米国の富裕層の資産額はいくらか?

2019.9.28
FINANCE
(画像=Getty Images)
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モトリーフール米国本社、2019年8月13日投稿記事より 

「お金持ち」とか「富裕」という言葉の感じ方は、人によって異なります。

生活必需品すべてを買う余裕があればお金持ちだと感じる人もいれば、億万長者にならなければ真の富裕ではないと考える人もいます。

チャールズ・シュワブの調査によると、米国人は、富裕層と見なされるには平均して227万ドル(約2億4000万円)の資産が必要だと考えています。

多くの米国人は楽観的であり、将来これを達成できると考えています。

60%の米国人はいつか自分が富裕層になると考えており、17%は今後5年以内に富裕層になれると答えています。

その一方で、Insured Retirement Instituteによると、ベビーブーム世代の約半数には貯蓄が全くなく、この目標を達成は困難と考えられます。

銀行に227万ドル置いておくことで、お金持ちになった気分になれるかもしれませんが、安心できるとは限りません。

特に定年退職に向けて貯蓄している場合はなおさらです。

一部の人にとって、227万ドルは定年退職後に必要以上の金額になるかもしれませんが、もっと必要と考える人もいるかもしれません。

退職後の生活に豊かさを感じるためにどれだけの金額が必要かは、それぞれの状況によって異なります。

ゆとりを持って退職するためにどうすべきか

ゆとりを持って退職するためにどれくらいのお金が必要かどうかは、各人の退職後の生活によって異なります。

別荘を購入するのか、世界旅行をする予定であるのか、家族と家でくつろいで楽しむのか、などを考えるべきです。

まずは、退職関連予算を作成しましょう。

これにより定年退職時に、退職後に毎年必要と考えられる金額を見積もることができます。

考慮すべきもう1つの重要な要素は、退職後の生活が何年くらいになるかを把握することです。

自身の健康と親族の寿命を見て、平均寿命を推定しましょう。

こういったことを考えることは楽しくはありませんが、人生の残りの時間を、可能な限り金銭的に安定して過ごせるようになるでしょう。

これらの検討事項を念頭に置き、退職にかかる費用を計算しましょう。

現在の金銭的状況が理想とは程遠い場合でも、ゆとりをもって退職できないという訳ではありません。

その目標を達成するために少しずつ努力する必要があるということです。

将来豊かに退職するために、今は節約する

定年退職するまでに227万ドルを貯蓄として持ちたいとします。

これは大きな目標ですが、どれだけの貯蓄、退職までの期間、節約する覚悟があるかによって達成することは可能でしょう。

定年退職のために何も貯蓄がない30歳の場合、67歳までに貯蓄を227万ドルにするためには、年率7%のリターンを想定した場合、毎月1200ドル投資する必要があります。

40歳の場合、毎月2500ドルを投資しなければいけません。

繰り返しになりますが、毎月同額を投資できる場合、余裕をもって退職することができるでしょう。

しかし、達成可能な目標のためにどれだけを節約できるのかを現実的に把握することも重要です。

海外旅行や贅沢な趣味に年間10万ドルを費やすなど、優雅な退職生活を送ることもいいかもしれません。

しかし、これを達成するために今後数十年は必要最低限​​で暮らしていくことを意味する場合、本当にそうする価値があるかどうかを考えたほうがいいでしょう。

(訳注:日本では「老後資金が2000万円不足する」試算が話題になっていて、米国の2億円超の話はほど遠いと考えられます。しかし、この記事は米富裕層に的を絞っており、さらに米国には日本のような公的な医療保険制度がないため、老後に多大な医療費を考慮する必要があります。)

文・モトリーフール編集部/提供元・The Motley Fool Japan

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