ネット証券最大手のSBI証券ではスマートフォン向け株取引アプリ「SBI証券 株アプリ」をリリースしている。人気ネット証券がアプリだが、その特徴や機能について解説する。

SBI証券のスマートフォン向けアプリは商品別ラインナップ

2021年7月16日現在、SBI証券の金融商品をスマートフォンで取引する場合は以下のアプリが利用でできる。

  • 株取引…「SBI証券 株アプリ」「SBI証券 米国株 アプリ」
  • FX取引…「HYPER FXアプリ」
  • 先物・オプション取引…「HYPER 先物・オプションアプリ 」
  • CFD取引…「取引所CFD アプリ -くりっく株365」
  • 投資信託…「かんたん積立 アプリ」

これらは、iPhoneとAndroidのどちらにも対応しており、アプリをApp StoreかGoogle Playから無料でダウンロードできる。

「HYPER 先物・オプションアプリ」と「取引所CFD アプリ -くりっく株365」は、SBI証券のスマートフォンサイトからもダウンロード可能だ。

株取引専用アプリ「SBI証券 株アプリ」は情報量と利便性がポイント

「SBI証券 株アプリ」は、投資初心者向けとしても利便性が高い。外出先での取引にも必要十分な投資情報と機能が搭載されている。

決算進捗率・適時開示・速報ニュースなど、役立つ投資情報が満載

同アプリは、銘柄分析ツール「分析の匠」を実装しており、銘柄選択や投資判断に役立つ情報をWEBサイト並みに多数入手できる。

具体的には、決算ニュース速報や決算進捗率、企業が発表する適時開示情報などが挙げられる。

さらには、ビジネスニュースや経済指標速報、業績推移・株価指標分析・銘柄比較といった銘柄分析可能だ。

加えて、アナリストによる個別銘柄の予想レーティングに至るまで、提供される情報は多岐にわたる。そのため、外出先でも最終的な投資判断の材料を自在に入手でき重宝するアプリといえる。

多様なランキング機能で適切な銘柄選び

充実したランキング機能が搭載されているのも特長だ。市場ごとの売買代金ランキング・出来高ランキング・値上がり率/値下がり率ランキングなどを見ればリアルタイムでの銘柄の動きがわかる。

銘柄選びに迷った時の参考になるだけでなく、ストップ高/ストップ安の値が付いた銘柄や、年初来高値/安値を付けた銘柄、特別気配銘柄などの一覧も表示される。こうした機能は、投資判断に大いに役立つといえる。

プッシュ通知によるアラート機能

通常はEメールで届けられる「約定通知」を、スマートフォンにPush通知できる機能もある。約定を素早く知ることができれば、次の取引にスピーディに移ることも可能だ。

事前に登録した企業であれば「企業情報通知」を自分の都合に合わせた配信予定日を指定してPush通知することもできる。

株式分割や株式併合・決算発表日・権利付最終日といった企業にとって重要な情報を逃さずキャッチして、株式売買のチャンスやお気に入りの株主優待の権利をもれなくつかみたい。

どちらのPush通知も、外出中の限られた時間でもアクティブに取引したい人にとってはあると便利な機能だ。

将来的には、株アプリとパソコン向け取引ツールの連携を

スマートフォン向けの「SBI証券 株アプリ」は、外出先でも付加価値の高い投資情報を得ることができる。その情報に基づいて的確な投資判断を下し、思いのままに取引するのに便利なアプリだ。

株アプリは国内株式向けスマートフォンサイトより便利な機能を数多く搭載し、豊富な投資情報を入手できるメリットがある。

この株アプリによる取引に慣れてきたら、パソコン向け株取引ツール「HYPER SBI」と連携させるのもおすすめの使い方だ。

あらかじめ、「HYPER SBI」を使ってより緻密な銘柄分析やチャートのテクニカル分析などを行って、有望銘柄を洗い出して登録する。

そうすれば外出先では「SBI証券 株アプリ」を使って速やかに市況や個別銘柄の株価をチェック・発注できれば、より一層の投資効果を期待できるだろう。

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近藤真理
執筆・近藤真理
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。
証券会社の引受業務やビジネス系翻訳携わったのち、個人投資家として活動。現在は総合証券、ネット証券の両方を使いこなし、経済、金融、HR領域で多数の媒体で執筆中。2019年にフィナンシャルプランナーの資格取得。

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