FXはハイリスクながらもリターンの高さとコストの安さが魅力だ。これからFXを始める人に向けて、よりコストを抑えられるFX業者はどこなのか、あるいはお得な通貨ペアな何かなどをランキング形式で紹介。FXにかかるコストなど含め、初心者が知っておきたい基本を解説していこう。

目次

  1. 1,FX取引にかかる3つのコスト
  2. 2,FXの為替スプレッドランキングTOP18 SBI、トレイダーズ、ヒロセ通商を比較
  3. 3,FX口座が人気の18社、会社の概要や口座の特徴を紹介
  4. 4,FX初心者には「低スプレッド」と「少額投資」が重要なポイント

1,FX取引にかかる3つのコスト

FX手数料・スプレッドが安い会社をランキングで比較!
(画像=編集部作成)

FX取引にかかるコストは、これからFXを始める人が最初に注目するポイントだろう。

投資家がFX業者に支払うコストは、取引手数料、銭単位の為替スプレッド、pips単位のスプレッドの3つです。
FXは為替を対象とした金融商品であるため、投資信託のような信託報酬や管理報酬はかかりません。

FXの3つのコストがどのような費用なのかを説明していきたい。

為替スプレッドの意味

為替スプレッドとは
為替スプレッドとは売値(Bid)と買値(Ask)の差額のこと。
例)
米ドル/円の売値が110.740円、買値が110.742円の場合、スプレッドは0.002円=0.2銭だ。

為替スプレッドには、変動スプレッド制と原則固定制の2種類がある。

為替スプレッドは原則固定でも絶対に固定されているわけではなく、変動することがあります。

たとえば、米国雇用統計など重要な指標の発表時やテロなどの突発的な出来事、クリスマスや年始年末など流動性の低い時間などだ。(参考:FXブロードネット

いずれの場合も為替スプレッドはFX業者ごとに設定されるため、スプレッドの幅は各社で異なります。

為替スプレッドは、FX業者の適用為替レートで為替取引を行う際に、自動的に上乗せまたは差し引かれて、投資家には買値と売値だけが提示される。

為替スプレッドの最狭水準は、米ドル/円では±0.2銭だ。

近藤真理

米国株の購入や米ドル建MMF、米ドル建外債などの為替取引の場合の米ドル/円の為替スプレッドは±0.25円が標準的であり、コストは割安といえるでしょう。

スプレッドの狭いFX業者を選ぶことが利益につながる

FX取引で発生する為替スプレッドは、トレードの損益に大きな影響を及ぼします。スプレッド幅が広いと利益を上げるのが難しくなることがあります。
例)
ユーロ円の売値が129.642円で買値が129.647円のとき、129.647円で買ってすぐ売ると、0.5銭分の損失が出る。利益を出すには売値が129.647円を超える必要がある。
近藤真理

スプレッドは、狭いほうが利用者にとって利益を出しやすいので有利です。

為替スプレッドと手数料の違い

国内FX業者の取引手数料はほぼ無料で、口座開設手数料や口座維持手数料などもかからない。

入金手数料と出金手数料も基本的に無料だが、銀行振込による入金では利用する金融機関の手数料が発生する。

リアルタイム入金の場合手数料はかかりませんが、無料となる金融機関が限られていることもあるので確認しておきましょう。(参考:DMM FXヒロセ通商みんなのFX
近藤真理

これらの入出金手数料とは異なり、為替スプレッドは取引ごとに発生します。FXの実質的な主要な手数料は為替スプレッドといえます。

スプレッドの単位「銭」と「pips」の2種の違い

スプレッドには銭単位とpips単位の2種類がある。

「ユーロ/円」など日本円が絡む通貨ペアの場合は銭単位、「米ドル/ユーロ」など日本円が絡まないものはpips単位を使用します。
例)
ユーロ/ドルの売値と買値が1ユーロあたりそれぞれ1.16941ドルと1.16945ドルの場合、その差額の4 pips(=0.00004ドル)がスプレッドとなる。

2,FXの為替スプレッドランキングTOP18 SBI、トレイダーズ、ヒロセ通商を比較

FX手数料・スプレッドが安い会社をランキングで比較!
(画像=編集部作成)

FX初心者が最初に注目する為替スプレッドのランキングを見てみよう。

幅が狭い(つまり安い)のはどのFX業者なのか、またどの通貨ペアのスプレッドが狭いのか比較してほしい。

FX為替スプレッドランキングTOP18

順位 FX業者名 為替スプレッド(カッコ内は、公表されている提示率)
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 南アフリカ
ランド/円
1 SBI FXトレード [1~1,000]
0.09銭
[1,001~100万]
0.19~7.80銭
[100万1~300万]
0.20~7.80銭
[300万1~
1,000万]
0.80~7.80銭
[1~1,000]
0.30銭
[1,001~100万]
0.40~15.80銭
[100万1~300万]
0.50~15.80銭
[300万1~
1,000万]
1.70~15.80銭
[1~1,000]
0.69銭
[1,001~100万]
0.90〜18.80銭
[100万1~300万]
1.00〜18.80銭
[300万1~
1,000万]
2.70〜18.80銭
[1~1,000]
0.78〜0.80銭
[1,001~100万]
0.78〜4.80銭
[100万1~300万]
0.78〜4.80銭
[300万1~
1,000万]
1.28~4.80銭
2 トレイダーズ証券
(みんなのFX)
0.2銭 0.4銭 0.8銭 0.9%
3 ヒロセ通商
(LION FX)
0.2銭 0.4~0.7銭 1.0銭 0.8銭
4 DMM FX 0.2銭
(97.49%~)
0.5銭
(97.15%~)
1.0銭
(96.87%~)
1.0銭
(98.90%~)
5 GMOクリック証券
(FXネオ)
0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.9銭
6 外為どっとコム 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.9銭
原則固定※例外あり
7 外貨ex byGMO 0.2銭
(99.20%)
0.5銭
(97.65%)
1.0銭
(99.27%)
1.3銭
(99.07%)
8 FXブロードネット 0.2銭 0.5銭 1.0銭 非公開
9 マネーパートナーズ
(パートナーズFX/
パートナーズFXnano)
0.3銭 0.4銭 0.7銭 0.8銭
10 FXプライムbyGMO
〈選べる外貨〉
0.3銭 0.6銭 1.1銭 0.9銭
11 楽天FX 0.2銭 0.5銭 1.0銭 0.9銭
12 マネックスFX 0.2銭 0.4銭 0.9銭 1.0銭
13 Oh!FX
(住信SBI
ネット銀行)
0.5銭 2.0銭 3.0銭 3.8銭
14 MATSUI FX
(松井証券)
0.2銭 0.5銭 1.1銭 1.0銭
15 野村證券 1.8銭 3.9銭 5.9銭 非公開
16 ソニー銀行 0.3銭 0.4銭 0.8銭 0.5銭
17 LINE FX 0.2銭 0.3銭 0.5銭 1.0銭
18 ネオモバ
(SBIネオ
モバイル証券)
【1~500】
0.0銭
【501~1,000】
0.0銭
【1,001~
10,000】
0.2銭
【10,001~
3,000,000】
0.3銭
【1~500】
0.4銭
【501~1,000】
0.4銭
【1,001~
10,000】
0.5銭
【10,001~
3,000,000】
0.6銭
【1~500】
0.9銭
【501~1,000】
0.9銭
【1,001~
10,000】
1.0銭
【10,001~
3,000,000】
1.1銭
【1~500】
1.0銭
【501~1,000】
1.0銭
【1,001~
10,000】
2.1銭
【10,001~
3,000,000】
2.2銭
※各社ホームページ(SBI FXトレードトレイダーズ証券ヒロセ通商DMM FX GMOクリック証券外為どっとコムYJFX!FXブロードネットマネーパートナーズFXプライムbyGMO楽天FXマネックスFXOh!FXMATSUI FX野村證券)、ソニー銀行LINE FXネオモバ)をもとに筆者作成
※原則固定スプレッド対象期間の価格が対象であり、除外される時間や期間がある場合がある
※外為どっとコムのスプレットは原則固定※例外あり(2021年10月時点でのスプレッドを参照)


頻繁に取引する米ドル/円の為替スプレッドの安さを基準に、同じスプレッドの場合はユーロ/円、英ポンド/円で比較した。

米ドル/円の為替スプレッドは0.2銭がほとんど

大半のFX業者は、最も取引が多い通貨ペアである米ドル/円の為替スプレッドを0.2銭、その次に人気のあるユーロ/円を0.5銭、EU離脱により現在注目されている英ポンド/円を1.0銭に設定しているようです。
近藤真理

主要な通貨ペア以外にも、取引量は多いがスプレッドの差が大きくなりやすい英ポンド/円や、米ドル/ユーロなどにも注目しましょう。

FX業者の中には、一定期間や時間を対象にした提示率(提示された為替スプレッド以下の幅で為替取引できた割合)を公表しているところもある。

同じ為替スプレッドのFX業者が複数ある場合は、より提示率の高い業者、あるいは提示率を公表している業者を選ぶのも手だ。

通貨の枚数によってスプレッドが変化する会社もある

SBI-FXとネオモバ(SBIネオモバイル証券)の2社は、注文する通貨枚数によってスプレッドが変わります。両社とも少ない枚数ほどスプレッドが低くなる仕組みなので、少額投資をするのに有利です。
近藤真理

枚数が多い場合他社より割高になる傾向があることも、押さえておきましょう。

新興国の高金利通貨にも注目

長期投資を前提にスワップポイントを得ることを考えている人は、ランキングに掲載されている南アフリカランド/円や、トルコリラ/円、メキシコペソ/円のような高金利通貨のスプレッドが狭い業者を選ぶといいだろう。

3,FX口座が人気の18社、会社の概要や口座の特徴を紹介

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(画像=編集部作成)

為替スプレッドランキング上位18社のFX口座には、それぞれどのような特徴があるのだろうか。

初めてFX口座を開設する際、注目したいポイントを中心に紹介する。

第1位、SBI FXトレード――最低取引単位は初心者でも安心な1通貨

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(画像=『SBI FXトレード』より引用)

SBI FXトレードは、ネット証券最大手のSBI証券と同じSBIグループのFX専門業者である。

取扱通貨ペアはSBI証券のFXが28種類、SBI FXトレードは34種類とSBI FXトレードのほうが多い。

SBI証券とSBI FXトレードの最も大きな違いは、原則固定の為替スプレッドと取引通貨単位だ。

SBI証券のFXは他のFX業者同様、通貨ペアごとにスプレッドは一律です。それに対してSBI FXトレードの為替スプレッドは、すべての通貨ペアで注文数量ごとに定められています。

SBI FXトレードでは、1通貨単位から取引できる。

例)
米ドル/円の場合、1~1,000通貨までだと為替スプレッドは0.09銭で、他の通貨ペアでも1,000通貨までのスプレッドは割安に設定されている。
近藤真理

1通貨から取引できるFX業者はほとんどありませんので、SBI FXは、トレード初めてFXに挑戦するにあたってできるだけ少額で始めて、慣れてからまとまった資金で投資したい、という人に最適です。

第2位、トレイダーズ証券(みんなのFX)――最狭水準のスプレッドと高いスワップポイント

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(画像=『みんなのFX』より引用)

「みんなのFX」は、トレイダーズ証券が運営するFX口座だ。

「みんなのFX」は為替スプレッドがFX業界最狭水準であることに加えて、スワップポイントも業界最高水準であることがメリットです。
例)
米ドル/円の為替スプレッドは、最低水準の0.2銭だ。ユーロ/円のスプレッドは0.5銭が主流だが、「みんなのFX」では0.4銭、英ポンド/円は期間限定ではあるものの0.8銭だ。

ポジションを保有する限り毎日受け取ることができるスワップポイントも、他社に比べると高めだ。

例)
2021年7月27日の付与実績は、南アフリカランド/円(買)で7.1、トルコリラ/円(買)は2日分で45、メキシコペソ/円(買)は5.1。
近藤真理

スプレッドの狭さとスワップポイントの高さ、どちらもFX初心者にとってはFX口座を選ぶ際の重要なポイントです。

第3位、ヒロセ通商(LION FX)――独立系のFX専門会社で最高水準のスワップポイント

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ヒロセ通商(LION FX)は以下のように業界最高水準のサービスや情報量を誇る。

  • 通貨ペアは業界最多の50通貨ペア
  • 全27種類の多彩な注文方法
  • 1日約520本もの速報系ニュースの配信
  • 31種類の豊富なテクニカル分析

約定スピードも速く、成行約定率100%を実現し、スピードが重要であるFX取引を高度な技術で支えている。

近藤真理

取引量の多いユーザーに対するグルメ食品プレゼントキャンペーンやユーザー対象食事会付反省会など、ユニークなイベントでも注目を浴びています。

最低取引単位は1,000通貨単位以上、低スプレッド、高スワップポイントに加えてFXについて1からしっかり学べる豊富な記事など、初心者に最適な取引環境が整っています。

第4位、DMM.com証券FX――FX口座数国内第1位の人気業者

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(画像=『DMM FX』より引用)

DMM FXは、2020年8月31日現在で80万口座を突破し、FX口座数国内第1位となった人気FX会社だ。

使い勝手の良いツールとアプリのほか、出金手数料やロスカット手数料をはじめとする各種手数料が無料、さらにFX業界初となるLINEによる問い合わせも可能です。
近藤真理

FX初心者にとって重要な、シンプルで使いやすい、そして低コストという条件が揃っています。

第5位、GMOクリック証券(FXネオ)――FX取引高世界第1位の実績あり

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(画像=『FXネオ』より引用)

FXネオは、GMOインターネットグループの証券会社だ。

グループ内においてFX部門は「FXネオ」として展開されており、証券総合口座を開設しなくてもFX専用口座を開設することができる。

インターネット事業を手掛けるグループの高い技術力が、システムの安定性と信頼性を支えている。

近藤真理

GMOクリック証券(FXネオは証券会社ではあるが、FX取引の占める割合が最も高く、他のFX会社に劣らない実績です。為替スプレッドは狭く、取引ツールも使いやすいので初心者でも取引がしやすいでしょう。

最大注文数量を大きくしたい投資家やデイトレーダー向けに、Exモードも用意されています。

第6位、外為どっとコム――低スプレッドに高スワップポイント、総合力で高評価

低スプレッド、高スワップポイントに加え、ロイター赤文字ニュースをはじめとするプロ向けのリアルタイムニュースもあり、初心者からプロまで活用できる。

わかりやすくて質の高い投資情報など、投資家が必要とするものが何でも揃う。

近藤真理

相場予測や売買判断に利用できる「外為注文情報」や「売買比率情報」のようなオリジナルコンテンツは読みやすく、誰でもすぐに取引に使える優れものです。

取引単位は1,000通貨単位となっています。

サイトの構成や解説もわかりやすく、初心者でも無理なく始められます。総合的な評価を得ているFX業者です。

第7位、外貨ex byGMO株式会社――GMOインターネットグループの、投資信託も取り扱うFX業者

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外貨ex byGMO株式会社はオプションや投資信託も取り扱っており、FX取引は「外貨ex」として提供している。

為替スプレッドが狭く、1,000通貨から取引可能なのが特徴だ。

電話による問い合わせを24時間受け付けています。
近藤真理

ローコストで投資を始められ、サポートも充実しているため、初心者には心強いです。

第8位、FXブロードネット――初心者が使いやすい自動売買システムを提供

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(画像=『FXブロードネット』より引用)

主要な通貨ペアのスプレッドがFX業界最狭水準となっている。

あまり流通量が多くない通貨ペアでも、スプレッド幅は広くないため、コストを抑えて利益を最大化できるのが魅力だ。

FX自動取引売買ができるので、FX取引に自信がなくても投資方針さえしっかり決めれば、24時間チャンスを狙えて、自動的にリスクを管理しながら取引できます。
近藤真理

大きな儲けを期待できない分、初心者にとっては安心ですね。

FXブロードネットでは「トラッキングトレード」と呼ばれるリピート型自動売買注文も用意されている。

トラッキングトレードとは
あらかじめ売買価格を設定しておき、指定した価格になったら自動的に「買い」や「売り」を繰り返して利益を積み重ねる手法で、少額でも取引できる。

第9位、マネーパートナーズ――使いやすさでオリコン顧客満足度調査5年連続第1位(2020年)

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初心者向けで100通貨単位から取引できる「パートナーズFXnano」と、プロ仕様で1回に1万通貨以上、最大300万通貨まで取引できる「パートナーズFX(PFX)」の2つのコースが用意されている。

FXnanoは100通貨単位、たとえば南アフリカランド/円なら100円程度から取引できるので、気軽に始められる。

近藤真理

ツールの操作は簡単で、しかも手厚い電話サポートも受けられるので、操作方法がわからなくても安心して取引できます。

PFXはスリッページなし、約定拒否なしのハイスペックなツールであり、また11年連続第1位の高い約定率で、FX上級者やプロから高評価を得ています。

第10位、FXプライムbyGMO(選べる外貨)――高約定率と低スリッページが最大の特長

スキャルピングやシステムトレードができる注目のFX会社。

GMOインターネットグループの技術力を活かした強靭なシステムを採用しているため、相場が荒れている時でも約定しやすく、低スリッページで信頼性も高いです。
近藤真理

利益にこだわるFX上級者が望むスペックを備えたFX会社と言えます。

取引単位は1,000通貨以上(1万通貨未満は手数料加算)、高スワップポイントも魅力だ。

第11位、楽天FX――高機能なツールが無料で使えてポイントも貯まる

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(画像=『楽天FX』より引用)

楽天FXは楽天グループのFXサービスで、低スプレッドかつ取引ツールが高機能であることが特徴だ。

楽天FXのツールである「MARKET SPEED FX」は注文をスピーディーに行えるほか、40種類のテクニカル指標を利用できます。

マーケット情報の提供も充実しており、為替相場や海外の動向、金融市場などFXで参考になる情報を簡単に入手できる。

近藤真理

取引で10万通貨ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント貯まり、楽天市場や楽天トラベルなどで利用できるのもメリットです。

第12位、マネックスFX――大手証券会社のサービスでスプレッドの狭さもメリット

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(画像=『マネックスFX』より引用)

マネックスFXはマネックス証券のFXサービスで、大手の証券会社がバックに付いているため安定感がある。

近藤真理

米ドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.4銭とスプレッドが狭いのもメリットです。

専門家の解説やセミナーを動画で視聴でき、特に米国雇用統計は毎月恒例でライブセミナーを配信している。

取引単位は1,000通貨からで、少額投資もしやすくなっています。

第13位、Oh!FX(住信SBIネット銀行) ――FXの積立投資ができるのが大きな特徴

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(画像=『Oh!FX』より引用)

Oh!FXは積立サービスがあるのが特徴で、毎月・毎週・毎日の3パターンでFXの積立投資ができる。

近藤真理

米ドルなら1ドルから積立ができるので、少額投資がしやすいのもメリットです。

「Oh!FX」にはスマートフォンアプリがあり、取引画面やチャート画面から簡単に注文できる仕組みになっている。

近藤真理

簡単に操作できるツールを使いたい人におすすめです。

第14位、MASTUI FX(松井証券) ――1通貨から投資できてカスタマーサポートも手厚い

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(画像=『MATSUI FX』より引用)
松井証券のMATSUI FXは1通貨から取引ができるため、わずかな資金でもトレードを始められる。

スプレッドも米ドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.5銭と狭めだ。

近藤真理

コールセンターは7:00~23:00と夜間まで受け付けているため、夜に取引をする初心者も安心です。

第15位、野村證券――大手の証券会社ならではの安定感がある

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(画像=『ノムラFX』より引用)
ノムラFXは野村證券が手掛けていることによる安定感や安心感がメリットです。

取引単位は1,000通貨からなので、少額投資も可能だ。

近藤真理

取引ツールは高機能版と簡易版の2種類があり、初心者でも簡易版なら操作しやすいでしょう。

第16位、ソニー銀行――ユーロ/円などのスプレッドの狭さがメリット

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(画像=『ソニー銀行』より引用)

ソニー銀行では外貨預金に加え、FX取引も行える。

スプレッドに関してユーロ/円は0.4銭、ポンド/円は0.8銭と、業界内でも狭い水準です。
近藤真理

ソニー銀行で外貨預金をしている人で、FXにも興味があるなら気軽に試すことができます。

第17位、LINE FX――スマホでスピーディーに取引ができてスプレッドも狭い

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(画像=『LINE FX』より引用)

LINE FXは、専用のスマホアプリでスピーディーに取引できる。

近藤真理

スプレッドに関しても、ユーロ/円は0.3銭、ポンド/円は0.5銭と業界内でもかなり狭いです。

経済指標や急変動などの情報をLINEで受け取ることもできるため、トレードチャンスが広がるでしょう。

第18位、ネオモバ(SBIネオモバイル証券) ――1,000通貨以下ならスプレッドなし

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(画像=『ネオモバ』より引用)

ネオモバのFXは、取引する通貨の量に応じてスプレッドが変化する。

1,000通貨までならスプレッドが0銭なので、コストを抑えながら少額投資ができます。
近藤真理

またTポイントを利用して取引ができる仕組みがあるため、普段からTポイントを貯めている方におすすめです。

4,FX初心者には「低スプレッド」と「少額投資」が重要なポイント

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(画像=編集部作成)

投資初心者の鉄則は、低コストと少額投資だ。

初心者のうちは大きな利益は期待できないので、少しでもコストを抑えて利益を残すことは、その後も投資を継続する上で重要になる。

FXで発生するコストは基本的に為替スプレッドだけなので、為替スプレッドが狭い会社であることは最重要ポイントと言えます。

また、リスクを最小限に抑えるために投資を少額にすることも忘れてはならない。

最初のFX口座を選ぶ際は、少ない通貨単位でも取引できる業者を選ぶと安心だ。

近藤真理

損失が発生した場合でも損失額を許容範囲に収められるので、FX業者選びの条件に加えておきましょう。

近藤真理
執筆・近藤真理
南山大学外国語学部卒業。野村證券の引受部門で勤務後、ビジネス系翻訳や工業系翻訳業務に従事。
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。
■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者
南山大学外国語学部卒業。野村證券の引受部門で勤務後、ビジネス系翻訳や工業系翻訳業務に従事。
2013年より、総合証券とネット証券を使い分けながら、資産運用を開始。2017年から各種WEBサイトのフリーライターとして活動、現在は経済金融系記事を中心に執筆している。

■保有資格
証券外務員一種、二種
投資診断士
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
AFP認定者


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