小田急百貨店は、中国上海に拠点を置く「上海橙感信息科技有限公司(チェンガン)」が提供するWeChatミニプログラム「チェンガン(橙感)」を通じて、中国向け越境EC事業を2020年5月13日より開始する。開始から数カ月間は、本格稼働までのテストマーケティング期間として一定で商品を入れ替え動向を見定める。「チェンガン」を通してのローコストオペレーションと認知度向上による小田急百貨店へのインバウンド誘引が新たな収益源になりうると見越し、越境EC事業の参入へ至ったという。

文・片木美咲/提供元・SEVENTIE TWO

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