生命保険の保険料を抑えるために40代男性がすべき5つのこと

2018.12.4
FINANCE
(写真=like/Shutterstock.com)
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生命保険は、契約内容を見直したり、他社の商品に切り替えたりすることで保険料を抑えられる場合がある。必要な保障や加入すべき保険は、年齢や子供の成長とともに変化していくため、定期的に見直しをすることが大切だ。

定期型死亡保険から収入保障保険への切り替えを検討

結婚や子供の誕生を機に加入する人が多い、死亡保険。かつては、「保険期間中に死亡した場合に〇千万円が給付される」といった、いわゆる「箱型」の保険が一般的であった。この種の保険は大きな保障を得られる点は魅力的だが、一定期間ごとに更新がある「定期型」の商品が多く、同じ保障内容で契約を更新しようとすると年齢が上がっている分保険料が上がってしまう。

そこで検討したいのが、収入保障保険だ。これは「死亡したら毎月〇〇万円が給付される」という保険で、保険期間の経過に伴い保障額が「階段型」に減少する。例えば、「保険期間20年・死亡時に毎月20万円を給付」という内容で契約した場合、保障の総額は1年目が4,800万円、2年目が4,560万円…というように、少しずつ減っていくのだ。

いわゆる「箱型」の定期保険は、保険期間を通して一定額の保障を提供するため、保険料が高めに設定されている。これに対して収入保障保険は、年齢が上がるにつれて保障総額が階段状に減少する分、保険料が安く設定されている。

遺された家族に必要な保障は、子供の成長などに伴い変化する。保険料を抑えたい人は、収入保障保険への切り替えを検討してみてはどうだろうか。

掛け捨て型の保険への切り替えを検討する

生命保険は、大きく2種類に分けられる。解約返戻金があるタイプの商品と、掛け捨て型の商品だ。「支払った保険料が戻ってくるのであれば……」という理由から解約返戻金のある保険に加入している人も少なくないだろうが、その分保険料が高く設定されている。

貯蓄を目的とした保険に加入する場合は別として、「保障」のみを目的として生命保険に加入する場合は、保険料が割安に設定されている掛捨て型の保険への切り替えを検討してみるといいだろう。

特約など保障内容の重複がないか見直す

保険料を抑えるには、加入しているすべての生命保険の保障内容を見直し、特約など保障が重複している部分がないか見直すことも効果的である。

例えば、「がんと診断されたら〇〇万円が給付される」といった特約は、医療保険だけでなく死亡保険にも付けられる場合がある。複数の生命保険に同じような特約を付保している場合は、重複している特約の解約(契約の一部解約)を検討すべきだろう。

死亡保険は各社値下げ傾向!一度見直しを

近年は平均寿命が伸びていることもあり、死亡保険の保険料は各社とも値下げ傾向にある。そのため数年前に加入した死亡保険でも、見直しをしてみると現在の年齢で加入し直したほうが保険料が安くなる可能性があるのだ。

過去に死亡保険に加入して以来見直しをしていない人は、現在の年齢で死亡保険に加入した場合にどのくらいの保険料になるのか、見積もりを依頼してみてはどうだろうか。

FPや保険代理店に相談してプロの意見を仰いでみる

生命保険は、自分自身はもちろん、妻や子供の年齢や将来のライフプランなどを踏まえて加入すべきものである。そして商品選びや保障内容について決める際は、世帯収入や将来の資金計画などを考慮しなければならない。また、保険の見直しをする場合、現在加入している保険の内容を確認したうえで、新たに加入する保険の内容について考える必要がある。

保険料を安くするだけであれば、保障を少なくしたり、保険料の安い商品を選んだり……といった方法があるが、保険料ばかり気にして自分のニーズに合わない保険に加入するのでは、意味がない。現在、保険の見直しを検討している人や保険料をもう少し安く抑えたいと考えている人は、FPや保険代理店に相談して、プロの意見を仰いでみてはどうだろうか。

文・曽我部三代(保険業界に強いファイナンシャル・プランナー)
 

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