新型カローラ・ツーリングに500台限定モデルの「2000 Limited」が登場。日本仕様ではシリーズ初の2.0Lダイナミックフォースエンジンに、スポーティでアウトドアに映える装備群を採用
トヨタ自動車は5月13日、新型カローラ・ツーリングに特別仕様車の「2000 Limited」を設定し、6月1日に発売すると発表した。車両価格は262万200円の設定で、販売台数は500台限定。ボディカラーには特別設定色のレッドマイカメタリックとブルーメタリック、そしてブラックマイカとホワイトパールクリスタルシャインの計4色をラインアップする。
今回の限定モデルは、TNGA(Toyota New Global Architecture)の思想に基づいて開発した2.0LダイナミックフォースエンジンのM20A-FKS型1986cc直列4気筒DOHCユニットを、日本の新型カローラ・シリーズとして初めて搭載したことが最大の特徴だ。最高出力は170ps/6600rpm、最大トルクは20.6kg・m/4800rpmを発生。トランスミッションにはDirect Shift-CVT(パドルシフト付10速スポーツシーケンシャルシフトマチック)を組み合わせ、発進から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現しつつ、燃費性能はWLTCモード16.6km/リットルを実現した。
エクステリアは、7.5J×17サイズの切削光輝+ブラック塗装アルミホイール(タイヤサイズ215/45R17)やシルバーメタリック塗装のルーフレール、サイドターンランプ付オート電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター・ブラインドスポットモニター付[ボディ同色])などを特別装備してスタイリッシュさをいっそう強調する。ボディサイズは全長4495×全幅1745×全高1460mm/ホイールベース2640mm、車重は1370kgに設定した。
インテリアは、本格派のフロントスポーツシート(ヒーター付)に撥水加工を施した上級ファブリック表皮、レッド加飾(インストルメントパネルオーナメント、センタークラスター、メータークラスター、シフトベゼル、ドアトリムガーニッシュ)およびグレーステッチ(インストルメントパネル・アッパー&パッド部、センターコンソール、シフトレバーブーツ、ステアリングホイール、ドアトリムショルダー、シートおよびドアアームレスト表皮、センターコンソールボックス)のアクセントを採用してスポーティ感をアップさせたことがトピック。また、オプティトロン3眼メーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(スピードメーター表示)やカラーヘッドアップディスプレイ、本革巻き3本スポークステアリングホイール+パドルシフト、ブラック加飾9インチディスプレイオーディオ、エアクリーンモニター、ナノイーなども特別装備した。
Writer:大貫直次郎
提供元・CAR and DRIVER
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