10月は1年のうちで4月と並んで株主優待の権利確定銘柄が少ない月だ。だからこそ、実用的な優待内容が目に留まりやすい。

今回は、もらえば家族みんなが喜ぶ株主優待銘柄5選を紹介したい。各銘柄の配当利回りと最低投資金額の基準株価は2018年8月17日終値を採用しているので参考にしてほしい。

ホテルのカレーを家庭で味わえる――日本ハウスホールディングス

建設会社である日本ハウスホールディングス <1873> の株主優待は、2018年10月31日現在の株主から優待内容が変更になり、同社グループ会社が販売するホテル特製カレーギフトが贈呈される。

カレーギフトセットは、ホテル東日本宇都宮特製ビーフカレー・ホテル森の風那須特製チキンカレー・ホテル森の風立山特製ブラックカレー・ホテル東日本宇都宮特製ブイヨンスープの4点で構成されており、一味違うグルメカレーを気軽に楽しめるのが魅力だ。

同社の単元株数は100株であるが、株主優待制度を受けられるのは1,000株以上保有する株主である。当社の2018年8月17日終値は577円なので、57万7,000円を投資できれば株主優待を受けられる。

【配当利回り】4.33%
【最低投資金額】5万7,700円
【権利確定日】10月31日

コインパーキングが無料で使える――パーク24

時間貸駐車場「タイムズ」を全国で運営するパーク24 <4666> では、時間貸駐車場「タイムズ」に加えて、レンタカーの「タイムズカーレンタル」と温浴施設「タイムズスパ・レスタ」(東京都豊島区東池袋)でも利用できる「タイムズチケット」を株主優待として贈呈している。

同社の株主優待は10月31日現在に株主名簿に記録されている100株以上保有の株主を対象にしており、保有する株数が100株以上1,000株未満で2,000円分、1,000株以上5,000株未満で5,000円分、5,000株以上で1万円分のタイムズチケットを受け取ることができる。

タイムズチケットは時間貸駐車場を時々利用する人には大いに役立つ株主優待だ。そうでなくとも、レンタカーを使う可能性がある人ならもらって損のない優待内容だろう。

【配当利回り】2.18%
【最低投資金額】32万1,000円
【権利確定日】10月31日

いろいろ使えるQUOカード――グッドコムアセット

国内外で自社開発マンション販売や不動産管理を行うグッドコムアセット <3475> では、100株以上保有する株主に対して、2,000円のQUOカードを年2回贈呈している。

QUOカードはコンビニエンスストアや書店・ドラッグストアなど全国約5万7,000店で使用できるため使い勝手が良い。そのため、シンプルだが年間4,000円分ものQUOカードを受け取れる株主優待はかなり魅力的だ。

【配当利回り】2.15%
【最低投資金額】16万2,600円
【権利確定日】10月31日、4月30日

株主優待で贅沢な北海道特産品がもらえる――カナモト

建機レンタル事業を主力サービスとするカナモト <9678> の株主優待は、同社の地元北海道の厳選商品を60種類以上掲載するカタログギフトである。カタログには北海道産の農産物・水産物・畜産物・お米・飲料・乳製品などが多数掲載されており、好きな商品を一つ選んで株主優待専用はがきに記入の上、半年以内に申し込む。

同社の株主優待制度は1,000株以上保有する株主が対象になる。そのため、当社の2018年8月17日終値は3,410円なので、投資金額341万円以上で株主優待の対象となる点を注意してほしい。

【配当利回り】1.61%
【最低投資金額】34万1,000円
【権利確定日】10月31日    

商品券か詰め合わせを選べる業務スーパー――神戸物産

神戸物産 <3038> は主力となる業務スーパー運営をはじめ、海外商品の輸入・国内自社工場での商品開発などを手掛けている。株主優待制度として、100株以上保有する株主を対象に、保有株数に応じた業務スーパー商品券を年1回贈呈している。

100株以上500株未満では3,000円の商品券、500株以上1,000株未満だと1万円分、1,000株以上なら1万5,000円分の商品券を受け取れる。希望があれば、業務スーパー商品券と引き換えに同社グループ商品の詰め合わせを受け取ることもできるので、近所に業務スーパーがない場合でも安心して株主優待を受けられる。

【配当利回り】1.15%
【最低投資金額】52万1,000円
【権利確定日】10月31日

文・近藤真理(フリーライター)

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