主要ネット証券を比較 SBI、楽天など投資情報に優れているのはどこ?

2019.2.4
INVESTMENT
(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)
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ネット証券各社を比較すると、手数料は横並びになってきているように思われる。しかし各社が提供する投資情報にはまだまだ違いがあるのはご存じだろうか。投資家にとって情報は大変重要なものだ。情報という分野で各証券会社を比較した場合、一体どこの証券会社の情報が優れているのだろうか。

日経QUICKにも対応の最大手――SBI証券

ネット証券最大手のSBI証券ではトムソンロイターなどの主要なニュース配信会社から情報を得ることができる。また、同社では数多くのオンラインセミナーが開催されており、独自の情報を得ることも可能だ。日経QUICKニュースに対応しているのも魅力の一つだ。
 
トムソンロイター 会社四季報
時事通信 業績予測
フィスコ 適時開示(東証)
モーニングスター 日経テレコン

日経新聞が無料で読める――楽天証券

楽天証券ではトムソンロイターやフィスコ、モーニングスターなどの主要なニュース配信会社からの情報が得られるほか、日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン」が利用できる。大手ネット証券の中で比較しても、日経テレコンに対応し、日経新聞を無料で読むことが可能なのは楽天証券だけだ。自社の複数のアナリストによる独自の情報満載のレポートが無料で読めるのもありがたい。ネット証券ではあるが、ほぼ毎週のように勉強会やセミナーを開催しており、一部は動画配信にも対応している。
 
トムソンロイター 会社四季報
時事通信 業績予測
フィスコ 適時開示(東証)
モーニングスター 日経テレコン

MUFG系のレポートが充実――カブドットコム証券

三菱UFJフィナンシャル・グループであるカブドットコム証券では、大手ニュース配信会社の情報を見ることが可能なだけでなく、三菱UFJモルガン・スタンレー証券や三菱UFJリサーチ&コンサルティング、三菱経済研究所といったMUFGの関連機関から配信される独自レポートが無料で閲覧できる。

四季報を重視する人には同社の提供しているサービス「kabuステーション」がいいだろう。ネット証券では四季報を閲覧できるサービスは多いが、同社のサービスでは四季報を読めるだけでなく、内容を「AI」や「自動運転」などといった職種に関連したワードや「上昇」「増益」などのキーワードを使って検索することが可能だ。同社では一定条件をクリアした顧客に対し無料でサービスを提供している。
 
トムソンロイター 会社四季報
時事通信 業績予測
フィスコ 適時開示(東証)
モーニングスター 日経テレコン

QUICKリサーチネットが無料で利用可能――松井証券

松井証券では他社と比較してあまり多くのニュース配信会社の情報を取り扱っていないが、その代わりにQUICK情報やQUICKリサーチネットを導入している。QUICK情報では市況ニュースや決算情報、海外市況、株式ランキングなどの情報が無料で閲覧できる。

また他社では有料の場合が多いQUICKリサーチネットも同社では無料で利用できる。同サービスはQUICKの豊富な証券・金融データベースとQUICK企業価値研究所が発信するアナリストコメントを融合させたリサーチレポートサービスだ。
 
トムソンロイター 会社四季報
時事通信 業績予測
フィスコ 適時開示(東証)
モーニングスター 日経テレコン

松本社長のコラムも人気――マネックス証券

マネックス証券では多くの主要ニュース配信会社からの情報を網羅している。自社アナリストによる独自レポートも人気だが、J.P.モルガンなどとも連携し、J.P.モルガンの個別企業・産業などのアナリストレポートも閲覧できるようになっている(レポート閲覧には諸条件あり)。その他にも同社の松本大社長によるコラム付きのメールマガジンも人気を博している。
 
トムソンロイター 会社四季報
時事通信 業績予測
フィスコ 適時開示(東証)
モーニングスター 日経テレコン

以上、各社の対応状況をまとめたものがこちらだ。
 
  SBI 楽天 カブドットコム 松井 マネックス
トムソンロイター
会社四季報
時事通信
業績予測
フィスコ
適時開示(東証)
モーニングスター
日経テレコン

大手ネット証券を比較しても各社提供している情報に差があるのがわかる。証券会社を利用して情報を得る際には口座開設は1社だけに絞らず、複数の証券会社に口座開設してより多くのクオリティーの高い情報を得るとよいだろう。

文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)

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