話題のキャッシュレス決済アプリ5選 PayPay、楽天ペイ、d払いなどのメリットや特徴も紹介

2019.5.13
FINANCE
(写真=StreetVJ/Shutterstock.com)
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キャッシュレスアプリが注目されている昨今。現在、政府がキャッシュレス化を推進し、多くの事業者がシェア獲得に力を入れている。多くの事業者が参入しているだけに、どのアプリを使えばよいかわからない人もいるだろう。特に注目のアプリを5つピックアップし、メリットや特徴を紹介していく。

覚えておきたいキャッシュレスアプリの使い方

スマートフォンを使ったキャッシュレス決済は大きく2種類に分けることができる。「非接触型決済」と「QRコード決済」だ。

非接触型決済は、スマホを端末にかざすだけで決済できる仕組みのことだ。Apple pay、おサイフケータイなどがこれにあたる。メリットとしては利用者側の手間が少ないことが挙げられる。ただし、機器などの費用が高く店舗側のハードルは高いといえる。

それに対してQRコード決済は、アプリでスマホにQRコードを表示させ、店舗側の端末で読み取る。または店舗側がQRコードを表示しておき、アプリで読み取ることで決済するものもある。店舗側の導入コストが安く、さまざまな事業者が参入しているのがこちらだ。

PayPay――キャンペーンで認知度が一気にアップ

2018年12月に行った「100億円あげちゃうキャンペーン」では、489万人の新規ユーザーを獲得。わずか10日間でキャンペーンが終了となり、一躍知名度が上がったキャッシュレスアプリが「PayPay」だ。

ソフトバンクとヤフーが共同出資したPayPay株式会社が運営を行っており、2018年10月15日からサービスを開始している。

PayPayはQRコード決済型で、使い方はアプリを立ち上げて店頭のQRコードを読み取るか、アプリでバーコードまたはQRコードを表示し、それを店舗側に読み取ってもらう。

一番のメリットは還元率が高いことだ。アプリをダウンロードして新規登録すると、PayPay残高が500円分もらえる。さらに支払いを行うと、常に0.5%がPayPay残高として還元される。

2019年5月31日までは最大20%が還元されるキャンペーン(支払い1回につき1000円相当まで※2019年5月7日現在)が行われているが、500円分の残高と5%還元は期間に関係なく常時行われるサービスとなっている。

残高のチャージは銀行口座から、Yahoo!JAPANIDと連携してYahoo!マネーで支払う、クレジットカードを登録して支払う、の3つの方法がある。Yahoo!マネーを使えばヤフーオークションでの売上金を買い物に使うこともできる。

注意したいのが利用できるカードの種類だ。Visaとマスターカードは利用できるが、JCBはYahoo!JAPANカードのみ利用が可能となっている。銀行口座からのチャージも三菱東京UFJ銀行を始め、一部の銀行は利用不可なのであらかじめチェックしておこう。

楽天ペイ――楽天経済圏でさらなるお得を享受できる

楽天が提供しているキャッシュレスアプリが「楽天ペイ」だ。楽天はオンラインモールである楽天市場を中心に、楽天銀行、楽天証券と金融業界にも参入し、経済圏を拡大している。その1つとして楽天ペイが登場した。

こちらもQR決済型で、支払い方法も表示したバーコードを読み取ってもらう、店舗のQRコードを読み取る方法に加えて、自分で支払い額を入力するセルフ決済がある。セルフ決済はまず店舗側に支払いを楽天ペイで行うことを伝える。

アプリの支払い方法で「セルフ」を選択し、支払いするお店を選び、支払い金額を入力すれば完了だ。セルフ支払いは、レジが混雑している時に座ったまま支払いが完了することだ。割り勘の場合もそれぞれ自分の金額を支払えばOKなのでスムーズに支払いができる。

さらに、楽天カードを登録すれば楽天スーパーポイントが2重取りできる。ポイント還元率が高い楽天カードを所持する人は多いが、楽天ペイに登録すると楽天ペイと楽天カードの2重でポイントを受け取れる。貯まったポイントは楽天ペイでの支払いにも利用可能だ。

注意したいのは支払いの上限額。1回当たり最大50万円が上限となっている。楽天IDの会員ランクや店舗によって上限金額は異なる。自分の上限額は「セキュリティの観点から」回答してもらえない。支払いの段階で「金額の上限を超えているので使用できない」となってしまうのはデメリットだ。さらに利用機会が多いコンビニは上限が4,000円のため、大人数での買い出しなどには利用できないというのも欠点のひとつとして挙げられる。

楽天ペイのもう1つの特徴として、個人間の送金が簡単という点も挙げられる。楽天カードを持っていれば、楽天ペイを経由して楽天キャッシュという電子マネーをチャージできる。

支払いのほか、別の人への送金にも利用することができる。手数料は無料となっているので、気軽さも魅力だ。さらに楽天カードで楽天キャッシュをチャージする際、200円ごとに1ポイントが貯まる。

また楽天の運営するフリマアプリ「ラクマ」の売上を楽天キャッシュにして、楽天ペイの支払いに使うことも可能だ。ただし楽天カード以外のカード、銀行などから楽天キャッシュのチャージはできないので注意したい。

LINE Pay――クレジットカードを所有していなくても利用できる

クレジットカードを所持していなくても簡単に使えるキャッシュレスアプリが「LINE Pay」だ。メッセージアプリとして多くの人が利用するLINEが提供しており、若年層にも使いやすいシステムを導入しているのが特徴だ。

LINEに登録していれば、規約に同意するだけで別のアプリをダウンロードする必要がないのも手軽さとなり利用者が増加しつつある。

使い方はクレジットカードを登録するほか、LINE Payにチャージを行うことでも決済が可能だ。チャージは銀行口座を登録する、コンビニから入金するなどの方法がある。

クレジットカードを登録していなくても、コンビニから入金すればチャージができるので、カードや銀行口座を持っていない若年層でも利用しやすい。一方でクレジットカードを所持している社会人は銀行口座を登録するかカードを登録する方が手軽だろう。

また、LINE Payは公共料金の支払いにも利用できる。利用できるのは東京電力エナジーパートナー、神奈川県営水道など。使い方は請求書のバーコードをアプリで読み取り、事前にチャージしていた残高から支払いを行う。自宅で支払いを完了させることができるのは便利だろう。

もう1つのメリットとなる特徴が「割り勘」機能だ。LINE Payを登録していて、LINEでつながっているメンバーであれば簡単に割り勘ができる。使い方はまず代表者が全額をLINE Payで支払う。

次にメイン画面で割り勘を選択し、割り勘するメンバーを選ぶ。合計金額を入力すると一人頭の金額が算出されるのでメッセージを付けて送金依頼をするだけでよい。送られた側はLINE Payでチャージした金額を送金すればよいので、会わなくても割り勘が可能となる。

送金されたLINE Payは、支払いに利用するほか、銀行口座を通じて現金化もできる。ただし現金化するには本人確認が必要で、216円の手数料がかかる。普段からキャッシュレスアプリを利用することが多いなら、そのままLINE Payとして支払いに使ったほうが得だろう。

d払い――ドコモユーザーでなくても利用可能なキャッシュレスアプリ

「d払いは」ドコモが提供しているキャッシュレスアプリだ。間違えがちだがd払いはドコモユーザーだけでなく、どのキャリアを利用している人でもdアカウントに登録し、アプリをダウンロードすれば利用できる。dアカウントとは、dポイントやdマーケットを利用する際に必要なIDでドコモユーザー以外でも無料で発行できる。

ドコモによればdアカウントの会員数は2018年8月の時点で6,652万人となっており、ポイント提携先も322、利用可能店舗数は約4万1900店舗と増え続けている。すでにdポイントを利用している人であれば、気軽にキャッシュレス体験ができる。

特徴としてはドコモユーザーであれば携帯料金の支払いに合算して支払うことができるという点だ。月額最大10万円まで携帯料金と一緒に支払える。ドコモユーザー以外は携帯料金の支払いに合算することはできないが、クレジットカードを登録すれば利用ができるので、利便性は高い。

origami Pay――老舗の国内キャッシュレスアプリ

「origami Pay」 は株式会社origamiが提供するキャッシュレスアプリだ。origami Payがサービスを開始したのは2016年5月19日で、楽天ペイの2016年10月27日、PayPayの2018年10月15日よりも早い。キャッシュレスアプリの先駆けともいえる。

加盟店側の導入コストを削減し、より参入しやすくしたステッカーQRコード決済を始めたのもorigami Payだ。origami Payはキャッシュレスアプリの先駆けとして、中国の銀聯国際との提携など、よりグローバルな展開を予定している。

自分の生活にフィットしたキャッシュレスアプリを

政府が推進する施策などによって、今後より普及が予想されるキャッシュレスアプリ。楽天を利用する人なら楽天ペイを、ドコモユーザーならd払いをといったように、自分の生活を振り返って、よりお得を享受できるアプリを選んで選んでもらいたい。

文・MONEY TIMES編集部
 

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