「WearOS by Google」の元々の名称は「Android Wear」。スマートウォッチ向けに設計されたGoogleのAndroidがベースになっているオペレーションシステムです。「Androidの時計向けOS」と考えてもらえればいいでしょう。御存知の通り、『Google』が開発している「Android」陣営は『アップル』の「iPhone」とガチガチのシェア争いをしている最中。「WearOS」も『Google』が打倒『アップル』を掲げ、「AppleWatch」に挑戦すべく、全力で開発をしているOSで、近年徐々にシェアを伸ばしています。
この「WearOS」、どこが優れているのか、メリットを2つ紹介した、「WearOS」搭載のスマートウォッチを10個紹介していきます。

「WearOS」を使うメリット

まずは、WearOSを使うメリットからご紹介していきましょう。

さまざまなブランドのスマートウォッチが選べ、AndroidでもiPhoneでも使える!

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

「AppleWatch」が搭載する「WatchOS」は、「AppleWatch」専用です。「iOS」が「iPhone」でしか使えないのと同じですね。一方「WearOS」はと言うと、さまざまなブランドのスマウォに搭載されているため、選択の幅が非常に広いのがメリットです。『タグ・ホイヤー』『モンブラン』などの高級ブランドから、『エンポリオ・アルマーニ』『ディーゼル』などのファッションブランド、『スカーゲン』『フォッシル』などのカジュアル時計ブランドまで、そのラインナップは圧巻。スタイルで選ぶなら「WearOS」に大きな魅力を感じるでしょう。
そして、「WearOS」は、「Android」スマホはもちろん、「iPhone」ともペアリングできるのも魅力と言えるでしょう。「AppleWatch」は「iPhone」がないと使えません。一方、「WearOS」を搭載したスマウォはスマホの種類を選びません。

アプリの導入ができ、ウォッチフェイスを変えられる

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

アプリの導入ができるのも「WearOS」の特徴です。好きなアプリをインストールして、スマートウォッチ上で操作することができます。特に優れているのが、「時計」本体でアプリをダウンロードできること。「AppleWatch」は一度「iPhone」にアプリをダウンロードし、「AppleWatch」と同期する作業が必要で非常に面倒。アプリの開発には多くのサードパーティが参入しているので、目的のアプリが見つかる可能性が高いでしょう。
さらに「WearOS」のキラー機能とも言えるのが、ウォッチフェイスを自由に開発できること。「AppleWatch」でもできると思われるかもしれませんが、それはあくまで『アップル』が用意したウォッチフェイスを変更できるのみ。「WearOS」はウォッチフェイスを自由に開発できるので、「PlayStore」には無数のウォッチフェイスが公開され、他人とかぶらない文字盤を選ぶことができるんです。文字盤に個性を求める人は「WearOS」で決まりです。

スタイリッシュなWearOSスマートウォッチ10選

さっそく、スタイリッシュなWearOS搭載スマートウォッチを10個ご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

FOSSIL(フォッシル) CARLYLE HR

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

「Android Wear」時代から、長らく「WearOS」を搭載し、ついに第5世代にフルモデルチェンジした『フォッシル』のスマートウォッチ。そのミニマルでスタイリッシュなルックスは、家電メーカーのスマウォとは一線を画す出来。見た目だけではなく、機能も魅力的。24時間持つバッテリーを持ちつつ、用途によって任意に変更できるバッテリーモードでもっと長時間駆動させることが出来ます。さらに、水泳ができる防水性を備えながら、待望のスピーカーを装備。Googleアシスタントが音声で応答してくれたり、時計本体から音楽を流せたりと、さらに魅力的な1本に進化しています。
42,420円

CASIO PROTREK(カシオ プロトレック) smart WSD-F21HR

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

『カシオ』のプロ用トレッキングウォッチのスマートウォッチバージョン。従来どおり、カラー液晶とモノクロ液晶の2層構造になっており、モノクロ液晶を使うとなんと1ヶ月バッテリが持ちます。GPSを搭載しているので、トレッキング時には地図を大画面に表示し、道に迷いにくくなっています。もちろん、心拍計や歩数計も搭載しているのでトレーニング時のアクティビティログを記録し、スマホで確認することもできます。「プロトレック」らしくタフさは健在、米国国防総省が制定する耐久試験MIL-STD-810Gに準拠しており、ガシガシ外に持ち出せる唯一無二のスマートウォッチです。
50,913円

Ticwatch(チックウォッチ) S2

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

『Ticwatch』は、もっともコスパに優れた「Wearos」搭載のスマートウォッチを世の中に送り出しているブランドです。この「S2」は『Ticwatch』の中でも高性能なモデルにも関わらず、そのプライスはなんと22,609円。
しかも、有機ELディスプレイ、GPSを内蔵し、米軍のミルスペック810Gに準拠しているしていて作り込みもしっかりしています。5気圧防水で水泳やサーフィンも出来てしまうのも魅力です。フィットネスアプリで心拍数、ペース、歩数、歩幅、距離およびルートを細かく正確に記録できます。この価格で、「WearOS」が楽しめてしまうコスパ最高の一本です。
22,609円

Ticwatch(チックウォッチ) E2

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

『Ticwatch』「E2」は、上で紹介した「S2」の下位モデルで、2万円を切る価格が魅力です。米軍ミルスペックこそ準拠していませんが、有機ELパネル、5気圧防水、GPS搭載など、アウトドアでガンガン使わない限り、機能性はこちらで十分です。「WearOS」のフル機能を使用でき2万円を切る最新ウォッチはこれだけ。まず、「WearOS」を体感してみたいという人にぴったりです。
19,349円

POLAR(ポラール) M600

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

『ポラール』は世界的な心拍計測機器メーカー。「WearOS」を搭載したスマートウォッチにおいても、アクティビティトラッキングの正確さに定評があります。ユーザーの年齢や体重に合わせて、日々の運動量の過不足もアドバイスしてくれたり、心拍計測及び心拍ゾーンの表示、活動量計測、スマートカロリー機能、トレーニングベネフィット機能、ランニングインデックス機能、ランニングプログラム作成機能、H7またはH6心拍センサーとの連携、ラップ機能、スマート通知機能が備わっています。また、「WearOS」陣営には珍しい、スクエア型のフォルムも特徴となっています。
27,800円

MISFIT(ミスフィット) Vapor2

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

『MISFIT』はもともと、アクティブトラッカーを作っていたブランド。「WearOS」を搭載したスマートウォッチを作ってもその特徴は健在で、GPSを搭載し、ウォーキングやランニングの位置や距離データや、心拍数などを記録し、日々の健康に役立てることができます。シンプルなフォルムも特徴で、日々のカジュアルウェアにぴったりマッチします。
32,450円

SKAGEN(スカーゲン) FALSTER 2

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

デンマーク発、北欧時計ブームの先駆けとなったブランドが『スカーゲン』です。無駄を一切配したシンプルでモダンなデザインでまたたく間に人気になりました。その『スカーゲン』、「WearOS」を搭載したスマートウォッチも発売しています。しかも、『スカーゲン』らしいデザイン的な魅力はそのまま。ウォッチフェイスもシンプルなものが用意され、らしさ満点です。プッシュボタンはカスタム可能なショートカットボタンになっており、使い勝手も上々。『スカーゲン』の特徴になっている、ミラネーゼブレスレットもそのままなのが嬉しいですね。
46,200円

DIESELon(ディーゼル オン) FULLGUARD2.5

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

スマートウォッチでもっともスタイリッシュな1本といったら、間違いなく『ディーゼル オン』です。プレミアムカジュアルブランドの『ディーゼル』が放つスマートウォッチは、ブランドのエッジィな世界観を忠実に再現、大胆なケース形状と大振りなサイズ感は迫力満点。さらに、ネオンをイメージさせるクールなウォッチフェイスも魅力です。もちろん、通知やマップ、アクティブトラッキングも使用可能。スマートウォッチが欲しいが、ガジェットっぽいのは嫌という人はこちらからチェックしてみては。
56,100円

TAG Heuer(タグ ホイヤー) コネクテッドモジュラー

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

スイスの名門高級腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」も「WearOS」を搭載したスマートウォッチを出しています。もちろん、高級ブランドにふさわしく、プライスは30万円を超えてしまいます。しかし、チタンやセラミックを使ったケースは、機械式時計と全く同じ最高のクォリティーで、非常に満足感が高い出来。ウォッチフェイスもタグ・ホイヤーらしい、スポーティさあふれるもの。モジュール式になっているので、ケースとラグ、ブレスレットは取り外し、ほかのものと交換が可能です。大人にふさわしい「WearOS」採用機です。
310,700円

MONTBLANC(モンブラン) サミット 

Smart Watch Life
(画像=Smart Watch Life)

『モンブラン』は万年筆ブランドとして有名ですが、近年時計ブランドとしても評判を高めています。そんな『モンブラン』のスマートウォッチはクラシカルなケースとウォッチフェイスにより、ヴィンテージの薫りが満点。オーセンティックなルックスに、通知や音声案内、心拍や高度計によるアクティブトラッキングなど、スマートウォッチに求められる機能をすべて搭載。高級感とハイテクがうまく融合した新世代ウォッチです。
96,760円

「AppleWatch」では味わえない魅力にあふれる「WearOS」搭載のスマートウォッチ

スマートウォッチをリードしているのは間違いなく「AppleWatch」です。でも、「WearOS」は「AppleWatch」とできることはほぼ同じで、しかも自分の好きなデザインをいろいろなブランドから選べるのは大きな魅力と言えます。また、サードパーティーにカスタマイズが許されているので、多くのウォッチフェイスや日本語変換システムが開発されています。スマートウォッチが欲しいけど、「AppleWatch」は人とかぶりそう、時計で自分の個性を発揮したい、いろいろカスタマイズしたいという人は「WearOS」搭載のスマウォを考えてみてはいかがでしょう。

提供元・Smart Watch Life

【関連記事】
ロレックス以外に「オシャレ」「投資対効果」を満たす腕時計はない
初心者が摂りたい筋トレの効果を高めるサプリ4選
「なぜ富裕層は「英国靴」を愛用?庶民は知らない「エドワードグリーン」と「ジョンロブ」
筋トレBIG3とは?忙しい人こそ実践したいトレーニングを紹介
【初心者向け】ネット証券おすすめランキング(PR)