ライブスター証券の特徴・メリット 手数料やIPO投資取扱商品など徹底開設

2019.10.9
INVESTMENT
(写真=ライブスター証券ホームページより)
(写真=ライブスター証券ホームページより)
「ライブスター証券」は一番のメリットは、取引手数料の安さにある。手数料が安いという特徴で人気のネット証券の中でも随一の安さを誇るライブスター証券。同社の手数料や、取扱商品に加えて、高い支持を得ているツールやサービスなど、魅力を詳しく紹介していこう。

ライブスター証券は「安い」を極めるネット証券

ライブスター証券の手数料の安さは、同社の最大の長所として広く認識されている。

同社は「業界最高のサービス」を合言葉に、安さを追求することで投資家に低コストの投資環境を提供し。しかし実は現物取引手数料の安さだけがメリトではない。格安の信用取引手数料を始め無料の各種ツールなども、ライブスター証券で口座開設する際の魅力だ。

今回は、現物取引手数料の安さも含め、ライブスター証券の特徴に迫ってみよう。

ライブスター証券の各種手数料 現物株式、信用取引、先物など

以下に、ライブスター証券の実際の手数料(2019年9月12日現在、ホームページより)を一覧表示するので、参照してほしい。

紹介するのは、「現物取引」「信用取引」「日経225先物取引」の3種類。唯一の取扱投信銘柄であるひふみプラスが購入手数料無料であること、そしてFXは投機的な意味合いが強い金融商品で投資初心者向きではないことから除外した。

現物株式取引手数料は自他ともに認める業界最安水準

現物株式の取引手数料表
一律(つどつど)
プラン
定額(おまとめ)
プラン
約定代金 手数料(税抜) 1日の約定代金
合計額
手数料(税抜)
5万円以下 50円 50万円以下 400円
5万円超
~10万円以下
80円
10万円超~
20万円以下
97円
20万円超~
50万円以下
180円
50万円超~
100万円以下
340円 50万円超
~100万円以下
600円
100万円超~
150万円以下
400円 100万円超
~150万円以下
800円
150万円超~
300万円以下
600円 150万円
~200万円以下
1,000円
300万円超 800円 以降100万円単位
超過ごとに
400円ずつ増加

2019年9月12日現在、1注文ごとの現物取引手数料体系において、約定代金5万円で50円(税抜)の手数料は、インターネット専業証券会社の最安水準だ。1,000万円以上の約定代金でも手数料は800円(税抜)にしかならない。大口取引にしてこの手数料の安さは、ネット証券、もちろん証券業界全体でもライブスター証券ぐらい。

もっとも、株式取引に新規参入したDMM.com証券の猛追で、取引手数料最安値第1位を競ってはいるものの、圧倒的な安さはそれ以外のネット証券とは一線を画している。

通常の手数料の安さに加えて、定期的に実施される「新規に証券口座を開設すると、開設後2カ月間は現物取引手数料が無料」のキャンペーンもお得感を倍増する。例年同様のキャンペーンが行われているので、定期的にチェックするとよいだろう。

ライブスター証券は2019年1月4日公表のオリコン顧客満足度ランキング「ネット証券 取引手数料のランキング・比較」の「取引手数料 満足度ランキング」で第1位。実際の投資家からもラ手数料の安さは高く評価されていることが分かる。

激しい手数料競争の中にあっても、1注文あたりの約定代金手数料におけるライブスター証券の「業界最安水準」としての地位は当面は揺らぐことはないだろう。

信用取引は高額になるほど手数料の安さを実感できる

現物取引手数料の安さばかりが強調されるライブスター証券であるが、実は信用取引手数料も格安に設定されている(以降、手数料は2019月9月12日現在の税抜価格を表示)。
 
信用取引手数料表
一律(つどつど)
プラン
  定額(おまとめ)
プラン
 
約定代金 手数料(税抜) 約定代金 手数料(税抜)
300万円以下 80円 100万円以下 400円
300万円超 0円 以降100万円単位
超過ごとに
400円ずつ増加

ライブスター証券の信用取引の手数料設定では、約定代金300万円以下の手数料が一律80円、約定代金300万円超なら手数料無料となっており、これもネット証券最安値だ。

一律プランでは、手数料が0円になる分岐点が300万円となっており、約定代金5,000万円以上が手数料0円の条件となるSBI証券や楽天証券とは大きく異なる。定額プランについても、下限手数料が400円でも、それ以降の手数料増加率がゆるやかであるため、高額になるほど安さを実感できる。

取引手数料以外の主な信用取引コストとして、制度信用取引の建玉金利が2.30%(年率)、一般の建玉金利は2.75%(年率)、信用取引貸株料(制度・一般)は1.1%(年率)となっている。

日経225先物などでも手数料の安さを徹底

日経225先物取引、日経225mini先物取引、日経225オプション取引の手数料表
種別 手数料(税抜) 建玉上限
日経225
先物取引
1枚あたり
 片道250円
買建・売建 
合計300枚
日経225mini
先物取引
1枚あたり 
片道35円
買建・売建 
合計300枚
日経225
オプション取引
約定代金×0.14% 
※最低手数料は100円
売建 20枚
買建上限制限なし

ライブスター証券の日経225先物取引の1枚あたりの片道手数料は、日経225先物が250円、日経225miniは35円、日経225オプションでは0.14%である。

ネット証券大手のSBI証券と楽天証券の日経225先物や日経225mini、日経225オプションの1枚あたりの手数料は、SBI証券が250円、35円、0.2%、楽天証券が250円、35円、0.18%である。この点だけを見ても、ライブスター証券の安さは徹底している。

さらに、現物取引手数料同様に、ライブスター証券の信用取引手数料と日経225先物などの手数料についても、新規の口座開設後2カ月間は手数料無料のキャンペーンが定期的に実施されている。ここも、手数料が気になる人の注目ポイントになるだろう。

手数料の安さに加えて、建玉上限も高めに設定されている。コストを抑えながら、日経225先物、日経225mini先物、日経オプションを積極的に取引したい人には格好の環境だ。

ライブスター証券の手数料以外の魅力 使い勝手の良い4つの取引ツール

ライブスター証券では「お客様の使い易さを徹底追及」することを公言。初心者でも直感的に操作できる使いやすい環境の整備と、ユーザーからの意見を取り入れたユーザー視点の改善に積極的で、改善履歴も詳しくホームページに公開されている。

もちろん「使いやすさ」の追求姿勢は各種ツールにも現れている。ライブスター証券のツールは大きく分けて「証券取引ツール」と「FXツール」の2種類。「証券取引ツール」は投資初心者にとって身近なので、ここでは証券取引ツールの使いやすさや特徴を掘り下げてみたい。

証券取引ツールにはPC用のWEB版とダウンロード版、そしてスマートフォン用アプリとして、Android版とiPhone版を提供。いずれも、共通しているのは株式の現物取引と信用取引、日経225先物取引、オプション取引、そしてNISA口座の取引を行うことができる点だ。

証券取引ツール1,livestar WEB 唯一投資信託を取引できるPC用WEB版トレーディングツール

WEB版「livestar WEB」は、ネット証券初心者または投資初心者の使いやすさを第一に考えて構築されている。そのためパソコンとネット環境さえあれば、難しい設定も必要なく、簡単に使用開始できるのが最大のメリットだ。

シンプル設計にこだわっているため、直感的に操作できるのも初心者にはありがたい。他の投資情報ツールと連動させて発注することもできる。

ダウンロード版とは異なり、WEB版「livestar WEB」では、投資信託や立会外分売も取引できる。投資初心者だけでなく、中上級レベルの投資家でも取引内容次第で大いに活用できるはずだ。

PC用のlivestar WEBと後述のlivestar R2(ダウンロード版)のどちらでも、マーケット情報やスクリーニング情報、銘柄比較機能が付いている。さらにQUICK社の投資情報を無料で閲覧できる。投資分析のための標準的な環境も整っているわけだ。

注意点としては、どの証券取引ツールからもNISA口座での取引は可能であるが、NISAで投資信託を購入できるのは、投資信託取引機能があるWEB版のlivestar WEBだけであることだ。

証券取引ツール2, livestar R2 中上級者が求めるスピード感と操作性を備える

PC用のダウンロード版トレーディングツール「livestar R2」は、中上級者の求めるスピード感と操作性を最大限に重視しながら、初心者でも扱いやすい設計になっている。

使いやすさ向上のため、ユーザーからの改善要望にも適宜対応。livestar R2の直近のリリース(2019年9月)では、要望に応じて、フル板情報サービスと発注機能の付与、フル板に「始値」「高値」「安値」「終値」の4本値表示アイコンを追加する、といった改善を取り入れて、システムの使いやすさ向上に取り組んでいる。

高機能トレーディングツールらしく、各種投資情報機能や、QUICKの無料閲覧機能も標準装備されているので、上級者が思う存分活用できるツールだ。

証券取引ツール3, livestar S2 手軽に使えるスマートフォン用アプリ

Android版とiPhone版、どちらも機能的には同じ。発注板、チャート、残高一覧などのさまざまな画面の切り替え表示が可能だ。銘柄検索で役立つランキング機能では、上位300位までを表示することもできる。株主優待検索機能は、ライブスター証券独自の視点で検索できる上に、株主優待検索画面からそのまま発注できる機能も装備されている。

手軽さが魅力のスマートフォンアプリでありながら、NISA口座の取引ができるのは初中級クラスの投資家にはありがたい。アプリ×NISAで、資産形成のハードルが低くなるはずだ。

また、お気に入り銘柄はクラウド管理されているため、スマートフォンの機種変更の際にも、銘柄をそのまま引き継げる。

証券取引ツール4,注文方法 忙しい人に役に立つ注文方法も用意

初心者ユーザーを含め、中上級者クラスのユーザーには、利益追求同等、あるいはそれ以上に重要になるのがリスク管理だ。常時相場を注視することができない多忙なビジネスパーソンにとっては、発注時に逆指値や損切り設定などができる機能があることも重要なポイントになる。

ライブスター証券では、このような投資家の意向に寄り沿った発注方法を用意しており、それぞれの状況にあわせて適宜選択できる。

損失額を限定したい場合などに設定する「逆指値S注文」、指値注文か不成注文(指値注文が未約定の場合に、成行注文に切り替える注文方法)と並行して逆指値注文を出すことができる「OCO注文」などがある。

相場の成行に任せた投資ではなく、自身でリスクを管理して投資で優位に立つために必要な機能だろう。

ライブスター証券の2つのデメリット

ライブスター証券では多くの金融商品を取り扱っているわけではない。またツールや機能も絞り込まれている。つまり、ワンストップであらゆる取引ができるわけではないのが弱点ともいえる。

デメリット1,IPO取扱銘柄数の少なさ

ライブスター証券でも現物取引の一種であり人気の高いIPOの取り扱いはあるが、年間数本程度にとどまっている。

そのためできるだけ多くの抽選参加が当選確率を高めるための前提になるIPOでは、ライブスター証券はやや分が悪いと言える。しかし、ネット証券大手のように、IPOで非常に多くのユーザーと抽選で競わなくてもよい分、競争率も低くなるとも考えられる。

一方、ライブスター証券のIPOでは前受金が不要だ。ライブスター証券から抽選に参加するなら、「当選できるといいかも」程度の気楽な気持ちで臨むのが丁度よいかもしれない。

デメリット2,投資信託の取り扱いが限定的

取り扱う投資信託は、グループ会社のレオス・キャピタルワークスが運営する「ひふみプラス」1本。ひふみプラス自体は購入手数料無料で設定来実績が+256.7%の好成績(2012年5月25日~2019年8月30日の期間)で、さらに人気も高い投資信託であるため、銘柄に対する評価は高い。

しかし、定番のひふみプラスではなく、自分でお好みの投資信託銘柄を探し出したい人にはライブスター証券は不向きだろう。

さらに、NISAでひふみプラスを購入したくても、投資信託であるひふみプラスを購入できるチャネルはlivestar WEBだけである。発注チャネルが限られるのもデメリットの一つだろう。

投資初心者だけでなく、シンプルかつアクティブに取引したい中上級者にも最適

ライブスター証券は、株式投資を始める初心者から信用取引や日経225先物、日経225オプションに投資する中上級者まで、あらゆるレベルの投資家に低コストで効率的に取引できる環境を提供している証券会社だ。

しかし取扱商品は限定的なので、さまざまな商品を試してみたいという人はやや使いづらいかもしれない。投資対象が国内現物株式に絞られているなど、最大の特徴である手数料の安さを活かせる取引するスタイルの人は、一度ライブスター証券での口座開設を検討してみるのがよいだろう。

文・近藤真理(フリーライター)
 

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