日本で最初の公園として古くから整備されてきた芝公園は、都心なのに自然がたくさん残っていてオアシス的な存在。四季折々の表情を見せる自然の中を探検したり、遊具でおもいっきりはしゃいだり…、コロナ禍のなか、オープンエアで安心して子どもを遊ばせられるスポットとしても注目されています。御成門駅、芝公園駅、赤羽橋駅などいろいろな駅が利用できて、アクセスも便利。園内各所から顔を出す東京タワーを見つけるたびに、親子でテンションアップ間違いなしです!
※ゴミは各自お持ち帰りください。

目次

芝公園は日本で最初の歴史ある公園

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(写真=るるぶkidsより引用)

都立芝公園は明治6年(1873)に、上野恩賜公園などとともに日本で最初の公園として指定された歴史ある公園。区立芝公園とともにもともとはすべて増上寺の敷地内だったため、寺を囲むように整備されています。一周歩けば20~30分かかるほどの広さに歴史スポットやスポーツ施設も点在。イベント会場や防災拠点など、多目的に活用できる公園として親しまれています。

園内各所の遊具は幼児向けがメイン

遊具が設置してあるのは、みなと図書館もある4号地、のびのび広場がある18号地、体力測定健康歩道がある17号地で、いずれも幼児向けがメインです。各遊具をエリアごとに紹介します。

4号地「児童遊園」の遊具

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(写真=るるぶkidsより引用)

まずは4号地の南側入口からすぐのところに設置された、すべり台2つやのぼり棒などが組み合わせられた複合遊具。下の地面はクッション性のあるソフトな素材になっていて、安全性も考慮されています。
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

まだまだ4号地の児童遊園内にある遊具です。みんな大好きなスプリング遊具!
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

次は、ブランコ!普通のブランコですが、東京タワーを間近に眺めながら漕げるのはココだけかも!?
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

あまり見たことのない遊具も発見しました!シーソーのように両側に乗って交互に上がったり下がったりして遊びます。

18号地「のびのび広場」~17号地「体力測定健康歩道」の遊具

続いて東京タワー側に移動して、のびのび広場がある18号地です。
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

手前側は砂場にスプリング遊具、すべり台と一般的な公園の遊具が並ぶのですが、特徴的なのはその先!
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

実は、芝公園は東京初の運動器具が備えられた公園という歴史ももっていて、今から約120年も前の明治35年(1902)には器具が取り付けられていたといいます。その名残が今も続いているのか大人向けの運動器具も各所に備えられ、その一部は子どもでも遊べそう!子どもたちが遊んでいるのをただ見守っているだけではなく、その間にパパママは日頃の運動不足を解消!なんて利用の仕方もできますよ。
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

そして、18号地から道路を挟んで向かいの17号地にある、体力測定健康歩道も大人と子どもが一緒に楽しめそうなエリアです。片足立ちや懸垂など9種類の運動によって体力を測定する体力測定遊具は子どもたちにも大人気!たしかに、小さな頃からこうやっていっぱい遊ぶことが、体力アップにつながるのですよね。

自然散策や東京タワーの撮影も楽しめる

芝丸山古墳周辺は自然がいっぱい

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(写真=るるぶkidsより引用)

園内に多く残る自然も、都心のど真ん中にあるとは思えない芝公園の魅力です。芝生広場にほど近い芝丸山古墳や芝東照宮があるエリアは、梅林もあって自然散策にぴったり!
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

特に古墳を登る階段は、短いながらもまるで山登りをしているような雰囲気の散策路になっており、ハイキングが好きだけど子どもが小さくてなかなか行けないというパパママにもおすすめかもしれません。
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

さらに、見頃を迎えると赤や黄に染まるもみじ谷も自然豊かなエリア。木漏れ日がすがすがしい木々の合間に見える、天へと堂々とそびえる東京タワーが圧巻です。
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

東京タワーの撮影スポットを探そう

園内には他にも東京タワーがきれいに撮影できるスポットがたくさんありますので、いろいろ探してみるのも楽しいですよ。
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

少し遠目から撮るなら日比谷通りの東側にあたる6号地から12号地にかけてがおすすめ。通りの幅が広いので手前に邪魔する建物がなく、さらに、増上寺や東京プリンスホテルとのコラボレーションも撮影できます。
 

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東京プリンスホテルから生えているかのよう(写真=るるぶkidsより引用)
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こちらは増上寺の表門と一緒に(写真=るるぶkidsより引用)
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(写真=るるぶkidsより引用)

公園の雰囲気を入れつつ撮影するなら、4号地の児童遊園から広場に向けての並木道がベストスポット。東京タワーに一直線に伸びていて、木々の間から雄大な姿が収められます。

春夏秋冬、季節ごとの見どころは?

春の桜や秋の紅葉をはじめ、芝公園は季節ごとの見どころもたっぷりです。

春は花見客でにぎわう桜の名所

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提供:(公財)東京都公園協会(写真=るるぶkidsより引用)

東京タワーをバックに愛でる桜の名所としてにぎわいます。ソメイヨシノを中心にサトザクラやヤマザクラなど、公園全体で約200本の桜があり、弁天池付近や芝丸山古墳周辺が特におすすめです。

夏はプールがオープン

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(写真=るるぶkidsより引用)

近くには港区立芝公園多目的運動場(愛称名:アクアフィールド芝公園)があります。7月1日~9月15日はプール営業をしており、入場料を払えば誰でも利用できます。

秋は紅葉が長く楽しめる

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提供:(公財)東京都公園協会(写真=るるぶkidsより引用)

秋は紅葉!色づいた木々の合間から見える東京タワーは圧巻です。11月下旬~12月上旬が見頃とされていますが、いろいろな種類の木々が生えているので、11月上旬頃から長く楽しめます。

冬は梅が見事

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提供:(公財)東京都公園協会(写真=るるぶkidsより引用)

2月から3月にかけては、「銀世界の梅」と名付けられた紅白梅が次々と花開き、見頃を迎えます。ここでも背景に東京タワーが見えますね!

ベビー向け施設や周辺スポットも充実!

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(写真=るるぶkidsより引用)

園内各所に設置されたトイレは清潔に管理してあり、オムツ替えができる多目的トイレも充実。都立芝公園サービスセンターでは、授乳スペースの貸し出しも行っています。
 

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(写真=るるぶkidsより引用)

さらに東京プリンスホテルのレストランやショップ、東京タワーなど、周辺の立ち寄りスポットも充実。もちろんいずれもママパパにうれしい子ども向け施設も充実しているので便利です。小さな子どもも一緒に1日楽しめる芝公園周辺に、プチトリップ気分で訪れてみませんか。

都立芝公園

問合先 03-3431-4359(芝公園サービスセンター)
住所 東京都港区芝公園4-10-17
料金 入園無料 ※一部有料施設あり
時間 入園自由
定休日 入園自由 ※サービスセンター窓口は年末年始
URL https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index001.html

提供元・るるぶkids

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