キャッシュレス決済アプリの中でも、順調にシェアを獲得している「楽天ペイ」。各社がキャンペーンを行い顧客獲得競争が激化する中、なぜ楽天ペイが人気なのだろうか。楽天ペイのメリット・デメリット、お得に使う方法を紹介する。

楽天ペイの特徴――ネットショッピングでも使用できる高い利便性

楽天ペイは、PaypayやLINE Pay同様、キャッシュレス決済のアプリだ。バーコードをかざすだけで決済ができ、ポイントもつくということで利用者を伸ばしている。ローソンやファミリーマートなどの大手コンビニの他、外食、アパレルなどを中心に加盟店を増やしている。

楽天ペイの最大の特徴は、ネットでも使えることだろう。Paypay、LINE Payは基本的に実店舗での利用を想定しているが、楽天ペイは実店舗に加えて、楽天はもちろん、他のネットショップでも使うことができる。IDとパスワードを入れれば決済に進むことができるので、サイトごとに情報管理する必要がなく、シームレスに決済ができる。ネットでも使えるので、オンラインショッピングはもちろんのこと、映画の予約などにも使うことができる。

楽天ペイのメリットは?――日々の買い物で貯まるポイントや購入履歴管理など

では、実際に楽天ペイを使うメリットには、どのようなものがあるのだろうか。代表的なものを紹介しよう。

メリット1 小銭不要で、財布もスッキリ

キャッシュレス決済全体に言えることだが、小銭を持つ必要がなくなることは大きなメリットだろう。レジの前で小銭を探してもたつくことがなくなれば、ストレスフリーな買い物ができる。

メリット2 購入履歴管理も簡単

購入履歴が残る、というのも大きなメリットだろう。現金払いでもレシートで購入履歴を管理することはできるが、財布の中でかさばったり、失くしたりすることもある。また、合計でいくら使ったかは計算しないと分からない。家計簿としてうまく活用すれば、日々の出費を節約できるかもしれない。

メリット3 ポイントが貯まる!楽天カードならさらに倍!

楽天ペイならではのメリットといえば、やはり楽天スーパーポイントが貯まることだ。楽天ペイでは、200円使うごとに楽天ポイントが1ポイント貯まる(還元率0.5%)。さらに、楽天カードを登録カードにすれば、100円ごとに1ポイントと還元率が倍(1%)になるのだ。

メリット4 Edyやポイントでも支払いができる

クレジットカードだけでなく、Edyやポイントでも支払いができるのも楽天ペイのメリットだ。貯まったポイントで支払いをすれば現金の出費を抑えられるし、Edyや楽天スーパーポイントは多くのキャンペーンを実施しているので、ポイント還元率が高い時がある。そういったタイミングでお得にポイントを貯めて支払いに使えるのは、独自の経済圏を持つ楽天ならではだ。

楽天ペイがお得に使えるクレジットカード「楽天カード」

楽天ペイに登録すべきクレジットカードは、やはり「楽天カード」だ。他のクレジットカード(還元率は0.5%)に比べて、楽天ペイのポイント還元率が2倍の1%になる。カード決済でも1%のポイントをもらえるので、合計で2%の還元となる。日常的に使用すれば、かなりのポイントを貯められるはずだ。

過去に、楽天カードを登録した楽天ペイ限定のキャンペーンがあった。今後も、このような楽天カード限定のキャンペーンが実施される可能性は高い。

楽天ペイを活用して、お得に買い物を

キャッシュレス決済の中でも楽天ペイは、Edyやスーパーポイントが使える、楽天カードを登録すれば還元率が倍になるなど、楽天ユーザーにとって非常にお得な仕組みになっている。楽天ユーザーは楽天ペイを使うとメリットが増えるし、楽天カードをまだ持っていない人は、これを機にクレジットカードを見直してみるといいだろう。

文・MONEY TIMES編集部
 

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