プラチナカード比較 代表的クレジットカードの年会費や限度額も紹介

2018.11.11
FINANCE
(写真=Chermen Otaraev/Shutterstock.com)
(写真=Chermen Otaraev/Shutterstock.com)
ステータスのあるクレジットカードとして憧れの対象となっているプラチナカード。今回は各社のプラチナカードの特徴を比較。年会費や利用限度額、申込み条件や審査難易度、優待・サービスなど、各プラチナカードの特徴と、選ぶ際の注意点も含めて紹介しよう。

プラチナカードとはどんなカードなのか?

一般的にプラチナカードとは、ゴールドカードよりも1ランク上のカードを指す。ステータスとしては、一般カード→ゴールドカード→プラチナカードの順に高くなる。なお、券面は高級感のあるプラチナカラーかブラックカラー、メタル素材であることも多い。

通常、プラチナカードは最上位カードに位置付けられている。しかしカード会社によってはさらに上位のカードが存在することがあり、またゴールドカードが最上位カードで、プラチナカードが存在しないこともある。

他社プラチナカードと同等かそれ以上のスペックを持つゴールドカードも存在するので、単純にプラチナカードがゴールドカードよりもスペックが高いとは言えない。だが、同じ会社でゴールドカードとプラチナカードが存在する場合、後者のほうが特典や付帯保険が充実していると考えていいだろう。

プラチナカードの年会費と利用限度額を比較

年会費はカード会社によって大きく違う。たとえば、オリコカードのプラチナ(Orico Card THE PLATINUM)は2万円(税込)、JCBプラチナは2万5,000円(税別)、三井住友プラチナカードは5万円(税別)、アメックス(アメリカン・エキスプレス)のプラチナカードは13万円(税別)となっている。アメックスの年会費は、オリコの6倍以上だ。

同じカード会社のプラチナカードなら当然ゴールドカードよりも利用限度額は高くなる。基本的には年会費が高ければ利用限度額も高く、たとえば年会費2万円(税込)のオリコ・プラチナカードでは最高300万円であるのに対し、年会費5万円(税別)の三井住友プラチナカードでは原則的に300万円からとなっている。

もともとアメックスは、一般カードであっても一律の利用限度額が設けられておらず、会員の利用状況や支払い実績などで異なる。無制限に使えるわけではないが、それなりのまとまった支払いに対応できると考えていいだろう。プラチナカードともなれば、相当な金額でも一度に決済できるだろう。

プラチナカードの申し込み条件と審査難易度は?

プラチナカードの申し込み条件として、カード会社からのインビテーション(招待状)が必要となるケースがある。インビテーションが届くのは多くの場合、すでにそのカード会社のゴールドカードを持ち、それなりの利用実績がある人だ。アメックスのプラチナカードもかつては招待制をとっていたが、現在ではウェブサイトなどからの申し込みが可能だ。上記で紹介している他のカードも、同様にウェブサイトなどからの申し込みができる。ただし、審査のハードルが下がったかどうかは、詳細な条件の記載がないため不明だ。

クレジットカードの審査基準は各社とも明らかにしておらず、その部分はブラックボックスと言っていい。ただしプラチナカードの場合は、それなりの年収や社会的ステータスがなければ審査をパスできないと考えたほうがいいだろう。

プラチナカードの優待・サービスを紹介

プラチナカードでは、ゴールドカードよりもランクアップした優待やサービスを受けることができる。たとえば、ゴールドカードで国内空港ラウンジが無料で利用できるとすれば、プラチナカードでは海外空港ラウンジも無料で利用できるなどだ。また、優待を受けられる店舗やホテルのグレードも上がると考えていい。旅の手配やチケットの予約などについて、専任スタッフがさまざまな相談に乗ってくれるコンシェルジュサービスが付帯することも多い。上記のプラチナカードの具体的な特典やサービス内容を比較してみよう。

国内・海外旅行傷害保険

プラチナカードでは旅行傷害保険の補償金額も億単位となることが多い。たとえば、オリコ、JCB、三井住友カード、アメックスのいずれも、プラチナカードでは国内・海外ともに最高1億円の旅行傷害保険が付帯している。ちなみにアメックスのゴールドカードの場合は最高で5,000万円である。

空港ラウンジの無料利用

空港ラウンジサービスについては、同じプラチナカードでもカード会社によって大きく異なってくる。

オリコのプラチナカードには、空港ラウンジサービス「Lounge Key(ラウンジ・キー)」が付帯され、世界650ヵ所のラウンジを年間6回まで無料で利用できる。また、国内主要空港のラウンジなら回数は無制限だ。

一般的な空港利用回数ならこれでも十分だが、海外旅行をする機会が多い人なら、世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジを無料利用できるサービス「プライオリティ・パス」が付帯したJCBプラチナや三井住友プラチナカードのほうが適しているかもしれない(※三井住友プラチナカードは他のサービスとの選択制となる)。

空港ラウンジサービスが充実しているのがアメックスのプラチナカードで、「プライオリティ・パス」に加えて、7つのラウンジサービスの利用が可能となっている。

ホテルやレストランなどの優待

実のところ、ゴールドカードと比較して、ホテルやレストランでの優待が大きくランクアップするプラチナカードはそう多くない。

その中で目立つのが、アメックスのプラチナカードの「フリー・ステイ・ギフト」だ。これは1年に1度、国内の対象ホテルで一泊できる無料宿泊券がプレゼントされるというもの。そのほか、チェックイン時の空室状況により部屋がアップグレードされたり、アーリーチェックイン/レイトチェックアウトや朝食などがサービスされたりする「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」なども、プラチナカードの名にふさわしいサービスと言える。

そのほかの付帯保険

カードで購入した商品の破損や盗難による損害を補償するショッピング(お買い物)保険についても、プラチナカードはゴールドカードよりも大きな金額まで補償してくれることが多い。たとえば、オリコのプラチナカードでは最高300万円、JCBプラチナ、三井住友プラチナカードでは最高500万円のショッピング保険が付帯する。

プラチナカードを選ぶ時の注意点は

プラチナカードの年会費は基本的に高額なので、ステータス感だけでなく優待やサービスが本当に必要かどうかをよく考えて選びたい。海外旅行へ頻繁に行く人や高級ホテルをよく利用する人なら、高額な年会費に見合ったサービスを享受できるだろう。だが、そうでなければ、ただ高額な年会費を支払わされているだけ、という結果になってしまう。

利用限度額や空港ラウンジ無料利用の点でゴールドカードに物足りなさを感じている人、もしくはプラチナカードのステータス感を味わいたいという人なら、まずは年会費が手ごろなカードで“プラチナデビュー”してみてはいかがだろうか。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

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