ホステルといえば、少し前まではただ安いだけのイメージが持たれるホテルだったが最近は違う。機能的で洗練されたデザインや本を読んで過ごせるところなどさまざまな付加価値で進化をしている。ビジネスパーソンが終電を逃してしまったときに過ごす、おしゃれで快適なホステルを5つ紹介しよう。(※価格は編集部調べ、表記がない限り税・サービス料抜き表示)

BOOK AND BED TOKYO IKEBUKURO 【池袋】――本に囲まれながら都会を見渡す贅沢な空間

(画像=BOOK AND BED TOKYO IKEBUKURO)

 
池袋西口公園のすぐ近く、池袋駅C8出口から徒歩30秒。豊島合同庁舎に隣接したビルの7・8階にある『BOOK AND BED TOKYO IKEBUKURO』は、その名が示すとおり「読書」に特化したホステルだ。「泊まれる本屋®」をコンセプトとしているため、高級な寝具による最高な寝心地はない。そのかわり、心ゆくまで読書を楽しむことができ、いつの間にか寝てしまう、最高に幸せな「寝る瞬間」が体験できるという。

店内には最大5,000冊を収納可能な本棚が設えてあり、この大きな本棚は客室も兼ねているので、本棚の中で眠れるという本好きにはたまらない環境だ。また幅広いジャンルにわたる常時3,500冊(※変動あり)もの書籍を揃えたこれらの本は、SPBS選書によるものである。

料金は「COMPACT」が一人3,800円/1泊、「STANDARD」が4,600円/1泊(※土日祝前日など変動あり)。チェックインは16時から、チェックアウトは11時までとなっているが、手数料を払えば早めたり、延長したりすることも可能だ。「本の世界で暮らしてみたい」そんな子供のような夢を、大人となった今こそ実現してみてはどうだろうか。

BOOK AND BED TOKYO IKEBUKURO

IMANO TOKYO HOSTEL【新宿】――東京の中心都市・新宿から優れたアクセスを持つホステル

(画像=IMANO TOKYO HOSTEL)

 
IMANO TOKYO HOSTELは、新宿3丁目駅E2出口からだと徒歩3分、ターミナル駅である新宿駅や東新宿駅の出口からも徒歩8~9分のところにある。成田空港や羽田空港にもアクセスがよく、さまざまな観光スポットへと気軽にでかけることができる。

『IMANO TOKYO HOSTEL/CAFE&BAR』には、ホステルにカフェ&バーが併設。ハーフビュッフェ式の朝食メニューが朝7時から利用でき、夕方まではカフェタイムを楽しむことができる。カフェは17時から「角内スタイル(立ち飲み)」のバーとなり、店内にはビールや日本酒など豊富に揃えられている。

料金は8~10名部屋が一人3,500~/1泊、6名部屋は3,800円~/1泊。門限はなく、24時間受付が無料サービスなのもうれしい。ここを拠点に、新宿の魅力を心ゆくまで堪能できるだろう。

IMANO TOKYO HOSTEL/CAFE&BAR

Nui(ヌイ). HOSTEL&BAR LOUNGE【蔵前】――旅行者気分に浸れるおしゃれで自由な空間

(画像=Nui. HOSTEL&BAR LOUNGE)

 
大江戸線と浅草線、2つの蔵前駅に挟まれた場所にあるのが『Nui. HOSTEL&BAR LOUNGE』だ。蔵前は古くからものづくりの町として知られており、このNui.で使用されている建物も、元は江戸時代から続く玩具会社の倉庫を改装したものである。

宿は「手縫い=Nui.」から名付けられた名のとおりに、丹誠込めて丁寧に作られている。打ちっぱなしのコンクリートやむき出しのダクトが印象的だが、誰もが自由に集うことのできる、風通しのいい場所だ。

建物の1階にあるカフェ・バーラウンジは、宿泊者に限らず利用が可能。朝は淹れたてのコーヒーや焼きたてパンを楽しむカフェであるが、夜はタップ(生)とボトルでクラフトビールも味わえるバーとなる。

料金は一人3,400円(税・手数料込)~/1泊。宿泊者専用キッチンでは自炊もでき、ライブラリースペースには宿所蔵の本がある。有料で自転車も貸し出しているので、隅田川や江戸の風情を自由に感じてみてはどうだろうか。

Nui. HOSTEL&BAR LOUNGE

UNPLAN KAGURAZAKA【神楽坂】――一期一会の出会いを大切にする予定のない宿泊体験

(画像=UNPLAN KAGURAZAKA)

 
神楽坂駅2番出口から徒歩3分。早稲田通りも近くにある落ち着いた立地にUNPLAN KAGURAZAKAがある。新宿区に位置するため、靖国神社や新宿御苑など観光名所にも近く、ショッピングやグルメにも最適だ。

1階にあるラウンジでは、夕方まではカフェでバリスタと、夜はお酒を飲みながらバーテンダーとのおしゃべりが楽しめる。

寝室はきれいに規則正しく整えられており、まるで寝台列車に乗って旅にでかけるような雰囲気だ。ここでは宿名「UNPLAN」のように予定のない、一期一会の自由な宿泊を体験できる。

料金は一人3,400円(税・手数料込)~/1泊。おしゃれで落ち着いた雰囲気で、宿泊代には朝食がふくまれているのもうれしい。

UNPLAN KAGURAZAKA

Tokyo Hostel EMBLEM HOSTEL(エンブレム ホステル)【西新井】――下町人情あふれる街のグローバルなホステル

(画像=Tokyo Hostel EMBLEM HOSTEL…西新井)

 
Tokyo Hostel EMBLEM HOSTELまでは東武線西新井駅から徒歩1分。都心や繁華街から離れてはいるが、五反田などオフィス街に近く、利便性の高い立地を誇る。西新井には西新井大師があるため、地元の人や国内の参拝客以外に、海外からの観光客も訪れるパワースポットとなっている。

EMBLEM HOSTELは東京・下町情緒あふれる場所にありながら、国際的な雰囲気を持つおしゃれな作りの宿だ。広々としたカフェでは宴会やパーティーのほか、オープンテラスを利用してBBQなどが楽しめる。また、館内にある24時間の提携ジムでリフレッシュすることもでき、宿泊者専用のコミュニティーラウンジではリラックスした時間を過ごすことができる。

東京最安値と謳っているだけあって、料金は一人1,800円~/1泊。すべてのベッドマットレスにはシモンズを使用。カフェテリアでは300円の安価で、簡易朝食が食べられる。

Tokyo Hostel EMBLEM HOSTEL

文・高塔琳子
 

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