『FUNQ/PEAKS』より

軽量で快適な登山テント19選!素材とデザインが進化した最新モデルをチェック

2020.6.27
家族・子育て
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
INDEX

ダブルウォールタイプのテント紹介

現代のテントの大半を占めるタイプだ。インナーテントとフライシートという二重構造で設営にはいくらか手間がかかるが、それらの間に風が通るので湿気が逃げやすく、内部の結露が抑えられて快適。

また日光を遮断する効果も高く、夏場も他のタイプよりも涼しく過ごせる。フライシートで覆われたインナーテントの前の部分は前室と呼ばれ、ブーツを置いたり、雨天時の調理に使えたりするのも便利だ。

モンベル/ルナドーム2型

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
快適でいて、かなりの軽量。
46,000円
最小重量:1.56kg
収容人数:2人
問い合わせ:モンベル
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
インナーテントの四方に短いポールを延ばして前後左右の壁を垂直気味に立ち上げ、テント内部は広い。

このサイズのテントには珍しく、ベンチレーターがなんと4カ所にもついており、暑い時期でも熱気と湿気を逃して快適だ。2人用で重量1.56kgも注目すべき点。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
ベンチレーターはバー状のパーツで強制的に開いて通気を促す。その一方で、悪天候時は面ファスナーで閉じられ、雨水が入りにくい。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
ハブの連結部分からポール末端が外側に飛び出し、インナーテントの壁を持ち上げる。テントの天井部分が広がり、狭苦しくならない。

ニーモ/ホーネットストーム1P

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
居住性を犠牲にしないで1㎏を切る軽量性を実現
41,000円
最小重量:0.76kg
収容人数:1人
問い合わせ:イワタニ・プリムス
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
足元の2隅はバー状のパーツで立ち上げ、寝袋が壁に触れにくいようにデザイン。雨や結露に強くなり、快適度がアップする。

天井部にプロペラのようなパーツがあり、内部を広げるのも特徴的な工夫だ。ペグを打たねば形状が安定しない半自立型だが、その分だけ軽量。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
インナーテントのフックをフライシートにかけると、内部スペースが広がる。

MSR/ゾイック1

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
インナーテントは風通しがよいフルメッシュ
42,000円
最小重量:1.5kg
収容人数:1人
問い合わせ:モチヅキ
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
蒸し暑い夏に向くメッシュ使いのテント。フライシートの裾が他のテント以上に地面から離れていることもあり、風を内部に呼び込み、熱気を流し出してくれる。

クロスする2本のポール以外にも短いポールが天井にあり、サイドの壁を立ち上がらせ、内部を広くしている。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
インナーテントのフロア以外は、ほぼすべてメッシュ。このメッシュは目が細かく、極小の虫も入らない。

プロモンテ/VL-16

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
山中でも目立つさわやかなカラーリング
43,000円
最小重量:1.21kg
収容人数:1人
問い合わせ:エイチシーエス
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
オーソドックスなデザインながら、張りのあるパーツで開きやすくしたベンチレーターや、暗闇でもテントの場所がすぐにわかるリフレクターを備えるなど、完成度が高いモデル。

メッシュパネルを備えた入口はL字型に大きく開き、開放感が高いのもポイントだ。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
出入り口のパネルは、下部がメッシュになる仕様。フライシートの下から流れ込む風を内部に引き込む。

ライペン/トレックライズ1

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
シンプルを極めたルックス。日本のテントのスタンダード
42,200円
最小重量:1.46kg
収容人数:1~2人
問い合わせ:アライテント
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
丈夫な生地と金属パーツを使い、破損の心配をあまりしないで使える日本のテントの大定番。これを選べば初心者も失敗が少ない。

同社のフライシートはコーティングが劣化しにくく、長く使えるのは意外と知られていない長所だ。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
ポールをインナーテントの筒状部分に通すスリーブ式。末端は閉じられ、ポールが自動的に固定される。

ザ・ノース・フェイス/FP1

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
かわいらしい雰囲気もあるツートーンカラー
46,000円
最小重量:1.29kg
収容人数:1人
問い合わせ:ゴールドウイン
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
インナーテントの生地は天井付近の一部のみがメッシュ。フライシートの下から流れ込む冷気を体に直接当てないようにしつつ、内部の湿気は逃がそうという工夫だ。

真夏よりも春や秋に向く構造ともいえ、凍えずに眠りたい人におすすめだ。耐水性が高いのも長所。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
スリーブに通したポールで、インナーテントを「線」で持ち上げ、内部スペースを広くする工夫をプラス。

ヘリテイジ/ハイレヴォ

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
細かなアイデアを散りばめた1kgを切る軽量タイプ
49,800円
最小重量:0.94kg
収容人数:1~2人
問い合わせ:ヘリテイジ
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
インナーテントの出入り口の2隅、そしてテント裏側にも吹き流し型ベンチレーター。

フライシートのテンションの調整はテープを絞るだけで済み、開くときは面ファスナーで簡単に固定する方式にとどめて、快適性を考えながら軽量に。機能的で個性的なモデルだ。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
フライシートの出入り口が三角形に開き、インナーテントのベンチレーターと連動。雨を避けながら換気できる。

ビッグスカイ/チヌーク2Pテント

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
フライシートの上にまわしたポールで全体を立体化
65,000円
最小重量:1.64kg
収容人数:2人
問い合わせ:ロータス
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
あらかじめフライシートとインナーテントが連結され、これらをまとめてポールにかければ一気に設営が完了。このすばやさは、悪天候のときほどありがたい。

正面には前室を作るためのポールが位置するが、軽量化したいときは、このポールは使わずに省略もできる。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
バックル付きのテープで一体になったフライシートとインナーテント。外してフライだけで使うことも可能。

MSR/アクセス2

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
シンプルで悪天候に強く、真冬や高山にも対応
85,000円
最小重量:1.64kg
収容人数:2人
問い合わせ:モチヅキ
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
出入り口が前後にある2人用。各部に強靭な素材を使い、ガイラインをフライシートに取り付ける部分は別生地で補強するなど、強風に耐えられるように設計。

フライシートの下部は地面に近く、風であおられる恐れも少ない。夏以上に残雪期や積雪期に向くモデルだ。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
ポールは非常に軽量な複合素材。強度も高く、強風による圧力も受け流し、テントの破損を防止する。

ファイントラック/カミナドーム1

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
薄い生地と要所の補強で剛性と軽量性を両立
55,000円
最小重量:1.13kg
収容人数:1人
問い合わせ:ファイントラック
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
1人用で約1.1kgという軽量モデルだが、負荷がかかる部分にはダイニーマのテープを縫い込むことで強度を上げている。

インナーテントの壁は垂直気味に立ち上がり、内部はかなり広い。インナーテントの生地は驚くほどの極薄で、これも軽量化に貢献している。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
インナーテントの出入り口は、メッシュパネルも併用されている。暑い時期は換気効率が上がって涼しい。

ビッグアグネス/シーバー2

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
強度と重量、防水と通気。バランスがいいモデル
28,000円
最小重量:1.62kg
収容人数:2人
問い合わせ:ケンコー社
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
テントの前と後ろがポールでサイドに張り出し、内部が広くなる構造。天井部分にも短いポールが渡り、頭周りも狭苦しくない。

それほど軽量ではないが、耐久性がある生地を使い、インナーテント上部はメッシュで通気性をアップさせるなど、初心者も使いやすい。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
奥に行くに従って狭く、低くなるテント内の上部は、白いメッシュ。風が通り抜け、蒸れと熱気を排出する。

シングルウォールタイプのテント紹介

テント本体とポールを組み合わせるだけで立体化し、設営が簡単で時間もかからないのが大きなメリット。テントの生地一枚だけで防水性を実現するために内部は密閉されがちで、結露が起こりやすく熱気もこもりやすい。

降雨時の出入りの際は、内部が濡れやすいという問題もある。最近は通気性を上げる工夫を高めたものも多く、以前ほどデメリットが目立たないが、ある程度、テント泊に慣れてから使うほうが良い。

ブラックダイヤモンド/ハイライト2P

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
良好な内部環境を目指し、通気性のよさを重視
43,700円
最小重量:1.18kg
収容人数:2人
問い合わせ:ロストアロー
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
天井のベンチレーターに加え、出入り口にもメッシュパネルを設置。通気性を上げ、内部の結露を減らそうという工夫だ。

ポールは内側からテントを持ち上げる仕組みで、悪天候時ははじめに人が内部に入り、その状態からポールを延ばして立体化させることもできる。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
天井部分にはトンネルのように貫通したベンチレーター。風で雨水が吹き込みそうなときは、ファスナーで完全に閉じることができる。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
頭上の短いポールは外側に突き出し、小さい庇を作る。このため、シングルウォールでも内部に雨が入りにくい。

ヘリノックス/Tac.アタックソロ

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
剛健という言葉が似合う、すべてがタフな素材と作り
68,000円
最小重量:1.35kg
収容人数:1人
問い合わせ:エイアンドエフ
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
モデル名の「Tac.」は「タクティカル」のことで、“戦術的な”という意味。

それだけにミリタリーテイストのカラーリングで、ゴワっとするほど生地には厚みがあり、非常に強靭だ。防水性と遮光性が高い生地は風を通さないが、頭上と足元のベンチレーターで湿気を逃がす。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
生地は遮光性があり、足元のベンチレーターから光が入る程度。日中でも薄暗く、昼寝もしやすい。

モンベル/U.L.ドームシェルター1

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
一般のテント以上の速さでポールで簡単に自立
36,000円
最小重量:0.74kg
収容人数:1人
問い合わせ:モンベル
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
ポールで自立するツエルト、というユニークな視点で開発され、ほぼテントと同じように使えるシングルウォールタイプ。

つぶした状態の本体にポールを差し入れて一気に持ち上げるだけで立体化するインナーポール式で、設営の手間と時間はわずかなものでしかない。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
テントの孔からポールを内側に押し入れて立体化させる。押し込んだ末端は内部の隅で固定される。

シェルタータイプのテント紹介

メーカーによってはテント自体もシェルターにカテゴライズしているほど、シェルターと呼ばれるものの範囲は広い。一般的にテントほどの強度や快適性はないが、設営が簡単で軽量なものをイメージすればよい。

今回は、付属ポールなどがないツエルトのようなタイプと、スリーピングバッグを大きくしたようなビビィをシエルターの枠で紹介する。

ライペン/ビバークツエルト1ロング

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
「寝る」こともできる、多目的な日本的ギア
10,500円
最小重量:0.24g
収容人数:1~2人
問い合わせ:アライテント
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
日本で独自進化したツエルトは、ただ上からかぶったり、タープやポンチョのように使ったりと応用度が高く、この「ロング」のように身長サイズがあれば横たわって就寝することも可能。張り綱やポールを使うなど、設営方法もさまざまだ。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
風雨を避けるためにツエルトをかぶり、ベンチレーターから顔を出してうずくまる……なんていうのもスタンダードな使い方。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
収納時は16×7×6cmで、500mlペットボトルの半分よりも少し大きいくらいのサイズ。これなら持ち運びが苦にならない。

アウトドアリサーチ/スターゲイザービビィ

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
まさに寝るためだけにデザインされた最小スペース
48,000円
最小重量:0.52kg
収容人数:1人
問い合わせ:エイアンドエフ
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
寝袋+αのスペースのみのビビィサックといわれるシェルター類は、広げてすぐに眠れる簡便性と、就寝時に必要な面積が極小なのが大きなメリット。

この新製品は防水透湿性がある新素材・アセントシェルを使用しており、全面をファスナーで閉じても蒸れは少ない。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
頭から胸元にかけてはメッシュパネルで覆われ、暑い時期はこの状態で眠っても虫には刺されない。

ファイントラック/ツエルト1

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
裾だけが広い形状で眠れるサイズでも軽量に
16,000円
最小重量:0.23kg
収容人数:1~2人
問い合わせ:ファイントラック
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
天井部分から地面に向かって広がるデザインになっており、幅はちょうど2m。形状から考えると、背が高い人が横たわると頭と足は生地に触れるだろうが、重量230gならば仕方ない。

ベンチレーターは張りがあるパーツでつぶれないように工夫され、通気性は十分だ。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
テントのようにして使う場合は、フロア部分で左右の生地を結び合わせる。とはいえ、使い方は発想次第だ。

その他のバリエーション紹介

日本の人気山域、たとえば北アルプスのような高山のテント場は、地面が硬くてペグが刺さらず苦労することもある。そういう場所では、ペグなしでも立体化するドーム型の自立式テントが安心だ。

だが地面が柔らかい森のような場所のキャンプ地ならば、初心者でもテント選びの選択肢は増える。面積のわりに軽量な1ポールタイプはおすすめのひとつで、シェルターにタープを組み合わせるタイプも一手だ。使い慣れれば、山がますます楽しい。

ローカスギア/クフHB KIT

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
スタイリッシュなフォルムで通気性の高さも上々
58,000円
最小重量:合計0.75kg / 収容人数:2人
問い合わせ:ローカスギア
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
メッシュ主体のインナーに、一般のテントならばフライシートに当たるシェルター本体を組み合わせたキット。内部の中央にトレッキングポールなどを立てて立体化する1ポール式で、2人眠れるサイズだ。

ペグでしっかりと固定することで強風に対応し、悪天候もしのげる。
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
シェルター本体を左右に大きくまくりあげた開放的な状態。インナーはメッシュ素材で、通気性は上々だ。

パーゴワークス/ニンジャタープ

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
20,000円
最小重量:0.5kg

パーゴワークス/ニンジャネスト

FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
24,000円
最小重量:0.65㎏
収容人数:2~3人
問い合わせ:パーゴワークス
 
FUNQ
(画像=FUNQ/PEAKSより引用)
ネストという名のシェルターとタープは別販売。だが合わせて使うと、さらに居住性がアップする。

ネストはフロントにもサイドにもファスナーがあり、出入り口の向きは自由だ。その上にかぶせるタープも多様な使い方ができ、使用目的や風向きなどに応じて変化をつけられる。

※価格はすべて税別表記、2019年4月現在の価格となります。

出典
PEAKS 2019年4月号 No.113

PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

提供元・FUNQ/PEAKS

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