢、七味、魚粉、コショウなどが並ぶ。

水と一緒にスープ割りのスープがあるのも特徴的。目安を記載してくれているのも親切だ。

そうこうしていると着丼。
これがびっくりするくらい早かった。厨房を見ていると、どうやらホールの状況を見つつ、席に着く前から茹で始めていたようだ。
お客が着席してから茹で始めるのではなく、前のお客が食べ終わり次のお客が着席するタイミングで茹で始める。
一歩間違えれば大量のロスが発生してしまうこのやり方で、熟練のスタッフが絶妙なタイミングを見計らないながら提供スピードを上げている。さすが六厘舎。あっぱれ。


どろっとした濃厚スープは、見た目に比べるとあっさり。鶏ガラ、豚骨、魚介の旨みとコクがグングン押し寄せてくる。

肉厚チャーシューも程よい柔らかさと味しみで王者の風格を漂わせる。

つけ麺ではほぐし豚も、チャーシューとは違った良さを主張してくる。この形状は麺に絡みやすいのでそれもいい。

魚粉は海苔の上に載っているため、スープにいれる量を自分で調節しながら味を変化させていくとよいだろう。

麺は見た目からしてうまい。

もちもち、ツルツル。喉越しも歯応えも最高だ。これぞつけ麺。麺単体ですでに一つの料理として成り立っている。

もちろん、スープに絡めてもうまい。


メンマや味玉など、脇役にも抜かりなし。

麺が無くなったあとは、スープ割りも忘れずに。

ごちそうさまでした!
業界のトップリーダーは、やはり凄かった

麺、スープ、具材、すべてにおいてハイクオリティであった。さすが業界を牽引し続けるトップリーダー。
日によっては行列を覚悟しなければいけないが、オペレーションが非常にスムーズなため、意外と待ち時間は少ないはずだ。
六厘舎を食べずしてつけ麺を語るなかれ。食べたことのない方は、ぜひ一度その実力をたしかめに行ってほしい。
(文=ミヤモトマサシ/フード・フリーライター)
提供元・オトナライフ
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