空自はF-15Jの約半分を今後も近代化して使う予定です。ですが、それならばボーイングに頼むのではなく、他のメーカーに頼むほうがいいのではないでしょうか。

F-15戦闘機 viper-zero/iStock(編集部)

米国企業はどこでも強欲資本主義の傾向がありますが、特にボーイングはひどい状態です。次世代の戦闘機は作れず、空中給油機や練習機、旅客機でもトラブル続出で、開発費は高騰しています。それはボーイングに熟練した設計者は技術者が殆どおらず、システム統合をする能力がオチているからです。

ボーイングにみる資本主義の詐欺化

であれば、F-15の近代化は別な企業に頼むべきではないでしょうか。例えばBAEシステムズ、ロッキード・マーティン、ノースロップ・グラマン、レオナルド、シンガポール・生ティック、IAI、エルビットなどが挙げられるでしょう。

その戦闘機の製造メーカー以外のサードパーティが近代化を担当する例は多々あります。特に有名なのがイスラエル企業です。特にイスラエルはF-15の運用実績が長いのでよろしいのではないでしょうか。