超高還元「オリコカード・ザ・ポイント」のメリット・デメリット クレジットカードの審査基準や効率的なポイントの貯め方も紹介

2019.11.20
FINANCE
(写真=Magdalena Kucova/Shutterstock.com)
(写真=Magdalena Kucova/Shutterstock.com)
「Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)」は、高還元率をうたうクレジットカードの中でも特にネットショッピングでお得にポイントを獲得できるシリーズとして高く評価されている。ここでは、「Orico Card THE POINT」の一般カードとゴールドカードを比較し、メリットとデメリットを詳細に紹介しよう。

目次
1, 「Orico Card THE POINT」シリーズの3つの特徴
2,「 Orico Card THE POINT」と「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」のスペックを比較
3, 「Orico Card THE POINT」シリーズのメリット1 ポイント還元率の高さ
4, 「Orico Card THE POINT」シリーズのメリット2 年収要件
5, 「Orico Card THE POINT」シリーズのメリット3 充実したトラベル系サービス
6,その他のメリット 上位カードの独自サービス
7,「Orico Card THE POINT」シリーズの2つのデメリット ポイント有効期限の短さなど
8,「Orico Card THE POINT」シリーズの賢い使い方
9,どちらを選ぶかは旅行傷害保険が重要な判断要素に

1, 「Orico Card THE POINT」シリーズの3つの特徴 ポイント還元率、審査の通りやすさ、トラベル特典

「Orico Card THE POINT(オリコカード・ザ・ポイント)」シリーズには年会費が無料の一般グレードとゴールドグレードが用意されている。共通する特徴は主に下記の3点。

メリット1,基本還元率1%に加えて「オリコモール」経由でさらにプラス1%~16%
メリット2,基本年会費無料、上位グレードも年間2,000円以下と安価 
メリット3,豊富なトラベル優待、上位グレードならより一層お得な特典も

数あるクレジットカードの中でもポイント還元率が高いのが特徴。審査のハードルが比較的低く、年会費も安い。一般グレードは無料でゴールドグレードは年間1,986円(税込み)だ。ここから「Orico Card THE POINT」を詳しく掘り下げていこう。

2,「 Orico Card THE POINT」と「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」のスペックを比較

「Orico Card THE POINT」と「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」について、詳細なスペックを比較してみよう。
 
カード名 Orico Card 
THE POINT
Orico Card 
THE POINT 
PREMIUM GOLD
国際カードブランド MasterCard/JCB MasterCard/JCB
年会費 無料 1,986円(税込)
申し込み対象 原則として年齢18歳以上の方
(高校生は除く)
年齢20歳以上、
安定した収入がある方
利用可能枠 10万円~300万円 10万円~300万円
ポイントサービス ◆オリコポイント通常1%
◆オリコモール特別加算0.5%
◆オリコモール各店舗の
加算ポイント0.5%~15%
◆入会後6ヵ月間は基本の
ポイント還元率が2%にアップ
◆オリコポイント通常1%
◆オリコモール特別加算1%
◆オリコモール各店舗の
加算ポイント0.5%~15%
◆カード搭載電子マネー利用分の
加算ポイント0.5%
◆ショッピングリボ払い利用分の
加算ポイント0.5%
◆入会後6ヵ月間は基本の
ポイント還元率が2%にアップ
付帯保険 紛失・盗難補償 ◆海外最高2,000万円
◆国内最高1,000万円の旅行傷害保険
◆100万円限度のショッピング保険
◆紛失・盗難補償
付帯機能 ◆電子マネー「iD」「QUICPay」ダブル搭載
◆ApplePay利用可
◆電子マネー「iD」「QUICPay」ダブル搭載
◆ApplePay利用可
特典・サービス ◆海外・国内ツアー割引
◆レンタカー予約サービス優待
◆空港手荷物宅配サービス優待
◆海外Wi-Fiレンタル優待
◆Orico Club Off
◆Mastercard Taste of Premium
(MasterCardブランドのみ)
◆海外・国内ツアー割引
◆レンタカー予約サービス優待
◆空港手荷物宅配サービス優待
◆海外Wi-Fiレンタル優待
追加カード ◆家族カード
(年会費無料、3枚まで発行)
◆ETCカード(年会費無料)
◆家族カード(年会費無料、3枚まで発行)
◆ETCカード(年会費無料)

年会費が有料となる「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」のほうが、よりポイントを貯めやすい仕組みになっており、付帯保険や特典・サービスの面で大きく拡充されていることが分かる。

そのほか、注目したいのは、利用可能枠がどちらも最高300万円と高額に設定されていることだ。これは、普通カードの利用可能枠としてはかなり高額で、年会費の安いゴールドカードと比べても利用可能枠としても比較的高額な設定といえる。

毎月の利用額が多い会員は利用可能枠がそれ相応に引き上げられる可能性が高く、利用可能枠が足りなくてカードを切り替えざるを得ないという状況にはなりにくいと考えられるだろう。

3, 「Orico Card THE POINT」シリーズのメリット1 圧倒的な還元率!ポイントサービス 5つの特徴を紹介

「Orico Card THE POINT」シリーズの最大の特徴は、ポイント還元率の高さだ。一般カードとゴールドグレードの「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」、双方に共通するポイントシステムについて詳しく解説していこう。

ポイントサービスの特徴1,基本のポイント還元率は1%

クレジット利用100円につきオリコポイントが1ポイント(1円相当)貯まり、ポイント還元率は1%となる。この還元率ですでに高還元率カードといえる水準だ。

ポイントサービスの特徴2,「オリコモール」経由でさらにお得にポイントダブル加算 Amazonユーザーは特に注目

「オリコモール」経由のネットショッピングでは、基本のポイント1%分に加え、オリコモール特別加算ポイントが
  • 「Orico Card THE POINT」は最低0.5%
  • 「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」は最低1%
とショップごとのポイントがダブルで加算される。加算ポイントの還元率は0.5%~15%。最低でも2%、最高17%のポイント還元率となる。

なお、「オリコモール」には
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • Apple公式サイト
  • ビックカメラ.com
  • セシールオンラインショップ
  • ニッセンオンライン
  • DHCオンラインショップ
  • じゃらん、一休.com
  • びゅう国内ツアー
など、代表的なネットモールやショップが揃っているので、普段の買い物を「オリコモール」経由にするだけで、お得さを存分に味わえるはずだ。

特にAmazonを「オリコモール」経由で利用すると、Amazon提携クレジットカードよりもポイント還元率の点でお得な場合があることは覚えておきたい。実質年会費無料の「Amazon Mastercardクラシック」ではAmazon利用時にAmazonプライム会員は2%、それ以外は1.5%の還元率となっている。

一方、「オリコモール」経由なら、
  • 「Orico Card THE POINT」で2%(基本1%+特別加算0.5%+ショップ加算0.5%)
  • 「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」で2.5%(基本1%+特別加算1%+ショップ加算0.5%)
になる。「Amazon Mastercardクラシック」よりも「Orico Card THE POINT」シリーズの方がポイント交換先が多いことを考えると、利便性が高いといえる。

ポイントサービスの特徴3,入会後6ヵ月間は基本のポイント還元率が2%に

入会後6ヵ月間は、どちらのクレジットカードでも基本のポイント還元率が2%にアップする。そのため、「オリコモール」経由のネットショッピングは、Orico Card THE POINTで3%以上、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」では3.5%以上のポイント還元率となる。

ポイントサービスの特徴4,交換できるポイント先が豊富

オリコポイントは500ポイントからギフト券や他社ポイントに移行・交換可能。移行・交換可能な対象の一部を以下に紹介する。
 
移行・交換対象 必要なオリコポイント
ANAマイレージクラブ 
600マイル
1,000ポイント
JALマイレージバンク 
500マイル
1,000ポイント
Tポイント 
1,000ポイント
1,000ポイント
楽天スーパーポイント 
1,000ポイント
1,000ポイント
dポイント 
1,000ポイント
1,000ポイント
Pontaポイント 
1,000ポイント
1,000ポイント
WALLET ポイント
1,000ポイント
1,000ポイント
WAONポイント
1,000ポイント
1,000ポイント
Amazonギフト券
500円分
500ポイント
iTunesギフトコード 
500円分
500ポイント
nanacoギフト 
1,000円分
1,000ポイント
ファミリーマートお買い物券 
500円分
500ポイント
すかいらーくグループご優待券 
5,000円分
5,000ポイント
UCギフトカード 
5,000円分
5,500ポイント

このようにポイントの移行・交換対象のバリエーションが豊富なので、ポイントの使い道に困ることはまずないだろう。

ポイントサービスの特徴5,電子マネー機能もカード本体に付随

カード本体には電子マネーのiDとQUICPayの機能も備わっており、日常的な利用に便利なだけでなく、その電子マネー利用分にもポイントが付与される。

以上のことから、カード名称の「THE POINT」が示すように、このシリーズはポイントの貯まりやすさを第一に考えたクレジットカードと言える。

4, 「Orico Card THE POINT」シリーズのメリット2 年収が少なくても審査に通りやすい

「Orico Card THE POINT」シリーズのクレジットカードは年会費無料で国際カードブランドはMasterCardかJCBから選べる。申し込み資格は
  • 一般カードで「原則として年齢18歳以上の方(高校生は除く)」
  • ゴールドカードで「年齢20歳以上(安定した収入がある方)」
となっており、この条件から審査基準もそれほど高くないことがうかがえる。

一般カード「Orico Card THE POINT」の審査目安は年収200万円程度?

カード発行会社のオリコカードは信販系だ。口コミ情報にはなるが信販系クレジットカードの審査では年収よりもクレジットヒストリー(クレジット利用履歴)が重視されることを考えると、過去にクレジットカードやローンで支払いの延滞などがなければ、年収200万円程度でも十分審査をパスできると考えられる。

その逆に、年収がそれなりに高くても、過去に延滞などがあれば審査落ちとなるケースもありうる。また、クレジットヒストリー重視ということで考えるなら、キャッシングやローンの借入額が多かったり、半年以内に他社のクレジットカードを申し込んでいたりするケースなども審査へ不利に働きそうだ。

「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」も審査目安は年収300万円程度?

「Orico Card THE POINT」の上位グレードには、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD(オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド)」というクレジットカードがあり、その申し込み資格は「原則として年齢20歳以上 安定した収入がある方」となっている。

こちらはクレジットヒストリーに問題がなければ年収300万円程度で審査にパスできると考えられている。他社ゴールドカードの多くが年収300~400万円以上でないと審査をパスしないといわれることから、審査のハードルは比較的低いといっていいだろう。

5, 「Orico Card THE POINT」シリーズのメリット3,豊富なトラベル系の優待・サービスが用意されている

このシリーズはトラベル関係の優待が充実しているのも特徴として挙げられる。

「Orico Card THE POINT」のトラベル特典

年会費無料の「Orico Card THE POINT」のトラベル関係の優待には
  • 海外ツアー最大8%オフ
  • 国内ツアー最大5%オフ
  • レンタカー予約サービス海外最大15%・国内最大20%オフ
  • 空港手荷物宅配サービス優待
  • 海外Wi-Fiレンタル優待
などがある。旅行保険は用意されていないものの、年会費無料と考えればこの特典はお得だろう。

「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」のトラベル特典

年会費がかかる「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」では上記のサービスに加えて、さらに旅行保険が充実。下記にその詳細を紹介しておこう。

海外旅行傷害保険
死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
携行品損害 20万円(免責1事故3,000円)
賠償責任 2,000万円
救援者費用等 200万円

国内旅行傷害保険
死亡・後遺障害 1,000万円

ショッピングガード(ショッピング保険)
1,00万円(免責金額1万円)


6,その他のメリット 「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」なら独自の優待サービス「Orico Club Off」「Mastercard TASTE OF PREMIUM」が利用可能

「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」限定にはなるが
  • 「Orico Club Off」・・・国内外のホテル・温泉旅館・遊園地・テーマパーク・映画などを優待価格で利用可能
  • 「Mastercard TASTE OF PREMIUM」・・・MasterCardブランドを選んだ場合、海外旅行で上位カード向けの便利なサービスを使える優待サービスも利用可能
といったサービスも用意されている。

7,「Orico Card THE POINT」シリーズの2つのデメリット ポイント有効期限の短さなど

年会費も無料、もしくは安く、ポイントも貯まりやすいクレジットカードだが、デメリットもある。

デメリット1,ポイント有効期限が12ヵ月後と短い

ポイントの有効期限は獲得月を含めて12ヵ月後の月末と、比較的短いこと。そのため、せっかく貯めたポイントをムダにしないように、移行・交換可能な単位になり次第、こまめにポイントを使ったほうがいい。

年間利用額が少ない場合は交換可能な単位まで貯められないこともあるので注意したい。

デメリット2,「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」は空港ラウンジサービスが用意されていない

「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」はカード名に「ゴールド」とあるにもかかわらず、一般的なゴールドカードによく用意されている国内主要空港ラウンジサービスが付帯しない。そのことから、実際のグレードとしては、普通カードとゴールドカードの中間的なカードと考えたほうがよさそうだ。

8,「Orico Card THE POINT」シリーズの賢い使い方とは?

ここで紹介している2枚のカードがポイントを貯めやすい超高還元カードであることは確かだ。このうち、「Orico Card THE POINT」のほうは年会費無料ということもあり、とりあえず持っておいて損のないカードといっていいが、旅行傷害保険やショッピング保険が付帯しない点はデメリットとなる。

そのため、旅行傷害保険付きのクレジットカードをほかに持ち、このカードはポイントを貯める用途に特化した使い方をしたほうがいいだろう。また、ショッピング保険がないので、高額商品の購入にも向いていない。

9,どちらを選ぶかは旅行傷害保険が重要な判断要素に

ここで紹介した2枚のうちどちらを選ぶかという点については、旅行傷害保険の付帯するクレジットカードをすでに持っているなら、旅行傷害保険は付帯しないものの年会費無料で気軽に作れる「Orico Card THE POINT」をまず検討するべきだろう。

旅行傷害保険が付帯するカードをまだ持ってないなら、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」の方を検討しよう。だが海外では医療費が非常に高額となることがあるので、いずれにしても、ほかのクレジットカードの旅行傷害保険か旅行代理店などで購入した保険と併用したいところだ。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

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