FX口座開設の審査に落ちてしまう5つの理由 必要書類や審査日数、審査項目は?

2020.11.4
投資
(画像=beeboys/stock.adobe.com)
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FX口座を開設する際は、何を審査されているのか?ネットならFX口座の申し込みから開設まではわずか数日で済むが、短期間の間にどんなところを審査しているのか、審査基準や必要書類、必要日数や落ちてしまう理由など、FX口座の審査について紹介していこう。

目次
1,FXの審査とは?証券口座と何が違うのか?
2,FXの審査に必要な書類は?
3,審査にかかる日数は?
4,FX口座開設では何を審査しているのか?
5,なぜ審査に落ちてしまうのか?5つの理由
6,審査に落ちたらどうすればいいのか?3つの解決策・対処法を紹介
7,FX口座開設の審査に関する5つのQ&A
8,FX会社の審査はそれほど厳格ではない

1,FXの審査とは?証券口座と何が違うのか?

FX口座の開設にあたっては、会社側で行われる口座開設の審査にパスしなければならない。FX口座開設の審査は、申し込み者から送られてきた個人情報やマイナンバー、本人確認書類など、必要書類がそろった時点で、FX会社内で審査が行われる。

最も簡単で、取引開始までの期間が最短となるのは、スマートフォンを利用した口座開設申し込みだ。このスマートフォンによる申し込みから審査、取引開始までの一般的な流れは以下のとおりだ。

①    FX会社のホームページにある「口座を開設する」ボタンを押して、口座開設申し込み画面に遷移する。

②    「契約締結前交付書類等の電磁的方法による交付」「交付書面の確認」「取引内容の確認」などの内容を確認した上で、「同意・承諾」をチェックする。

③    引き続き、住所、氏名、年齢、職業など、申し込みフォームで記入が求められている項目全てについて漏れなく回答する。

④    記入漏れや記入ミスがないことを確認したら送信する。

⑤    マイナンバーを確認できるマイナンバーカード、あるいはマイナンバーが記載された書類と本人の自撮り写真などを、指示どおりに撮影してアップロードする。

⑥    FX会社側で審査が行われる。

⑦    審査に通ると、申し込み者にメールで「口座開設完了のお知らせ」が届く。

⑧    メールもしくは郵便でログインIDとログインパスワードを受け取ったら、サイトにログインする。

⑨    口座に入金すれば、取引を開始できる。

FX口座開設申し込みから取引開始までの流れを見ると分かるように、ネット証券の口座開設手続きと何ら違いはない。

2,FXの審査に必要な書類とその理由

FXの口座開設では、申し込みフォームへの個人情報の入力とは別に、FX会社に所定の書類の提出(スマートフォンを使った申し込みでは、写真撮影とアップロード)が必要になる。

FX口座開設に必要な書類――マイナンバーがあるかどうかで異なる

提出書類は、「マイナンバーカードがある場合」と「マイナンバーカードがない場合」で異なるので、以下でその違いを確認してほしい。

マイナンバーカードが
ある場合
マイナンバーカード表面(写真付本人確認)
マイナンバーカード裏面(マイナンバー)
マイナンバーカードが
ない場合
1と2両方を提出
1 以下のうち、いずれか1点
・個人番号通知カード(マイナンバー、表面)
・マイナンバー付きの住民票の写し
2 以下の写真付き本人確認書類のうち、いずれか1点
・運転免許証の表面(住所変更があれば裏面も)
・パスポート(顔写真+所持人記入欄)
・住民基本台帳カード(表面)
・在留カード
・特別永住者証明書
もしくは、以下の写真なし本人確認書類のうち、いずれか2点
・健康保険証(表面)
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
(※各社ホームページで公表している口座開設の進め方を参照し筆者作成)
 

いずれの本人確認書類も有効期限内であることを確認すること。なお、顔写真付証明写真の撮影では、顔部分が鮮明に写るように気を付けてほしい。

マイナンバーや本人確認のための提出書類は、FX会社によって大きな違いはない。

注意したいのは、マイナンバーカードがない場合の必要書類だ。各社によって提出書類の提出点数が異なる場合があるので、口座開設申し込みの際に、各社の申し込み画面でしっかり確認してほしい。

書類提出が必要な理由

書類の提出が必要になる理由は、大きく分けて以下の2つである。

・理由1,FX会社には、顧客のマイナンバー(個人番号)を税務署に通知する義務があるから
→FX会社に、マイナンバーカードの画像提出、もしくはマイナンバーの通知と本人確認書類の提出が必要

・理由2,顧客がFXで得た資金が、反社会勢力の活動資金に流用されないように、顧客の身元を確認する必要があるから
→本人確認書類と本人の写真を提出する

こうした理由に基づいて、FX会社では、あらかじめ口座開設申し込みの際の提出書類を定めている。

3,審査にかかる日数は?

書類を提出した後、どのくらいでFX口座は開設できるのだろうか?FX会社によって違いはあるのだろうか。

代表的なFX会社10社をピックアップして、スマートフォンを使って本人確認した場合の、審査完了までの日数と取引開始までの流れを比較してみよう。

主なFX会社10社の審査完了までの日数と取引開始までの流れ

FX会社名 審査完了
(口座開設完了)
までの日数
取引開始までの流れ
DMMFX
詳細はこちら
最短1時間~当日中 口座開設完了後、メールで、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
YJFX!
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最短即日から1営業日 口座開設完了後、メールで、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
みんなのFX
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最短当日 口座開設完了後、メールで、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
外為どっとコム
詳細はこちら
最短当日 口座開設完了後、メールで、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
ヒロセ通商
詳細はこちら
最短当日 口座開設完了後、メールで、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
LIGHT FX
詳細はこちら
最短翌日 口座開設完了後、郵送で、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
FXプライムbyGMO
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最短3日ほど 口座開設完了後、郵送で、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
外為オンライン
詳細はこちら
3~5営業日以内 口座開設完了後、郵送で、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
GMOクリック証券
詳細はこちら
【証券総合口座と
FX口座の同時開設】
最短4営業日
【証券総合口座とFX口座の同時開設】
口座開設完了後、郵送で、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
【FX専用口座の
開設】
最短2営業日
【FX専用口座の開設】
口座開設完了後、メールで、
口座開設完了とログインID、
パスワードを通知。その後、取引開始可能
SBI FXトレード
詳細はこちら
審査完了までの
目安日数は非公表
口座開設完了後、メールで
口座開設完了を通知。
ログインIDとパスワードは郵送。
その後、取引開始可能
(※各社ホームページで公表している口座開設の進め方を参照し筆者作成)
 

スマートフォンによる本人確認の場合、対象のFX会社10社では審査の過程で特別な問題がなければ、口座開設申し込みから審査完了までの日数は、最短1日から最長5営業日以内である。

最近では、口座開設申し込みから審査完了までの期間短期化が進んでおり、最短1日で審査が完了するFX会社も多い。対象10社中、DMM FX、YJFX!、みんなのFX、外為どっとコム、ヒロセ通商、LIGHT FXの6社の審査完了までの日数は、業界最短の1日だ。

審査完了による口座開設完了のお知らせは、ログインIDとパスワードとともに、FX会社ごとに定められた方法(メールもしくは郵送)で、申し込み者の元に届けられる。

ここで比較した「審査完了までの日数」は、あくまでも審査の過程で特別な問題が生じなかった場合の目安である。入力情報と本人確認書類の不一致など、申し込み内容に不備があれば、審査にさらに時間がかかることもあるので注意してほしい。

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4,FX口座開設では何を審査しているのか?

書類を提出し、最短で当日に開設できるFX口座だが、提出後何が審査されているのだろうか?FX会社は審査基準を公表していないため、審査通過の条件は厳密には分からない。

しかし、FX会社各社にはFX取引契約約款が備えられており、この約款に基づいて審査は進められる。約款と申し込みフォームの内容、本人確認書類などを照らし合わせながら、FX業界をとりまく環境も考慮すると、以下のような審査基準で口座開設の適否が判断されると考えられる。

審査基準1,申し込み者本人は実在する人物か?FX口座と出金先口座の名義人は同じか?

口座開設申し込みフォームで申告した個人情報と、別途提出した本人確認書類、本人写真を突き合わせて、申し込み者が申告した住所に実在する人物であることを確認する。このように、申し込み者の身元を特定することによって、反社会的勢力に属する人物が身分を偽ってFX口座を開設し、FXで得た資金を反社会的勢力の活動資金に流用する事態を未然に防いでいる。

FX口座開設の際には、FX口座の名義人と、入出金先の金融機関の名義人が同じであることも厳格に求められる。これは、FX口座名義人と入出金先金融機関の名義人が異なる場合は、マネーロンダリングに悪用されたり、納税回避につながったりする恐れがあるためだ。

どちらも、金融庁の指導によって、本人確認の徹底のため導入された基準である。

かつてFX取引で得られた利益が反社会的勢力の資金源となった事例が続いたため、FX口座の悪用を防ぐ水際対策として、本人確認審査が厳格化されたという経緯がある。

審査基準2,申し込み者本人は行為能力のある成人であるか?

どのFX会社にも共通する口座開設基準というものは、実はそれほど多くない。一般的には、「日本国内に居住する、行為能力のある成人であること」程度である。

このうち、「行為能力のある成人」の概念は、20歳以上80歳以下、もしくは20歳以上75歳以下、18歳以上20歳未満の場合は婚姻者であるか、法定代理人の同意があることなど、FX会社ごとに約款で定められている。

この要件さえ満たしていれば、基本的には口座開設は可能なのだ。働き盛りのビジネスパーソンであれば、ほぼこの条件をクリアできるので、口座開設申し込みをすれば、審査にはほぼ通ると考えてよいだろう。

審査基準3,過去に同一のFX会社で、FX口座を開設していないか?

同一名義の個人口座を複数持つことは、多くのFX会社で約款によって禁止されており、口座開設の案内ページで注意喚起されていることもある。審査開始後に、過去に開設した口座があることが判明すれば、審査にパスすることはない。

FX会社によっては、複数の個人口座を開設できるFX会社や、個人口座と法人口座の併設であれば、同一人物でも開設可能とする場合もある。

口座を開設したかどうかはっきり覚えていないならば、申し込み前にカスタマーセンターに問い合わせてみよう。

審査基準4,一定の投資経験はあるか?

FXはいつ、誰がトレードしても、大きな損失が出るリスクがある。FXに限らず、投資経験がまったくない人の場合、より深刻な損害を被る可能性があるため、投資家保護の観点から、一定の投資経験があることを暗に申し込み者に求めている。

基本的に、「〇年以上の投資経験があること」など、細かな規定が設けられていることはない。しかしどのFX会社の約款にも「お客様の判断と責任において本取引を行う」、あるいは「本取引の内容、仕組みおよびリスクについて十分理解していることに同意する」といった文言があることからも、ある程度の投資経験や投資知識が求められているのは明白である。

さらに、どのFX会社の口座開設申し込みフォームにも、投資経験を申告する項目が必ず設けられており、FX会社としても、申し込み者の投資経験を重要視していることが分かる。この年数が0年だったからといって、即座に審査に落ちてしまうということにはならないが、FX会社の方で一定の目安として用いているのは確かだろう。

審査基準5,FX投資に回す余裕資産はあるか?

損失リスクがあるFXは、投資の原資が余裕資金であることが求められる投資である。そのため、借金してFXトレードをしなければならないような資産状況の人に対しては、口座開設は認めていない。

口座開設申し込みフォームでも金融資産の回答は必須になっており、保有する金融資産の総額を選択するようになっている。投資経験同様に、多額でないにしろ、一定の金融資産があるかどうかを、FX会社はチェックしているのだ。

大半のFX会社では、口座開設基準や約款の中で、投資家の金融資産基準を定めていないものの、「金融資産が50万円以上あること」などのように、具体的な資産基準を設けている会社もある。

実際の金融資産と申告した金融資産の整合性についてFX会社から問い合わせが来ることはめったにないだろうが、金融資産が0円や10万円程度であると、口座開設不適合という判断が下る可能性はあるだろう。

借金を証拠金に充てることが健全なFXの投資スタイルであるとは言い難い。審査以前に、FXに回す余裕資金があることを確認してから、口座開設を申し込むべきなのはいうまでもない。

5,FXの審査に落ちてしまう5つの理由

一般的に、FX口座開設の審査は、クレジットカードやキャッシングの審査に比べると厳格ではない。口座開設を申し込む人のほとんどが審査を通過する。そのような中、審査に落ちてしまうのは、どのような場合なのか。仮に審査に落ちても、FX会社がその理由を申し込み者に伝えることはない。

そこで、各社の口座開設基準やFX取引契約約款と照らし合わせて、想定される主な理由を5つ挙げてみよう。以下の5つの理由に該当しないように注意して、口座開設手続きを進められるのが理想だ。

理由1,個人情報の記入に不備があった

口座開設申し込みフォームに入力した個人情報と、提出した本人確認書類の情報に相違があると、同一人物とみなされず、審査に落ちる可能性が高くなる。名前や住所の漢字1文字でも間違って入力されていた、あるいは引っ越し前の住所をうっかり入力して送信したといった場合も、同一人物とみなされない。

反社会的勢力による成りすまし口座、資金洗浄のための偽口座、もしくは脱税目的の別名義の口座開設などを防ぐことは、FX会社にとって喫緊の課題だ。そのため、FX会社では、審査に際して、FX口座名義人と入出金先金融機関の名義人の同一性、およびFX口座名義人の身元確認を徹底して行っている。くれぐれも申し込みフォームの入力には注意してほしい。

理由2,過去に同じFX会社で口座を開設していた

多くのFX会社では、複数の個人口座の保有は認められていない。仮に過去にFX口座を開設したことを忘れていれば、もちろん新規の口座開設は認められない。

申し込みにあたっては、同一のFX会社で、過去に口座を開設しただけで、まったく取引したことがない休眠口座がなかったかどうかを確認しよう。

理由3,年齢要件を満たしていない

申し込み者が「成人」であることは、FX会社の数少ない口座開設要件である。この「成人」の基準はFX会社によって若干異なる。申し込み者が20歳未満でも口座開設可能な会社と不可の会社がある。80歳でも口座開設できる会社とできない会社がある。

申し込み時点の年齢が口座開設基準から1ヵ月ずれているだけでも、審査に通過できない。自分の年齢(月齢)が、口座を開設したいFX会社の年齢要件に適合していることを必ず確認してから申し込もう。

理由4,海外に在住している

どのFX会社も、FX取引契約約款において、契約者が国内在住であることを適格要件としている。そのため、海外に長期赴任しており、日本国内に居住していないという場合は、日本国内でFX口座を開設できない。

海外在住でも日本のFX会社のホームページを閲覧可能、口座開設申し込みフォームも送信できたとしても、この場合は審査が通ることはないと認識しておこう。

理由5,証券会社かFX会社に勤務している

「証券会社社員またはFX会社社員はFX口座を開設できない」と約款や口座開設基準に明記されていることは少ない。しかし、申し込みフォームの職業欄情報から、申し込み者本人が証券会社もしくはFX会社社員であることが確認された場合、口座開設が認められない可能性がある。

証券会社もしくはFX会社勤務でも口座開設可能かどうかは、口座開設申し込み前に、カスタマーセンターに問い合わせて確認しておいた方が安心だ。

6,審査に落ちたらどうすればいいのか?3つの解決策・対処法を紹介

せっかく口座開設申し込みをしても、上述のような理由によって、運悪く審査に落ちることもあるだろう。ただし、FX会社から、審査で不適合とされた理由が伝えられることはない。理由が分からない以上、同じFX会社で口座開設に再チャレンジしても徒労に終わってしまうこともある。

それでも、FX口座を開設したい、FXトレードをしてみたいという場合は、どのように対処すればよいのだろうか。具体的な対策を3つ紹介しておこう。

対処法1,別のFX会社で再チャレンジする

FX会社によって審査基準や審査の厳格さは異なっている。たとえ、あるFX社の口座開設審査に落ちても、他のFX会社の審査なら難なく通過できるかもしれない。諦めずに、早速次に口座開設したいFX会社を選んで、申し込み手続きをしよう。

前回の口座開設申し込みでは、入力ミスによる本人確認書類との不一致や、過去に口座を開設していた事実を忘れていたなど、初歩的なミスによって審査に落ちた可能性も高い。

こうした初歩的なミスで審査落ちをしないように、次は十分注意しよう。

対処法2,取引単位が小さいFX会社に申し込む

FX会社の審査基準に照らし合わせると、申告した金融資産額がトレードに不十分と判断され、その結果、審査に落ちた場合も考えられる。前回申告した金融資産が少額だったなら、念のため、次に口座開設申し込みをするのは、取引単位が1,000通貨単位、もしくはそれより小さい単位で取引できるFX会社を選ぶというのも手だ。

SBI FXトレードは1通貨単位から、マネーパートナーズの少額FX口座「マネーパートナーズFXnano」なら100通貨単位からトレードできる。この取引単位なら、1万通貨単位、あるいは1,000通貨単位のトレードよりも預け入れる証拠金が少なくて済むので、審査に通る可能性が高くなると考えられる。

マネーパートナーズはスマートフォンによる本人確認であれば、最短翌日に口座開設完了通知とログイン情報がメールで届く。資金不足が理由で審査落ちした可能性があるが、少しでも早くFXを始めたい人は、マネーパートナーズFXnanoで再度トライするのもよいかもしれない。

一方、少ない金融資産で少額取引をする際に注意してほしいのが、ロスカットによる資産喪失だ。少額投資でトレードすると、相場の変動に耐え切れず、ロスカットが発動されやすくなる。この状態が続くと、貴重な資産もあっという間に底をついてしまう。

原則論として、金融資金をためてから、証拠金に余裕をもたせたFX取引を最優先に考えてほしい。

対処法3,現物株式などで、投資経験を積む

投資経験がまったくないのに、とりあえず口座開設申し込みをしたという場合は、審査落ち基準に該当したと考えられる。直後に、投資経験があると偽って申告して、別のFX会社の審査をパスするのは、トレードを始めてからの重大なリスクを考えると、決しておすすめできない。

心当たりがある人は、レバレッジを効かせずに取引できる現物株式で投資経験を積んでから、FXに再チャレンジするという方法もある。

7,FX口座開設の審査に関する5つのQ&A

最後に、FX口座開設の審査でよく見られる素朴な疑問について回答していこう。

Q1,FX口座開設でマイナンバーを提出しなかったらどうなる?

A1,FX口座開設にあたって、マイナンバー情報を提出しなかった場合は、必要書類の不備として、口座開設は認められない。

FX会社は、税務署に提出する支払調書などに顧客のマイナンバーを記載することが所得税法などの法令で義務付けられている。そのため、新規の口座開設にあたって、顧客はFX会社にマイナンバーを提供する必要があるのだ。

Q2,FX口座を開設したら、会社に伝わるのか?

A2,FX会社には、顧客が勤める会社に対して、口座開設完了などの情報を通知する義務はないので、FX口座開設状況が会社に伝わることはない。もちろん、口座開設審査の際に、勤務先にFX会社から所在確認のための電話がかかってくることもない。

そもそも、申し込みフォームに勤務先などを申告するのは、口座開設基準に「安定した収入があること」などの条件があり、それを確認する、もしくは身元の信頼性を保証するためだ。

申し込みフォームに勤務先情報を入力しても、審査完了のスピードが速まることはあっても、勤務先に口座開設状況が伝わるわけではないので、安心してほしい。

Q3,複数のFX会社で、同時に口座開設を申し込んでもいいのか?

A3,複数のFX会社で同時に口座開設しても問題はない。

約款において、同一会社内で複数口座をもつことを禁止しているFX会社は多い。それに対して、他のFX会社に口座をもつことを禁じているFX会社はない。

これからFXを本格的に始めるならば、複数のFX会社で口座を開設して、それぞれのFX会社の強みを生かした使い分けをおすすめしたい。

Q4,FX会社が破綻したら口座にある資産はどうなるのか?

A4,FX会社に預けられている証拠金など、顧客の資産は全てFX会社固有の資産とは区分され、金融機関の信託口座に信託保全されている。そのため、仮にFX会社が破綻しても、顧客の資産は全額戻る仕組みが整えられている。

大切なことはFX会社を選ぶ際に、信託保全を徹底して行っているFX会社を選ぶことだ。国内または外資系を問わず、大手もしくは人気の高いFX会社であれば、たいてい信託保全を行っていると考えてよい。

Q5,FX口座を閉鎖するにはどうしたらいい?どういう場合に閉鎖すべきか?

A5,FX口座を閉鎖するには、口座から全額出金して残高を0円にしてから、FX会社のカスタマーサポートセンター、もしくはお問い合わせフォームで口座の閉鎖を依頼する。

FX会社の口座はどこでも口座管理料が無料だ。ほとんど使われていない口座だから、あるいはずっと残高0円だからといって、あえて閉鎖しなければならない理由はない。

逆にトレードにまったく使わない口座であっても、会員専用の投資情報や分析ツールを利用する、または会員向けのセミナーに参加もできるので、口座を閉鎖しないでうまく活用するのもよいだろう。

8,FX会社の審査はそれほど厳格ではない

FX会社の口座開設審査は、ネット証券の口座開設同様、基準は厳格ではないといえる。実際にFX会社の審査で重要視されるのは、年齢、投資経験、そして金融資産の3点だ。

一般的なビジネスパーソンであれば、極端に金融資産が少ないというような場合を除き、希望通りFX口座を開設できるだろう。

FX口座だからといって、難しく考えることはない。口座開設料、口座管理料ともに無料なので、気軽に口座開設を申し込んでみてはどうだろうか。

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近藤真理
執筆・近藤真理
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。
 
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