LINEは、厚生労働省の要請を受け、新型コロナウイルスの発生状況や予防法などの情報を広く提供する「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」LINE公式アカウントを開設したと2月7日に発表しました。

 LINEは、新型コロナウイルスの流行に伴い、スマホ専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、日本全国の15歳~69歳の男女5233名を対象に、新型コロナウイルスに関する調査を実施。

 その結果、新型コロナウイルスについて知っていると回答した人のうち、日本国内での感染について「不安に感じている」という人が8割超にのぼることがわかり、「情報を自分から調べている」という人は、約4割という結果となりました。

 日々変わる状況に対して、最新の情報を積極的に「知りたい」という意識のある人が多い傾向がうかがえます。こうした状況の中、LINEは厚生労働省の要請を受け、新型コロナウイルスに関する情報を提供する「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」LINE 公式アカウントを開設しました。

 このLINE公式アカウントは、登録するだけで誰でも無料で利用可能。アカウント登録者が入力した問い合わせに対し、AIチャットボットが応答して、新型コロナウイルスに関する概要や発生状況、予防法や相談を受けられる場所など、必要な情報を提供します。
 

おたくま経済新聞
(画像=おたくま経済新聞より引用)

 公式アカウントを通して得られる回答のデータベースとなるFAQは、厚生労働省から共有した情報を元に構築。LINEによると、「このFAQは、新型コロナウイルスの発生状況にあわせて、継続的に更新・追加を行い、最新の情報を提供できるよう、厚生労働省と各自治体の協力のもと運用していく予定です」とのこと。

 また、この公式アカウントでは、LINEヘルスケア社の提供により、実際に感染の疑いのある方などがすぐに医師に相談できるよう、メニューに「スマホでお医者さん相談」の項目を設置。2月10日から「LINEヘルスケア」と連携し、LINEで医師に相談できるオンライン健康相談サービスを、無料で提供する予定となっています。ちなみに相談は「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の遠隔健康医療相談(医師)の範囲で実施されます。

 「スマホでお医者さん相談」は、いつでも医師とLINEでつながるオンライン健康相談サービスで、チャット形式で医師に相談できる「いますぐ相談する(相談を予約する)」と、テキストメッセージで詳しく医師に相談できる「あとから回答をもらう」の2種類のオンライン健康相談を展開しています。

 そのため、「この症状、病気かな?」とか、「病院に行ったほうがいいかな?」という不安や悩みを医師に直接相談でき、身近な相談窓口として活用することが可能です。

 インターネット上では、コロナウイルスに関する不確かな情報やデマが飛び交っていますが、確実に確かな情報を得られる手段のひとつとして、「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」LINE公式アカウントを利用するのも良いかもしれませんね。

情報提供:LINE株式会社

(佐藤圭亮)

文・佐藤圭亮/提供元・おたくま経済新聞

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