各種ポイントを効率よく集める「ポイ活」に取り組む人が増えている。ポイントをためることだけを目的としたムダな出費が増えるのは本末転倒だ。しかし、無料でためられるケースもあり、それならそうした問題はない。ここでは、「dポイント」を無料で獲得する方法を紹介する。

dポイントの概要・基本知識

ドコモの共通ポイント「dポイント」は、ドコモ関連の利用ばかりでなく全国約8万6,000店舗の加盟店の利用でポイントがたまる。ためたポイントは1ポイント→1円としてショッピングに使用可能だ。ポイントは、スマホ決済の「d払い」やクレジットカードの「dカード」の利用でもためられる。

なお、「dポイント」の利用にあたり、ドコモの契約は必要条件ではない。

ためる方法は?

「dポイント」をためる方法は、主に次の4通りだ。

・dポイントカードの提示
dポイント加盟店での支払い時に、「dポイントカード」かスマホアプリに表示した「モバイルdポイントカード」を提示する。加盟店により異なるが、0.5~1%相当ポイントを獲得できると考えてよい。

・「d払い」による支払い
スマホ決済の「d払い」の利用により、街の店舗で0.5%相当、ネット店舗で1%相当のポイントが獲得できる。なお、「d払い」の可能な店舗がdポイント加盟店でもある場合、「dポイントカード」などの提示により、「d払い」によるポイントとカード提示のポイントがダブルでたまる。

・「dカード」の利用
年会費無料のクレジットカード「dカード」のショッピングで1%相当のポイントがたまる。このカードをひもづけした「d払い」で支払うと、その利用時のポイントも合わせて2重取りに。そこがdポイント加盟店ならば、「dポイントカード」の提示ポイントも獲得でき、3重取りとなる。

・dマーケットなどの利用
ドコモの各種ショッピングサイトやネットサービス、携帯料金や「ドコモ光」の利用などでも「dポイント」が獲得できる。なお、ドコモが2021年3月から開始した格安料金プラン「ahamo」の利用料金でもdポイントがたまる。

どこでたまる? 使える?

dポイント加盟店では「dポイント」がたまり、支払いにも使える。加盟店でなくても「d払い」に対応していれば、dポイントをためられる。「dポイント」を「d払い」での支払いに充当することも可能だ。

先に説明したように、dポイント加盟店かつ「d払い」対応店であれば、ポイントの2重取りが可能となる。

以下、代表的な店舗を紹介しよう。

街の店舗

店舗名 dポイント加盟店 「d払い」対応
マツモトキヨシ
マクドナルド ×
ローソン
やまや
ジョーシン
ファミリーマート
ツルハドラッグ ×
ウエルシア ×
セブン-イレブン ×
コスモ石油 ×
すき家
モスバーガー
(※NTTドコモのホームページを元に筆者作成)

ネット店舗

店舗名 dポイント加盟店 「d払い」対応
じゃらん ×
ホットペッパービューティー ×
ホットペッパーグルメ ×
Amazon ×
メルカリ
ひかりTVショッピング ×
BUYMA ×
ノジマオンライン ×
DHC ×
無印良品ネットストア ×
ミンネ ×
サンプル百貨店 ×
(※NTTドコモのホームページを元に筆者作成)