保険の相談ができる窓口はどんなところ?2つのメリットとデメリット

2019.6.3
運用・家計
(写真=Pressmaster/Shutterstock.com)
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ショッピングモールなどで目にすることも多い、保険ショップ。保険の相談ができる窓口を利用することには、メリットだけでなくデメリットもある。保険の相談に行く際はその特徴について理解しておくことはもちろん、自分のニーズを整理しておくことも大切だ。

保険の相談ができる窓口ってどんなところ?

従業員が数人の小規模なものから全国に支店を置く大規模なものまで、ちまたには保険の相談ができる窓口が数多くある。これらはその規模に関係なく「保険代理店」と呼ばれ、保険会社と顧客の間に立ちプランニングやアドバイスをしたり、契約手続きや保険金請求手続きのサポートなどを行ったりする。

保険代理店には保険会社1社のみの商品を扱う「専属代理店」と複数の保険会社の商品を扱う「乗合代理店」があるが、ショッピングセンターに出店しているような全国規模の保険代理店は、乗合代理店であることが多い。

保険の相談ができる窓口を利用する2つのメリットとは

保険の相談ができる窓口を利用することには、以下のようなメリットがある。

メリット1……複数社の商品からニーズに合ったものを選べる

それぞれの保険会社には強みと弱みがあるため、保険会社1社だけでは自分や家族のニーズを満たす商品を見つけられないことも多い。複数社の商品を扱う乗合代理店の窓口を利用すれば、いくつかの保険を比較検討したうえで、よりニーズに近い商品選びができる。

メリット2……無料で気軽に保険の相談ができる

以前は自宅や職場に営業担当者が訪問する「訪問型」の保険代理店が多かったが、しつこい電話やセールストーク、突然の訪問に悩まされる人は少なくない。「来店型」の保険代理店であれば、休みの日などに自らの意思で保険の相談に行くことができる。

ほとんどの店舗では無料で保険の相談を受け付けており、ファイナンシャルプランナーなどの有資格者が在籍しているところもある。こういったプロによるカウンセリングやプランニングを無料で受けられることも、この種の窓口を利用するメリットと言えるだろう。

保険の相談ができる窓口を利用する2つのデメリットとは

保険の相談ができる窓口を利用することには、以下のようなデメリットもある。

デメリット1……担当者のプランニング力に差がある

保険は非常に奥が深く、また頻繁に内容が改訂されるため、営業担当者によって知識にかなりバラつきがあるのも事実だ。またプランニング力やカウンセリング力も、人によって異なる。

そのため、窓口を訪問して保険の相談をする際は、担当者の知識・経験についてはもちろんのこと、「自分と合うかどうか」についてもしっかり見極めなければならない。具体的には、以下のポイントをチェックするといいだろう。
  • 自分や家族の話をしっかり聞いてくれるかどうか
  • 1つの商品を強引にすすめるのではなく、複数の商品を提案してくれるかどうか
  • 質問に対して納得のいく回答をしてくれるかどうか

デメリット2……複数社の商品を契約することで請求手続きが面倒になることも

乗合代理店を利用すると、よりニーズに近い商品が見つかる可能性は高い。しかし、複数社の保険に加入した場合、1社で加入する場合に比べて保険金請求手続きが煩雑になることがある。

例えば、医療保険と収入保障保険ともにA社で加入している場合、2つの商品について一度に保険金請求手続きをすることができるし、診断書も1通で足りる。これに対して医療保険はA社の商品に、収入保障保険はB社の商品に加入している場合、保険金請求の手続きをする際はA社・B社所定の書類にそれぞれ記入するとともに、診断書も2通用意しなければならないのだ。

保険の相談ができる窓口を利用する場合は自分のニーズを整理

納得のいく保険選びをするためには、営業担当者任せにして受け身になるのではなく、自分のニーズなどについてしっかり伝えていく必要がある。また不安な点や疑問点はそのままにせず、納得できるまで説明してもらうことが大切だ。

文・曽我部三代(保険業界に強いファイナンシャルプランナー)
 

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