ライフカードのメリット・デメリットを徹底解説
(画像=MONEY TIMES編集部)

ライフカードのメリットは、年会費が永年無料であるのにもかかわらず、ポイント特典が非常に充実していることだ。誕生月のポイント3倍(1.5%還元)や年間利用額に応じた還元率アップなど、効率的にポイントを貯めたい人に適している。

基本還元率がやや低い点がデメリットだが、ポイント還元率が上がるさまざまな特典が用意されており、その分でカバーできる仕組みになっている。

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  1. ライフカードとは?
  2. ライフカードのメリット(利点)
    1. ポイントプログラムが充実している
    2. 家族カード、ETCカードも年会費無料
    3. ポイント優待サイト「L-Mall」でポイント最大25倍
  3. ライフカードのデメリット
    1. 基本還元率が0.5%と低め
    2. 年会費無料カードに海外旅行傷害保険が付帯しない
    3. 即日発行に対応していない
  4. おすすめのライフカードの種類と特徴
    1. ライフカードはコスパの良いポイント特典重視のカード
    2. ライフカードゴールドは充実した保険や空港ラウンジサービスが付帯
    3. 学生専用ライフカードは学生ならお得に持てる
    4. デポジット型ライフカードは審査が不安な人でも安心
  5. ライフカードに関するよくある質問

ライフカードとは?

ライフカード
年会費 永年無料
ポイント還元率 0.5%〜1.5%
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB
発行スピード 最短2営業日
家族カード 年会費:永年無料
ETCカード 初年度無料
1回以上のご利用で次年度年会費1,100円(税込)は無料

ライフカードは、赤太誕生月の利用でポイントが3倍になるなど、ポイント特典が充実しているのが特徴だ。入会後1年間は1.5倍の還元が受けられるほか、年間の利用額に応じてポイントがさらにアップするプログラムも用意されており、お得感を感じやすいカードである。

同カードの特徴を簡単にまとめると、次の通りだ。

ライフカードの特徴
  • 神奈川県横浜市に本社を置くライフカード株式会社
  • 独自で発行している信販会社
  • Visa/Mastercard/JCBのライセンスを取得して発行している
  • プロパーカードだけではなく提携カードも発行

プロパーカードとは、カード会社や国際ブランドなどが自社名義で発行するオリジナルのクレジットカードのことだ。提携カードは、他企業(例:洋服の青山、住信SBIネット銀行、東日本銀行など)と提携して、その企業向けの特典がついたカードを意味する。

まずは、メリット・デメリットを見ていこう。

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ライフカードのメリット(利点)

ライフカードのメリット・デメリットを徹底解説
(画像=MONEY TIMES編集部)

ライフカードはポイント特典が非常に充実している。誕生月の利用でポイントが3倍になるほか、年間利用額に応じて還元率が最大2倍にアップするステージ制度がある。ポイントの有効期限は最長5年だ。

さらに、Amazonギフトカードやマイルなど交換先が豊富で、交換レートが高いものもある。家族カードやETCカードも実質年会費無料で発行可能で、家族会員も高還元の特典を受けられる。ネットショッピング時に利用できる「L-Mall」経由では、最大25倍のポイントが付与され、日常的に使うショップでも効率よくポイントを貯められる点が利点といえるだろう。

ポイントプログラムが充実している

ライフカードは、誕生月の利用でポイントが3倍になる特典や、年間利用額に応じて最大2倍の還元が受けられるステージ制度が魅力だ。ポイントの有効期限は最長5年で、繰越手続きを行えば長期間じっくり貯められる。交換先もギフト券やマイルなど豊富で、ポイントの使い道に困らないだろう。

ポイントの貯まりやすさから長い有効期限、そして使いやすさは利用者にとって一貫性のあるメリットといえるでしょう。

MONEY TIMES編集部
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ポイント還元率が最大3倍

最大の特徴は、誕生月にポイントが3倍になる特典だ。

例えば、本会員の誕生日が1月5日であれば1月の1ヵ月間はいつでも3倍(1.5%還元)でお得にポイントが貯められる。

他にも、年間利用額に応じたポイントプログラムでは、利用額に応じて次年度の還元率が最大2倍になる。

年間利用額 還元率(倍率)
年間50万円以上(スペシャルステージ) 0.75%(1.5倍)
年間100万円以上(ロイヤルステージ) 0.8%(1.8倍)
年間200万円以上(プレミアムステージ) 1.0%(2倍)

ライフカードは、年間の利用額が多い方ほどポイント還元が高くなる。入会後1年間は、誰でもスペシャルステージから利用できポイント還元が1.5倍になる。

ポイントの有効期限が最大5年

ライフカードのポイント有効期限は最大5年と長期で使える。クレジットカードのポイント有効期限は1年〜2年で設定されているカードもある。

例えば、エポスカードであれば加算日から2年、楽天カードや三井住友カードなどでは基本的に1年に設定されている(ポイント獲得などによる自動更新有)。

有効期限が最大5年と長いため、ポイントが失効しにくく、利用者に配慮された特典といえるだろう。

ライフカードでは、獲得したポイントは1年目に自動繰越され2年有効になり、その後、毎年繰越手続きをすることで最大3年間期限を延ばせるのが特徴だ。

手続きは必要ですが、有効期限が長いため、交換先の中からじっくり選んでポイントを活用できるのが魅力です。

MONEY TIMES編集部
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ポイント交換先が豊富

ライフカードで貯めたポイントは、さまざまな商品・ポイント・マイルなど豊富な交換先が設けられている。

交換商品 交換レート
Vプリカギフト(カードタイプ) 0.51%
キャッシュバック 0.4%〜0.47%
Amazonギフトカード 0.5%
JCBギフトカード 0.47%〜0.49%
Pontaポイント 0.5%
ANAマイル 0.25%
AOYAMAギフトカードセット 1%

商品やギフト券、ポイント、マイルなど交換先が豊富で、自分の好みに合わせて選べる。あらかじめ交換先を確認しておけば、目標を立ててポイントを貯める楽しさも感じられるだろう。

交換レートは商品によって異なり、交換ポイントが多いほどお得になる場合もある。そのため、有効期限が長いことがより大きなメリットとして活かせるだろう。

貯まったポイント数に応じてどのような商品と交換できるか検索できる機能もあるので、ぜひ活用してほしい(出典:ライフカード公式サイト商品カタログ検索・一覧)。

家族カード、ETCカードも年会費無料

家族カード ETCカード
申し込み資格 契約者本人と生活費を共にする
18歳以上の家族の方
ライフカードをお持ちの方
年会費 無料 初年度無料、次年度以降1,100円(税込)
※カード(ETCカードを含む)を1度でも
利用した場合は無料
発行手数料 無料 無料

ライフカードは、追加カードとして家族カードとETCカードも実質年会費無料で発行可能だ。

家族カードは年会費永年無料だ。ETCカードは、初年度が無料で、次年度以降は1,100円(税込)だが、1度でも利用があれば無料となる。

本カードと追加カードが無料で利用できるのは、コスパが良い。

さらに、家族カード会員は本会員の誕生月3倍ポイントも対象になるため、高還元でのポイント特典を合わせて享受できるメ。

同様に、入会後のポイント還元1.5倍やポイントプログラムのステージランクについても本会員と同等の還元が受けられる。

ポイント優待サイト「L-Mall」でポイント最大25倍

ライフカードのポイント優待サイト「L-Mall」では、最大25倍のポイントが貯まる。

通常、1万円買い物すると10P貯まるが、25倍であれば250P貯まる計算になる。

ライフカードのポイントは、商品によって交換レートが異なることは前述した通りだ。1Pあたり0.4円~1円相当の価値があるので、還元率が高い店で買い物するほど多くのポイントが獲得できる。

L-Mallは、ライフカードでネットショッピングをする際にサイトを介して決済することで、通常よりもポイントが加算される仕組みだ。サイトから経由するだけで利用可能になり、手間もかからずお得に買い物ができる。

対象のネットショップを一部紹介すると次の通りだ。

店名 倍率
Qoo10 3倍
楽天市場 2倍
Yahoo!ショッピング 2倍
じゃらん 3倍
SHEIN 6倍
nosh-ナッシュ(初回限定) 14倍
出典:L-Mall

普段から利用しているネットショップがあれば、通常よりもポイントが貯まるので利用する価値はあるでしょう。

MONEY TIMES編集部
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ライフカードのデメリット

ライフカードのメリット・デメリットを徹底解説
(画像=MONEY TIMES編集部)

ライフカードはポイント特典が魅力だが、基本還元率は0.5%とやや低めである。

また、年会費無料の標準カードには海外旅行傷害保険が付帯していない。保険を重視する場合は、年会費がかかる保険付きのカードを選ぶ必要がある。さらに、即日発行には対応しておらず、発行までに最短で2営業日を要するため、急ぎでカードが必要な人には不向きといえる。

ここでは、次の3つのデメリットを解説する。

基本還元率が0.5%と低め

ライフカードの基本還元率は0.5%と低めであることは知っておきたい。一般的にクレジットカードは、還元率が1%以上であれば「高還元」とされる。

1%還元のクレジットカードには、例えば次のようなものがある。

カード名称 基本還元率 公式サイト
楽天カード 1.0% 公式サイト
JCB CARD W 1.0% 公式サイト
PayPayカード 1.0% 公式サイト
dカード 1.0% 公式サイト

上記のような人気カードは、高いポイント還元率を理由に多くの利用者に選ばれている。とはいえ、ライフカードには誕生月ポイントやステージプログラムがあるため、基本還元率の差を補填することは可能だ。

同カードは、年間200万円以上の利用でポイント還元率が1%になります。さらに、誕生月は1.5%の還元を受けられるため、基本還元率の低さを十分に補える内容となっています。

MONEY TIMES編集部
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年会費無料カードに海外旅行傷害保険が付帯しない

ライフカードは、年会費永年無料で発行できるものの、海外旅行傷害保険が付帯していない。年会費永年無料で持てるクレジットカードの中には、海外旅行傷害保険が付帯しているカードもある。一例を紹介すると、楽天カードやエポスカードだ。

海外旅行傷害保険の利用を考えている場合には、ライフカード〈旅行傷害保険付き〉を検討する必要があるだろう。

ライフカード〈旅行傷害保険付き〉は、初年度は年会費無料で、次年度以降1,375円(税込)で保有できる。費用はかかるが、次の保険が付帯している。

海外旅行傷害保険(自動付帯)
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
救援者費用 200万円
個人賠償責任危険 2,000万円(免責金額なし)
携行品損害 20万円(免責金額1事故3,000円)
国内旅行傷害保険(利用付帯)
傷害死亡 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円
タイトル
シートベルト傷害保険(自動付帯)
死亡 200万円(※)
重度後遺障害 200万円(※)
出典:ライフカード公式HP シートベルト傷害保険
※各種条件がございますので詳しくはHPをご覧ください。

クレジットカードに旅行保険の付帯を重視する方にとっては、一般のライフカードは不向きなカードといえるでしょう。

MONEY TIMES編集部
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即日発行に対応していない

ライフカードは、即日発行に対応しておらず最短2営業日での発行になる。

近年、クレジットカードには最短数分程度で発行可能なサービスが増えている。急ぎでクレジットカードを利用したいという場合には、ライフカードは選択肢から外れるだろう。

同カードの目安としては、最短2営業日で発行できるため1週間程度で自宅にカードが届き利用できる。最短2営業日発行には、オンラインの申込が必要となり、申込フローとしては次の通りだ。

ライフカードの作り方
  1. オンラインで申込内容を入力及び支払口座の設定
  2. 審査結果メールの受信(最短1営業日後)
  3. カード発行(最短2営業日後)

本人確認書類や登録する口座情報を事前に準備しておくと、スムーズに申し込みできるだろう。

最短2営業日での発行を希望する場合、平日午前中にオンラインから申し込む必要があるため、注意しましょう。

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おすすめのライフカードの種類と特徴

ライフカードは年会費無料でポイント特典や各種割引が充実しており、コストパフォーマンスの高いカードとして人気がある。基本カードでも旅行予約や割引サービスなどが受けられ、使い方次第で満足度は高い。

上位のライフカードゴールドは、最高1億円の旅行傷害保険(自動付帯)や空港ラウンジ、ロードサービスなど付帯特典が充実している。

学生専用ライフカードは、海外キャッシュバックや保険が付帯し学生に特化したメリットがある。

さらに、審査が不安な人でも利用できるデポジット型ライフカードも用意されており、誰でも自分に合った1枚を選べるラインアップが魅力だ。

それぞれの特徴をみていこう。

カード名
ライフカード
ライフカード
ライフカード
ライフカード
ゴールド
学生専用
ライフカード
ライフカード
デポジット型
ライフカード
年会費 永年無料 1万1,000円
(税込)
永年無料 5,500円
(税込)
ポイント
還元率
0.5%〜1.5% 0.5%〜1.5% 0.5%〜4% 0.5%〜1.5%
国際ブランド Visa
Mastercard
JCB
Visa
Mastercard
Visa
Mastercard
JCB
Mastercard
発行スピード 最短2営業日 最短2営業日 最短2営業日 最短3営業日
保険 - 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
国内旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯)
ショッピングガード保険:年間200万円まで
シートベルト傷害保険:最高200万円
海外旅行傷害保険:
最高2,000万円(自動付帯)
海外旅行傷害保険:最高2,000万円(自動付帯)
国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯)
シートベルト傷害保険:最高200万円
申込条件 日本国内にお住まいの
18歳以上で電話連絡が可能な方
日本国内にお住まいの
23歳以上で安定した
収入のある方
満18歳以上満25歳以下で
大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方
※オンラインでの入会申込は
卒業予定年月の1ヵ月前の月末まで
日本国内にお住まいの
18歳以上で電話連絡が可能な方
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

ライフカードはコスパの良いポイント特典重視のカード

ライフカードは、いわゆる定番カードでコスパが良くポイント特典が充実している。

同カードは、海外旅行傷害保険は付かないが旅行の予約サービスや国内サービスの割引特典は受けられる。主な特典を挙げると次の通りだ。

ライフカードの特典
・Travel Gate(旅行予約サービス)
・トラベルグッズレンタルサービス
・外貨両替サービス
・チケット優待サービス
・カラオケ館利用料金最大30%OFF
・ブックオフ宅配買取10%OFF

年会費無料でコスパが良くこれだけの割引特典が受けられるのであれば、利用者によっては満足できる特典内容といえるでしょう。

MONEY TIMES編集部
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ライフカードゴールドは充実した保険や空港ラウンジサービスが付帯

ライフカードゴールドは、ワンランク上のクレジットカードになり充実した保険をはじめとする付帯特典が魅力的なカード

ライフカードゴールドのメリット
  • 最高1億円の補償が受けられる国内外の旅行傷害保険やその他保険が無料付帯
  • 国内主要空港ラウンジサービスが無料付帯
  • ロードサービスが無料付帯
  • 家族カードが無料発行可能

ライフカードゴールドの一番のメリットは保険の充実度だろう。

国内外の旅行傷害保険は自動付帯で家族特約まで付帯している。補償額も最高1億円と高額のため、所有しているだけで安心できるカードといえる。

ロードサービスが無料付帯していることも同カードの特徴の一つだ。ロードサービスは車の事故や故障時などにレッカーが必要な際に無料で利用できるサービスだ(※20㎞以内が無料)。

万が一のときに役立つ特典が充実しているため、いざという場面でも安心して使えるカードです。

MONEY TIMES編集部
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学生専用ライフカードは学生ならお得に持てる

学生でライフカードを検討している場合、学生専用ライフカードが選択肢に入る。同カードは年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯だ。さらに、海外での利用総額に対して4%還元でのキャッシュバック特典が付いてくる。

キャッシュバック特典は、海外利用時に年間10万円までの買い物であれば適用され4%を現金でキャッシュバックされる。

合わせて、海外旅行傷害保険が自動付帯しているため、学生時代の海外旅行時に持っておくと恩恵を受けやすいカードといえるだろう。

卒業後はライフカード(年会費無料)に自動で更新されるため、そのまま費用をかけずに持ち続けられます。

MONEY TIMES編集部
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デポジット型ライフカードは審査が不安な人でも安心

デポジット型ライフカードとは、あらかじめ保証金を預けることで利用できるクレジットカードである。特徴は審査が不安な方でも安心して利用できることだ。

理由としては、事前にデポジット(保証金)をライフカードに預けることで預けた金額=限度額としてカード会社も立替金の発生がなくなるからだ。

同カードの特徴は次の通りだ。

デポジット型ライフカードの特徴
  • ライフカード同様に特典が利用可能
  • 前金や保証金の支払いで利用ができる
  • 保険も付帯している

同カードは、年会費5,500円(税込)と保証金(3万円・5万円・10万円)を支払うことで国際ブランドの加盟店でカード決済が可能となる。

ライフカード同様に使えるため、ポイントも貯まりETCカードの利用もできる。ただし、ETCカードは10万円の保証金が必要になる。

デポジット型のクレジットカードは、審査に不安がある方でも利用しやすく、通常なら発行が難しいケースでも持てる可能性がある点が大きな魅力だ。

国内外の旅行傷害保険やシートベルト補償が付いているため、支払い方法は異なるものの、通常のライフカードとほぼ同じ特典が利用できる便利なカードです。

MONEY TIMES編集部
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ライフカードに関するよくある質問

ライフカードの請求に覚えがないときはどうしたらいい?
身に覚えのない請求については、ライフカードに問い合わるのが最優先だ。クレジットカードの不正利用やフィシングメールが原因の場合、それぞれ対処方法が異なるため注意が必要だ。

問い合わせは、公式サイトのインフォメーションセンターへの電話もしくはチャットから行う(出典:ライフカード公式サイト お客様サポート)。

実際の請求がある場合は、不正利用の疑いがある。ライフカードが補償の対象とするのは、紛失・盗難の通知を受理した日の60日前以降に発生した不正使用による損害とされているため、早めの申し出が重要である。

また、覚えのない請求があった場合は、カード情報の盗難による不正利用や、カードの紛失・盗難による悪用が原因として考えられる。いずれにせよ警察への届け出も速やかに行う必要があるだろう。

ただし、実際には自分で利用していたにもかかわらず、請求名の表記が異なることで気づかないケースや、家族が利用していた場合もあるため、十分に確認することが大切だ。
ライフカードから引き落とされている1375円はなに?
ライフカードから1,375円の引き落としがあれば、カードの年会費である可能性が考えられる。ライフカード〈旅行傷害保険付き〉やライフカードStellaなどは年会費が必要だ。

これらのカードは初年度は年会費無料だが、2年目から1,375円の費用がかかるため登録口座から引き落とされる。すべてのライフカードに年会費がかかるわけではないため、年会費無料のカードを希望する場合は、あらかじめ確認しておくことが重要だ。
ライフカード青山とはなに?
ライフカード青山は、ライフカードと洋服の青山が提携したクレジットカードだ。初年度の年会費は無料で、2年目以降1,375円(税込)で保有できる。

 ライフカード青山の特徴
・カード提示で常時5%OFF、誕生月は10%OFF
・洋服の青山での買い物は常時2%還元

同カードは年会費こそかかるが1年の継続ごとに洋服の青山で使える3,000円の割引券と10%割引券がもらえる。この特典だけでも年会費を払う価値は十分にあるといえそうだ。

ライフカードをおすすめしない理由は?
おすすめしにくい理由としては、基本還元率が低めであることや、年会費無料のカードに海外旅行傷害保険などの付帯保険が付いていない点が挙げられる。付帯保険を重視する方には不向きだといえるだろう。

ライフカードは誕生月ポイントやステージプログラムなどポイント特典が充実している。そのため、計画的に利用してポイントを貯めたい方にはおすすめできる。

前述の学生専用ライフカードのように、人気の高いカードも多数ラインアップされている。利用スタイルによっては、十分に特典を活用できるカードだといえるだろう。
ライフカードの解約方法は?
ライフカードの解約は、公式サイトの解約フォームから可能だ(出典:ライフカード公式HP カードの解約)。

カード番号・氏名・生年月日・メールアドレス・解約理由を入力して申請することで解約できる。解約後は、追加発行した家族カードやETCカードも合わせて使えなくなる。今後も使う予定がある場合には注意が必要だ。

他にも、利用残高が残っていたりポイントが残っていたりすれば、完済までの支払いやポイント失効のおそれについては理解しておく必要がある。
ライフカードの審査は甘い?
審査は決して甘くはない。ライフカードに限らず審査が甘いカード会社はないからだ。

クレジットカードの審査は、法律にもとづいた基準に沿って行われる。信用情報機関の情報をもとに、申込者の信用状況がカード会社の基準で判断され、発行の可否が決定される仕組みだ。

そのため、支払い能力や信用情報に問題がある場合は審査に通らない可能性が高く、「審査が甘い」とはいえないだろう。

文・MONEY TIMES編集部